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〜こんな夢を見た〜(byクロサワアキニャ監督)
「私は根っからのタイガースファンだ。
戦後間もないころから、今までずっと虎の戦いぶりを見つめてきた。
この間のある晩、私はこんな夢を見た。
所は甲子園、マウンド上にはリリーフエースのクボニャ、
バッターボックスは宿敵ジャイアンツのプリンス、ヨシノブ。
9回表、優勝まであと一人コールが響く中、
クボニャは渾身の力を込めてストレートを投げ込んだ。しかし、
コーン!
ヨシノブの放った打球は、乾いた音とともに、左中間へ飛んでいく。
左打者のヨシノブに対し、あらかじめライト寄りに守っていたセンターの
ニャカホシは、その類まれなる走力を持ってしても追いつけそうにない。
頼みはレフトの頼れる兄貴、ベテランのカニャモトだけだ。
カニャモトは追った。追って追って追いまくった。
どうみても、あと数メートル足りない。
フェンス越えは間違いない。
と!
その時奇跡が起こった。
カニャモトは、走りながら、猫に変化した。
(ルール上、変化しても罰則はないらしい。)
そして、すばらしい足並みでボールを追い越した。
あ、すぐそこフェンスだ!
カニャモトはジャンプ一番!
そして、先回りする形でスタンド内の樹木を駆け上がると、
グラウンドの方を振り向き、そしてやってくるボールに向かって飛んだ。
カクテル光線に映えるその姿は美しかった。。。
かくして、カニャモトの超ファインプレーによって、
その年もタイガースが優勝したのだ。
写真は、そのときの記憶を映像化したものだ。
勝利に向かって駆け上る猫、
まさに、タイガースを象徴する姿ではないか。。。
ん?そうだ、話はこれだけだ。
眉唾っぽいって?
なあに、あなたもあと10日待てばわかるさ。。。」
(撮影地:神奈川県三浦半島南端市の島)
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