|
稚拙で硬直化したロジックを使って、
この組織化、都市化、システム化していく世界に
臨むのは危険だ。
逆にこのような世界が進行するから
人々は稚拙で硬直化したロジックをもって、
寛容性を排除しながらクローズドサーキット(閉じた循環)の
中で生きなければならないのかもしれない。
それは形を変えた「自由からの逃走」ではないのか。
尾崎豊がエーリッヒ・フロムを読んでいることを知ったのは昨年のことだった。
学生時代にフロムの本はついに読まなかったが、
社会分化が進行し、共同体が崩壊しゆく中、
大衆化した人間の不安、孤独、無力感を理解するうえで、
避けて通れない巨人であることは何度も講義を受けた。
比類なき位置を占めているとあらためて思う。
それは偉大すぎて、「ふつうのあたりまえ」と化しながら、
言論人の言葉の源となっている。
尾崎の発する「自由」は日本人の語る「自由」なのだろうか。
硬直化したシステムとは、目の前に落としたハンカチを
電話で呼び出して秘書に拾わせるようなものだ。
稚拙なロジックとは、悪者が見出せた途端に、自助努力を
放棄していく思考様式に通じる。
やっと夏休みがとれそうだ。
「自由からの逃走」「悪について」「愛について」
Amazonに注文。
|
エーリッヒ・フロム知りません。気になります。
やっと自分の時間が取れだし始めたので、吉本隆明の『改訂新版 共同幻想論』を読んでみようと思ってます。まだ開いてませんが‥。
関係ありませんが、前の仕事で散々ロジックとメモリーって聞いてたのですが未だ意味がわかっていません‥。
2008/9/12(金) 午後 11:23 [ ib000301486 ]
まきさんこんにちは。少し余裕が出てきましたか。よかったですね。ロジックって「理屈」です。「共同幻想」も懐かしい言葉ですが、私も吉本さんは読んでないです。フロムは社会心理学の草分けで、たしか尾崎の書架には「愛について」があったはずです。
2008/9/16(火) 午後 10:40 [ 宗太郎 ]
そうねんですか?
知りませんでした。
2008/11/5(水) 午前 10:37 [ 近い人 ]
こんにちは。
私も昔、この「自由からの逃走」を読みました。
2009/10/5(月) 午後 6:00 [ kemukemu ]