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川向こうに見える北朝鮮。ちなみに、この日の天気は曇り。
さて、自由の橋を出発したバスは、今度は統一展望台(오두산 통일전망대)に向かいます。
この展望台は漢江(ハンガン・한강。ソウルを南北に分けるように流れている川です)と
臨津江(イムジンガン・임진강)が合流する地点の韓国側に建てられたもので、
川向こうの北朝鮮を見ることができます。
ここで、北に向かって私たちはたくさん歌を歌いました。
まずは「空はひとつ」という意味の歌。
歌ってる人のペースがつかめるまで、私はみんなの方を向いてリードしていました。
そして“もう大丈夫だな”と思って正面を向いたときに、写真の景色が飛び込んできました。
なんか、この写真じゃあたしが感じたことの1/100も伝わらないな…。
写真が下手なんですよ、ホントに。
あたしの周りは、写真が上手な人が多いのに…。
実際に見ると、なんとも言えない気持ちになります。
このイムジン河、川幅が一番広いところは3キロちょっと。
ですがこの先に葦が茂っているところがあって、そこの川幅は…
400メートルちょっとなんだって。
もし陸地だったら、歩いても5分だよ。
でも、現状ではそのたった400メートルを越えられません。
悲しい距離ですね。
この日は、韓国民族音楽人協会に所属する歌手のキム・カヨンさんが同行してくださいました。
韓国人であるカヨンさんにとって、この統一展望台は北朝鮮を一番近くで見ることができる場所
(注・軍事境界線上にある板門店には、韓国の人は基本的に入れないのです)。
彼女も1曲「남누리 북누리(南側 北側)」という、南北統一を願う歌を歌ってくれました。
私たちの歌は、きっと北側に届いたと思います。
南北統一までには、本当にたくさんの困難があると聞いています。
だけど、アジアの人たちが仲良くなるためには南北統一は絶対の課題。
言語に関しては、少しずつですが統一しよう!という動きがあるようです
(今は、南で使われているのは韓国語、北で使われているのは朝鮮語と、区別されている。
文法や文字は同じだけど、単語が若干違ったり、辞書の並びも違うのです)。
早く真の統一が成し遂げられますように。
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