京都大霊長類研究所(愛知県犬山市)の松沢哲郎教授ら日米共同グループの研究で、 野生のチンパンジーは人間のように子どもを産めなくなる老年期を迎えることがなく、 寿命に近い40歳を超えても子を産み続けることが分かった。米科学誌「カレント・バイオロジー」 12月18日号に発表する。 京大霊長研のほか、京大大学院理学研究科、米国ハーバード大がアフリカのタンザニア、 ウガンダ、ギニア、ガンビアの4カ国6カ所での野生チンパンジーの長期継続観察をまとめて解析した。 解析によると、野生チンパンジーの寿命は最長で約50年。ゼロ歳児の平均余命は15歳で、 40歳以上まで生きる個体は全体の7%にすぎなかった。 平均すると13−15歳で子どもを産み始める。平均の出産間隔は6−8年で、人間よりもかなり 長かった。繁殖期のピークは平たんで長く、40歳を超えても、死ぬまで産み続けることが分かった。 (中日新聞) |
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