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正岡子規の数少ない小説の一つである。(解説によればわずか7編だそうだ)
この本には、『月の都』・『花枕』・『曼珠沙華』の3篇が、表記の順に収められている。
通常小説は、どうしても起承転結があり、クライマックスにめがけて盛り上がっていくものであり、
序盤は、状況説明や伏線といったつくり込があり、どうしても序段はなかなか集中できないものだ。
しかし、この作品では私は最初の1行目から完全にやられてしまった。
「三十一文字の徳は神明に通じ十七文字の感應は鬼神を驚かずすといふめるを、
花に寄せ鳥に寄せては詠み出づる歌に戀の誠をあらわし、・・・・」
これだけで、最初に思ったのは、声に出して読みたいという衝動である。
乱読のいいところは、たまにこうしたいい本に出会えることだと思う。
最近では、と言っても1年以上前となるが、鴨長明の『方丈記』を読んだ時以来か。
やはり歌人として言葉にこだわりの強かった子規であるからこそかけたといっていい作品だろう。
日本語が本来持っている旋律・リズムをこれだけ生かした作品があることが、
また逆に日本語の素晴らしさを高めるものであるのだと思う。
また、世界中の言語の中でも、10世紀以上も前の文章を、わずかばかりの勉強で読める言語など
ほとんど存在しないのに、やれ小学校の3年から英語教育を始めるなど本当に愚の骨頂だ。
まず、日本語の素晴らしさをこうした作品を読ませることで、身に着けさせ、
英語やその他の外国語などそれからでたくさんだと改めて感じます。
なにやら、本題からそれてしまいましたが、それほどに素晴らし日本語でした。
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私も最近正岡子規を読んで思ったのですが、日本語がきれいですよね。言葉の選び方、簡潔さにいちいちうならされました。小説もあったとは知らなかったので、見つけて読んでみたいと思います。
2013/12/23(月) 午前 0:37
大三元さん、今晩は(もしかすると、こんにちは)。
やはり、言葉にこだわりのある子規ならではですよね。
ぜひ挑戦してみてください。
2013/12/23(月) 午前 3:40 [ gak*1*66* ]
gakiさん、大変ご無沙汰しておりました。
へー、子規は小説も書いているんですね。冒頭の文章いいですねえ。何か表面に出ている言葉以上のものを感じます。
今年もよろしくお願いします♪
2014/1/3(金) 午前 0:58
うわ〜、Mepoさんお久しぶりです。
昨年末から、若干復帰しておりますが、前ほどはかけないかもしれませんが、少しずつ書いていこうと思っております。
Mepoさんも最近更新がなくさびしく思っておりました。
まあ、なにはともあれ新年あけましておめでとうございます。
2014/1/3(金) 午前 4:28 [ gak*1*66* ]