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アマミノクロウサギ:被害防止策、道路沿いにフェンスや標識 /鹿児島
◇野生生物保護協、設置推進決める
希少生物の保護対策を協議する奄美野生生物保護対策協議会が12日、県大島支庁会議室であり、03年から増えているアマミノクロウサギの道路周辺での被害防止策を協議した。野生化した犬や猫に襲われたものもあるが、車によるとみられる被害が多いため、道路沿いに野生生物の進入を防ぐフェンスや注意標識の設置などの対策を進めていくことを確認した。
会には県や地元5市町村の保護担当職員、環境省奄美野生生物保護センター職員など約30人が出席。県環境保護課がアマミノクロウサギの被害について、02年までの報告は5件前後だったが、03年からは20件前後に、05年は30件に増え、「交通事故と思われる被害もあった」などと説明した。
協議では、被害が国道や県道、山中の林道などで広く発生しているため、アマミノクロウサギが道路周辺に活動範囲を広げている可能性が指摘された。このため、道路沿いに設置できるフェンスや標識などの具体的な対策を道路管理者などの小グループで論議していくことになった。【神田和明】
9月13日朝刊
(毎日新聞) - 9月13日18時2分更新
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