|
なかなか作家の作品は知っていても、作家本人に関しては意外と知らにものだ。
確かに太宰を読めば、比較的女性っぽいのかもとか、ちょっと駄々っ子な感じとか
いろいろと思うことはあるものの、作品からだけではなかなかその人となりは想像しがたい。
作品からのイメージでは、毎晩大酒を飲み、指が変色するまでたばこを吸うとか
あらためて太宰の一面を知ると、ちょっと優越感を感じてしまう。
そんなことを感じさせてくれる1冊である。
美知子さんがこの本を書いたのは、ご本人が65歳を過ぎたあたりで、
太宰の没後30年近くが経過した頃とのことであるから、美知子さんにとって
太宰の存在がどれほど大きかったかがしのばれる。
正直私などであれば、もし仮に私の妻にも同様の文才があったとしても、
これほどの濃い内容にはならないだろうと、ちょっと人生を反省せざるを得ない気がするが、
それは、太宰と私との差と言うことであきらめるしかないことだろう。
こういった本を読んでしまうと、また太宰が読みたくなり、課題ばかりが増えるが、
それもまた楽しいことである。
|

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- 練習用



太宰治は関連本も面白いですね。
生家やふるさとを紹介したものや、猪瀬氏のピカレスクも面白かったです。
太宰自身もなぜか中毒性のある作家です。
2014/2/26(水) 午前 9:29
自分もこの本以前読みました。
客観的時点で鋭く、どんな太宰治論より説得力あります。
太宰治は全てを見透かされているようで
美知子夫人が苦手だったのではないでしょうか(^_^;)
この記事にトラックバックさせていただいてよろしいでしょうか。
2014/2/26(水) 午後 8:29 [ もたんもぞ ]
GOOFYさん、
本当にその通りですね。
私にとっては、漱石の方が上と言う感もありますが、
太宰も中毒になりがちなのは十分理解いたします。
2014/2/27(木) 午前 3:37 [ gak*1*66* ]
もたんもぞさん、
トラックバックしていただけるとは光栄です。
お好きになさってください。
しかし、本当に美知子さん素敵ですよね。
明治の女と言う感じですよね。
優しくとも凛とした感じ、きっと太宰も
尻に敷かれていたんでしょうね。
2014/2/27(木) 午前 3:41 [ gak*1*66* ]