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転落事故 2007年4月29日

大阪で視力障害者の夫婦が駅のホームから転落 重症
http://www.asahi.com/national/update/0429/TKY200704290078.html

私が川越の盲学校に通っていた頃、10歳位お姉さんに
なるけれど、高等部の先輩が大宮駅のホームから転落し
亡くなったことがありました。
まだ小学生の私は音楽室で独唱する姿をわずかに見た
だけの、その先輩の死の意味をよくわからず、
テレビ報道にお祭り騒ぎしていたように思います。

以後、忘れたころに相変わらず転落事故の知らせが
やってきます。
この転落がご当人だけではなく、どれほどに視力障害者
にとって深刻なことであるか、少しでも私の表現で
伝わればと思います。これまで事故にあわれた方、
そしてその恐怖やリスクと戦うチャレンジングに尊敬の
思いを込めて...

視力0.6以上ない人は自動車の運転ができません。
ましてや盲人など「論外」となります。

しかし時代はますますクルマ社会となっていきます。
私が始めてクルマ社会に孤独を感じたのは高校時代です。
この年頃の男の子の話題の大きな部分がクルマとバイク
なんですね.....

視力障害者の移動を自由にするのは電車とバスです。
自然と電車とバス網の発達した都市部に視力障害者は
集まります。自律と自立を求めるときそうならざるを
得ないのです。そして成人の大人であれば極めて
普通な自律と自立(このところ普通でなくなりつつ
ありますが)のために駅のホームに立つんです。

クルマ社会の今、駅なんてここ数年使ってないっていう
知り合いは私のまわりには多いです。でも視力障害者で
人並みの生活(生活や経済で自立している人)を送る
人で駅を使わない人は聞いたことがありません。

ホームにはご存知のように点字ブロックがあります。
あれをたよりに安全なエリアを認識しながら歩きます。
しかし、電車の轟音は生活音の域を越えています。
そして雑踏が注意力を分散させます。
「前後左右がわからなくなる」と何度か聞いたことが
あります。

学校に行く、仕事に行く、友達に会いに行く。
当たり前の繰返される日常生活の欠かせない時間帯に
こんなリスクへのチャレンジが避けようもなく用意
されているんですね。
どうでしょうか。私はクルマの運転ができませんが、
クルマの運転と比べて、どちらが神経使うと思いますか?
ときに車内放送は聞こえないことってありますよね。
窓越しに掲示物が確かめられない彼らは、通過駅数数えたり
出入りの人数を音で判断したり、アンテナを張ったり
してるんですね。

人並みに日常を過ごそうとして、学校や職場へやってきて
笑顔を見せるその裏に、そんな当たり前かつ命がけの
リスクチャレンジを済ませてきてるんですね。

そんな危ないことならやめさせよう。そんな話になったら
彼らは人間らしくいきていけないんです。

私の個人的な思いですが、彼らのリスクチャレンジに敬意を
持つことから始めませんか。
植村直己さんは英雄です。光を持たない人たちも、それぞれの
未踏の原野で冒険をしているんだと思うのです。

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宗太郎
宗太郎
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