ほんの紹介ていどですが

わたしが読んだ本の紹介です。書評なんてあつかましい。ほんの紹介ていどです。

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夕凪の街 桜の国

夕凪の街 桜の国(こうの史代/双葉社/¥800)

この国の言う戦後は最早六十の齢を重ねた。
広島,長崎に郷をもつものにとっては,被爆から六十年という長いときを経,あの現実が夢だったのではないかと思わせる街の繁栄に戸惑いの念もあるのでは。
世界唯一の被爆国日本から平和の願いを発信しようと,多くの人が様々な活動に尽力されてる。
こうの史代さんが描いてくれたヒロシマもそのひとつに間違いない。
はじめ物語の舞台は昭和三十年。あの惨劇から十年後の広島に暮らすふつうの人の話である。
途中,こう彼女はいう。
「このお話はまだおわりません 何度夕凪が 終わっても 終わっていません」
広島は瀬戸内海の海辺の街,太田川の流れに蓄えられたデルタの街。夕凪は毎日あって終わることなく繰り返されている。
原爆は過去のこととしてではなく,今のことなのです。間違いなく終わっていないのです。
戦死者の遺族の悲しみ,空襲の恐ろしさ,玉砕の惨さなど,そういった物語とはひと味違う,人のさわやかさの中に切なさの漂う温かなそして大きな大きな祈りを感じました。

書籍の紹介
http://shinchosha.co.jp/cgi-bin/webfind3.cfm?ISBN=474001-2

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