世界的な農作物の価格上昇にあえぐ食品業界。中でもチョコレート各社に、新たなコスト増の 要因がのしかかる。昨年厚生労働省が始めた残留農薬規制強化の影響で、原料のカカオ豆の調達が 滞っているからだ。農薬が付着しやすい豆の皮を除去して製造した半製品を輸入すれば問題はないが コスト増は確実。クリスマスやバレンタインなど需要が高まる冬場を前に、各社は対応に追われて いる。(西井由比子) 農薬規制に違反し、メーカーに届かなかったカカオ豆は2006年で約5000トン。規制強化前の05年 (25トン)の200倍に膨れ上がった。 06年のカカオ豆輸入量(約7万トン)に占める違反分の比率は約7%と少ないが、日本で好まれる 風味のガーナやエクアドル産が大半を占めるため、生産に与える影響は大きい。 業界団体の日本チョコレート工業協同組合(東京)はカカオ豆を半製品に加工して各メーカーに 販売しているが、豆の入手が困難になり、在庫でしのいでいる状況。現状では、来年春にも在庫が 底をつく見通し。 ▽News Source Kobe Shimbun Web news 神戸新聞 2007年10月12日
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/kz/0000689951.shtml |
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