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暮れの下田でペリーの記念碑を渋沢栄一が
建立していることを知ったのがきっかけで
城山三郎「雄気堂々」読み始める。
埼玉県北部の農村出身の近代日本最大の経済人。
三井、住友、岩崎でさえ男爵とまりだった時代に
子爵となった男。
私利私欲に走れば財閥の宗家としてその名を残せた
彼が、進んだ道は他の企業人とは別のものだった。
その彼を生んだ埼玉は日本で最も社長さんの割合が
少ないサラリーマンの寝どころとなっているのは皮肉だ。
特に南部は東京依存も甚だしい。
しかし南部の地域観からするならば北部は埼玉であって
埼玉ではない。さもしい階層化根性である。
地域教育にもっとチカラを入れるべきだろう。
人を育てる土地のチカラは県北の方が強いのではないだろうか。
ちなみに天下のブランド、「田園調布」も渋沢翁の作品だ。
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