◆昼猫夜猫(本館)◆
JENS WeBlogにて掲載していたもののリニューアル。
画像は当時UPしたものでなく、元画像から作成し直し(大きさとか)。
今回のは、夜猫に出会えて嬉しくて思わずフラッシュで撮ったものにとってつけた文^^;
『8月最後の日の夜猫』(2005/09/02)
確か黒トラの方が“マル”、
茶トラの方が“モロ”、
そんなような名前だったと思う。。。。。
コンビ名は忘れた。
とにかく、その時、
俺が少し近づいただけで、その2匹の猫は
こちらを振り返った。
彼らの目は、期待に輝いていた。
「呼んだ?」
「呼んだ?」
呼んでないよ。見てただけ。
「笑った?」
「笑った?」
う〜ん、漫才やってるのはわかったけど、
それほど面白くなかったなあ。
「ひどいわ!」
「ひどいわ!」
ごめん。
気を悪くしないでくれ。
「そんなにダメだった?」
「そんなにダメだった?」
ダメじゃないけど、爆笑とまではいかないよ。
「そっかあ。。。。。」
「そっかあ。。。。。」
あ、別のネタあれば見てみたいけど。。。。。
「ふふふ、いいよ」
「ふふふ、いいよ」
2匹は今度はこちらを向いて、別のネタを始めた。
しかし、やっぱりいまいち。
修行がたらないのかなあ、それとも
感性の違いなのかなあ。。。。。
芸人魂が見えてこない。
やがて苦しいオチが来る。
俺は仕方なく、本心を表情に出さないように
作り笑いを返した。
「どうだった?」
「どうだった?」
オッケイだよ。グッジョブ。。。。。
「漫才大賞狙えるかな?」
「漫才大賞狙えるかな?」
そうなあ。。。
俺にはレベルが高すぎてよくわからん。
師匠とかに聞いてみたら?
あ、君らは師匠とか先輩いるの?
「いないよ」
「いないよ」
どこかに弟子入りしたとか
吉本に入ってるとかじゃないんだ。。。。。
「無理だよ、そんなの」
「無理だよ、そんなの」
え〜?チャレンジしたら?
「だって私たち猫だもん」
「だって私たち猫だもん」
「ねえ〜っ!」
声をあわせた2匹の瞳は、
ちゃめっけたっぷりに光っていた。
それにしてもこの雰囲気、どこかで
見たような聞いたような感じなのだが。。。。。
(撮影地:神奈川県川沿市)
『8月最後の日の夜猫 -after-』(2005/09/04)
変なコンビだった。。。。
それにしても、2匹の息あってたなあ。。。。
あれはあれでひとつの芸だね。
ひょっとして、おちょくられたかな?(と、今頃気付く)
いかんな、あんなひよっこになめられたままでは。
。。。。。
。。。。。
。。。。。
気になるな。。。。。
もっかい戻って見てみようかな。
俺は100mほど行った所から先ほどの場所へ
くるりと引き返したのだった。
「ああ、疲れた疲れた」
「ほんとに疲れた疲れた」
「せやけど、なんであんなとこにド素人がおったん?」
「何でやろな」
「普通はあたしらのこと、見えへんはずやけど」
「でも、たまにおるっちゅうで、そんなやつ」
「あれであたしらのイメージ、網膜と鼓膜に十分焼きついたやろか?」
「どうやろなあ。。。。。」
「これで噂が噂を呼んで、あたしら見に来るやつ増えるやろか?」
「そやなあ、そしたらステージデビューやなあ」
「デビュー!いよいよかあ!」
「おうよ、のしあがるでえ!」
「やるでえ!」
2匹はこちらを振り返った。
「あ、さっきの人や!」
「あ、さっきの猫や!」
2匹は顔を見合わせた。
「人?猫?」
「猫?人?」
俺は“さすらい猫”ってんだけど、どっちに見えたの?
「それはどうでもいいけど、さっきから。。。。。」
「それはどうでもいいけど、さっきから。。。。。」
いいけどさっきから何?
何かネタっぽいな。
。。。。。
2匹あわせて
「何見てんのよ!」
。。。。。
そんなオチじゃ、やっぱ漫才大賞無理だね。。。。。
(撮影地:神奈川県川沿市)
この2匹の名前は、漫画『XXXHOLiC』の登場キャラの名から。
全体的に無理矢理感強いなあ〜w
『3日前の夜猫』(2005/09/05)
ジョバンニャは、ため息をつきました。
「ここまで、本当のそれを求めて僕は長い旅を続けてきた。いつのまにか、一緒に旅をしていたはずの友、ニャンパネルラもいなくなってしまった。旅の終わりはあるのだろうか。。。。。」
ジョバンニャは、とてもむなしくて、せつなくて、涙が出そうになりました。
けれども今では、ニャンパネルラからもらったこのチケットを持っていれば、道の続きがどんなに険しい所へ続いていようとも、どこまででも行けるような気がするのでした。
ほどなくして、明るかった道が途切れ、その先が闇の中へ溶け込んでいく地点に差し掛かりました。
ジョバンニャはそのまままたいで数歩進むと、疲れ果てて座り込んでしまいました。
そのときジョバンニャは初めて、自分のたどって来た道を振り返り、悟ったのでした。
「もう、僕は一線を越えてしまったんだ、こっから元に戻ることはできない。もう何があろうとも、この先の闇へ進むしかないんだ。。。。。」
ジョバンニャは一息つくと、幻のねこまんまを求めて、再び旅を続けるのでした。。。。。
(撮影地:神奈川県川沿市)
銀河鉄道の夜っぽく。道路の境目のコントラストの違いから妄想妄想w
やっぱり無理矢理感強いなあ〜w
『4日前の夜猫』(2005/09/06)
おや?そんなところでどうしたんですか、常田猫さん?
「うむ。。。。。あれ〜は〜。。。。。いった〜い、なん〜じゃろ〜か〜。。。。。
なんぞ〜、。。。。。小ィ〜さな〜、。。。。。緑ィ〜色〜した〜、。。。。。
バッタ〜にも〜、。。。。。見え〜るし〜、。。。。。葉っぱ〜かも〜しれん。。。。。
さっき〜から〜見て〜ても〜、。。。。。ぴく〜り〜とも、動きゃ〜せん。。。。。
ちょいと〜足〜を〜、伸ば〜しあ、ええん〜だけ〜ども〜、。。。。。
ちと〜、おっくう〜じゃ。。。。。
。。。。。
あんた〜、見て〜来て〜くれ〜んかの?」
いいですよ。ちょっと待っててください。
お待たせ、ありゃ、葉っぱですね。
「ほ〜う、。。。。。やっ ぱり〜か。。。。。
ただ〜の〜葉っ ぱじゃっ たか。。。。。
。。。。。これ〜で〜、安〜心して、眠〜れる〜わい。。。。。」
よかったですね。。。
ところで、市原猫さんはどこ?
(撮影地:神奈川県川沿市)
かつてあったTVアニメの『日本昔ばなし』っぽく。道路に落ちてた物体から妄想妄想w
声聞いたことないとイメージできんやろなあ^^;