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今週はもう飲むまい、とココロに決めていたが不可抗力ともいえる「塩らっきょ」に遭遇し、夜中1時から晩酌を始めてしまった・・。
「塩らっきょ」。これがこんなに美味いとは30余年思わなんだ。
むしろ高校時代、ニキビだらけの井出君を「らっきょ」と蔑み、美味とは程遠い存在として扱っていた気がする。
思えば、私の「らっきょ」観は桃屋の「花らっきょ」に起因していると思われる。ちょっと甘めで、カレーによく合うらっきょのディファクトスタンダードである。
花らっきょも確かに美味い。でも口直しに嗜む程度で、せいぜい2、3粒食すのがいいところだ。
ちなみにらっきょを毎日2、3粒摂取すると、抗酸化作用で血液がサラサラになるらしい。
だが断言しよう!血液サラサラになりたいが為に、毎日2、3粒らっきょうを食い続けられる奴はいないと。
そんな根性あるならそもそも長生きできるって。
話はそれたが、塩らっきょ。彼との出会いは忘れもしない確か先月くらいのことだった気がする。忘れてるじゃん!
横浜から程近い、とある東戸塚駅にある、某スーパー「ダイエー」の試食コーナーにて、中年男子、いわゆるおっさんに薦められてオモムロに食したのがきっかけだ。
そこで体感した塩らっきょの、爽やかだけど繊維質で、果実のような香りはまったくないけどとにかく臭くて、まるで悪臭だけどついつい嗅いでしまう「足の爪のカスの匂い」を蒸留し、100年寝かせて洗練されたような、一言でいえば「臭い」香りに虜になったわけである。
その後、私の脳裏には常に「塩らっきょ」が「世界平和」「北海道移住」と同レベルで居座っていた。
そして今日、帰宅すると冷蔵庫からオモムロに嫁が、婆ちゃんみたいにしわくちゃになったビニール袋から「塩らっきょ」を取り出したわけである。
私は心の中で叫んだ。「るるるるぁっきょ!」と。この場合の「る」は英語の「R」の発音と同じ。日本人が苦手な「R」の発音を、私は心の中でBBCのアナウンサーがびっくりするくらい明瞭に叫んだ。
で、塩らっきょをつまみに酒(ビール→日本酒)を飲み、今に至るわけだ。
おやすみなさい。
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