伊平屋村が村長公用車一台を今年三月に処分する際、 競売にかけずに西銘真助村長本人に払い下げていたことが五日までに分かった。 西銘村長は業者が査定した下取り価格十三万円で落札した。新車価格で五百万円以上する国産高級車だけに、「村の台所事情が厳しい中、財政の私物化と誤解されかねない」「入札すればもっと高く売却できたはず」との批判も出ている。 一方、西銘村長は「八年以上使っている車であり、業者が査定した適正価格で買い取った。 事前に議会に報告もしている」と反論している。 村長に払い下げされたのは、村長の出張時などに利用する白のトヨタ・クラウンで普段は今帰仁村の運天港の駐車場に止めてある。村が一九九八年九月に業者とリース契約し、五年契約が切れた二〇〇三年に村が二十一万円で買い取った。 さらに三年半後の今年三月に、業者が査定した十三万円で村長が購入。 走行距離は約十一万キロで、カーナビなどの装備が付いているという。車検の期限まで半年残ってた。 車に詳しい村出身者は「普通なら少なくとも六十、七十万円以上はするのではないか。 十三万円で高級車が手に入るなら私が買いたいくらい。村財政は火の車。 村長だけ優遇されているように見える」と厳しい見方だ。 同村では、村議や職員も含めて本島に出張する場合は主に自家用車を使い、村は距離に応じて所定の実費を支払っている |
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