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先日伊勢の名物である赤福もちの製造日偽装表示が発覚した。
老舗で、日本を代表する和菓子でもある赤福もちは、34年前からの偽装を行っていた。残念ながらこの偽装もひとつの伝統なのだろう。また、最近では、お馴染みの北海道の白い恋人も賞味期限偽装表示で悪名をとどろかせたわけだが、時期としては、白い恋人の方が先に摘発されていたのだが、このニュースを見ても、我関せずでもちを作っていたとは、実に悪どい集団である。
この善悪の判断がまともに出来ない店は和菓子界から退場すべきであり、また、一従業員であってもその罪は軽くない。これらは一つの会社であり、まじめに和菓子を作っている会社やお店では大きな迷惑だと思う。一つの会社ぐるみでもたちが悪いのに、業界全体が腐っているとしたら、もう話にならない。
まさにその話にならないのが、名古屋コーチンである。このなんちゃって名古屋コーチンである事がバレテしまった商品の約7割が加工品だったのだが、当初この調査対象から加工品が外されていたのだ。この無意味な調査姿勢を行おうとした組織が独立行政法人「農業・食品産業技術総合研究機構」である。多くの批判を受けて結局は加工品も調査対象に入れることになったのだが、問題はこの先にある。
この加工品の調査対象に、名古屋コーチン普及協会の杉本 勇会長が理事長を務める名古屋市南部食鶏加工協同組合の加工品が含まれているか答えられないと言うのだ。徹底的に調査できなければ意味がない。このような中途半端な組織が中途半端な調査をして、適当なところで落としどころを探るやり方で決着する事だけは避けたい。このように産業のトップが偽装に厳しくないのは実に哀れな事だと思う。自信持って白と言い切れるなら、自ら自分の加工品を提供するべきではないだろうか?それが名古屋コーチン関連で生活している人たちへの組織のトップとしての責任ではないだろうか?
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