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先生がやさしいのと、月1回のまったりレッスンのおかげか、私のピアノのおけいこは6か月になりま
した。
アメージンググレイスとの格闘はまだ続いています。前半部分を両手でという課題は、だんだんつっか
える回数が減ってきたという、微々たる進歩です。それでも最初と比べると、楽譜を目で追うのに余裕が
出てきたというような分かりやすい進歩もみられ、もう少し頑張ろうという気分になります。
初めて弾く、バイエルも新鮮です。でもバイエルの曲って、小学校1年生の音楽の教科書に載っていた
曲が何曲もあるのです。はるか大昔、ピアニカで弾いた記憶が蘇りました。
合間に先生との連弾(派手な伴奏は先生)で華やいだ演奏気分を味わい、退屈しないレッスンです。
弾きたい曲があったら持ってらっしゃいと言われていたので、全音ピアノピースの「ヘンデルのサラバ
ンド」を恐る恐る持って行きました。私には、オタマジャクシが多すぎる楽譜なのです。
この曲にたどり着くのには長い年数がかかりました。どこかで聴いて、気になる曲だったのですが、曲
名が分からなかったのです。バロックのチェンバロの曲らしいということまではわかったのですが、それ
だけでは探せません。
10年以上経ってから、NHKの「ドキュメントアウシュビッツ」という番組のエディングでこの曲を聴
きました。早速NHKのホームページのお問い合わせにメールして聞いてみました。
すぐにメールで返答がありました。さすが「皆様のNHK]です。「お問い合わせの曲はヘンデルのサラバ
ンドという曲です。」
教えてもらってケチをつけるのもなんですが、これはあまり親切な答えではありません。「サラバン
ド」というのは舞曲の形式の名前なので、これだけで曲を特定できないのです。それでもヘンデルとサラ
バンドは大きなヒントとなって、検索しまくった結果、曲名にたどり着きました。ヘンデルの「チェンバ
ロ組曲ニ単調」の中のサラバンドです。曲名が分かればCDも探せます。「ヘンデル チェンバロ組曲 〜
調子のよい鍛冶屋〜 中野振一郎(チェンバロ)」というCDも購入しました。
これを聴いているうちに、この曲をピアノで弾いてみたいなあという無謀な考えが頭に浮かんできたの
です。私には難易度が高すぎる曲でしたが、先生は「右手だけで、和音の一番上の音だけで弾いてみて」
と難易度を大分下げてくれました。こういう技?もあるのですね。何年格闘することになるのかわかりま
せんが、楽しみです。
ちなみにヘンデルのサラバンドは、映画「風の谷のナウシカ」の「ナウシカレクイエム」に少し似てい
ます。
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