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神奈川・秦野発!「猛禽類保護最前線」
【PJニュース 03月09日】− 里山に棲むオオタカなどの猛禽類が繁殖に入る前のこの時期までに、神奈川オオタカ保護連絡会(秦野の自然と環境を守る会、伊勢原の自然と環境を守る会など)は観察の準備を終えなければならない。繁殖に影響を与えないため、営巣地に入るのはこの時期が最後になるからだ。5日には2カ所、営巣木近くに観察カメラを設置した。離れた位置でモニター観察と記録とを行うためだ。
オオタカはこれから巣をととのえ、産卵する。その様子を観察することによって何か障害があれば、保護のために必要な対策を講じることができる。カラスやケモノなどの外敵から卵やヒナを守ることは難しいが、密猟やカメラマンなど人為的な障害に対しては強力な防護策となる。
丹沢の麓ではクマタカ、オオタカ、ノスリ、ハヤブサ、ハイタカ、チョウゲンボウ、トビなど多種の猛禽類を目視で同時観察することができる。同会によれば、「これだけの猛禽類が狭い範囲に棲息しているのは過密ともいえる状況で、開発などによって棲息環境が狭められているのではないか」という。人との接点にある里山の猛禽類の棲息環境を守ることは難しく、同会の果たすべき役割はますます大きい。【了】
パブリック・ジャーナリスト 為我井 太一【神奈川県】livedoorNEWS
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