|
私は昨日まで、原子力発電所について真剣に考えたことなど一度もありませんでした。
なんとなく気持ち悪いけど、でもまさか地震で壊れるなんて、放射能が漏れることなんてないだろう、日本は先進国なのだから、と。
でも、息子の通う保育園の園長先生に紹介された本を読み、まさに愕然としました。気持ち悪くて、目をそむけたくなるような事実が書いてあったのです。
「なんという悲しい時代を迎えたことでしょう。」と始まるその本は、20年ほど前のチェルノブイリ原発事故をきっかけに、原子力発電所について調べた主婦の手紙を本にしたものです。
彼女は突き動かされるように、友人に向けて原子力発電所の正体を、チェルノブイリで被爆した人たちの悲惨さを、訴えています。子どもたちがどんどんガンで死んでいき、母親達は泣きながら、放射能入りの母乳を飲ませたと言います。
そして、チェルノブイリによって汚染されたヨーロッパの食料はもはや安全ではなく、日本に住んでいる私たちも当然口にしているのです。私が毎日子どもに与えている母乳には濃縮された放射能が入っているなんて!
もちろん、微量だと信じたい。でも、日本の商品の放射能基準値は他の東南アジア諸国より10倍も甘いものなのだそうです。衝撃でした。
現在日本にある55基の原子力発電所から、実際に海や大気中に放射能が排出されて汚染されていることを、一体どれくらいの日本人が知っているのでしょう。稼働を維持するのに多大なエネルギーを要するために環境にもよくないこと、莫大な費用がかかっていて世界一高い電気料金を払わされていることも。
無知は本当に恐ろしい。私はなぜもっと早く知ろうとしなかったのかと、悔やんでも悔やみきれない気持ちです。
そして、3月から試運転に入った青森県六ヶ所村の再処理工場。
これはもう、絶対に本格的稼働させてはいけないものです。
人間が、こんなものをどうして作ろうとするのかわかりません。
この再処理工場が稼働されると、原発一年分の放射能が「たった一日で大気や海に流される」そうです。
青森県もその汚染をはっきりと認めていると言います。
その恐ろしさをを知っている青森の女性たちは「私は子どもを産めない」と話しているそうです。
ヨーロッパでは非原発、自然エネルギーへの転換の流れが進んでいます。
が、日本ではさらに原発を増やそうとしています。
この政策は、明らかに間違っているし、人道に反していると思います。
昨年、耐震偽造の事件でマスコミが大騒ぎしましたが、原発では大騒ぎしないのはなぜでしょうか。
私たちには想像を絶する大きな力が働いているのでしょう。再処理工場から生産されるプルトニウムから、すぐに核兵器が作れるそうですから、どこかの大きな国の陰が見えますね。巨額の富を手にする人がいるのでしょう。
でも、あきらめてはいけないのです。
まずは六カ所村の再処理工場の稼働をストップさせることです。
同じ人間のすることです。不可能はないと信じましょう。
私はただの一般人ですから、影響力のある人、マスコミ、政党、友人、知人できる限りの人に訴え続け、青森県知事に稼働をストップするように働きかけようと思います。
もっともっと勉強もします。
今度の選挙では、原発について候補者に確認してから投票したいと思います。
どうかより多くの人がこの事実を知って、NOと声を上げてくださいますように。
|