時事随想抄

国家と国民のための政治を考える

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 今日は、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。『聖書』の「暴露録(黙示録)」に登場するサタンの化身の「赤いドラゴンthe red dragon」が、中国共産党政権でありましたならば、「舛添東京都知事の政治腐敗事件」は、「赤いドラゴンthe red dragon」の脅威が、どのような脅威であるのかを教えているようです。


 「舛添東京都知事の政治腐敗事件」をめぐって、舛添氏に対して国民からの厳しい批判・非難が集中した理由は、舛添氏が、あたかも、‘征服王朝の君主’のように振る舞っていた点にあるのではないでしょうか。


本来、東京都知事という公職は、都知事選挙を通して撰ばれた、都民の代表として、都政を統括するための役職であり、その目的のために、知事の活動経費は、都民の支払う税金によって賄われることになります。都民のイメージといたしましては、職務室で、都政をめぐる様々な問題や課題について思案し、一生懸命、職務に励んでいる姿が、あるべき都知事の姿なのではないでしょうか。


ところが、舛添氏は、その在職中、海外出張の際には、宿泊先に高級ホテルのスイートルームを用いるなど、驚くべき額の出費を行い、湯河原の私邸に行くのには公用車を用い、さらに、頻繁に美術館をめぐるなどなど、その行動は、都知事と言うよりは、王侯貴族のごとくであった、と言えるかもしれません。しかも、‘征服王朝の君主’の如くですので、征服地の住民に課した税金は、好き勝手にいくらでも使ってもよい、ということになるのです。


すなわち、舛添氏は、東京都知事就任を、‘征服王朝の君主’就任と勘違いしたようであり、‘征服王朝の君主’であるという意識からか、舛添氏は、自らが使った経費が、都民の税金によって賄われている点に対しまして、驚くべきほどに、無頓着であったのです。しかしながら、都民の側からは、都知事選挙で選んだのは、東京都知事であって、‘征服王朝の君主’ではない、ということになりますので、税金が、舛添氏個人の贅沢な振る舞いに使われることに対しまして、強い抵抗、反感を持ったはずなのです。


 このような舛添氏の政治感覚に対しまして、日本国民の多くが、一般常識、道徳心、正義感から、許しがたい行為であると認識して、非難・批判を行ったわけですが、おそらく、「赤いドラゴンthe red dragon」の国では、このような非難・批判は起こらず、‘あたりまえ’とさえ認識されてしまうかもしれません。すなわち、国家が、舛添氏のような、一般常識、道徳心、正義感の無い人々によって構成されてしまいますと、そこには、恐ろしい世界、「暴露録(黙示録)」に描かれたようなサタンの支配する世界が、誕生してしまうことになるのです。さらに、‘征服王朝の君主’を好むその国民性は、他国への侵略志向をも意味していることになります。


 民主主義・自由主義を国家理念として掲げる我が国におきましては、民主主義・自由主義を守るために、国政選挙や地方選挙を含めまして、「公職選挙とは、パブリック・サーヴァントとして、政治・行政に携わる適任者を選ぶための制度であり、‘ボスざる’のような‘征服王朝の君主’を選ぶための制度ではない」、という点を再確認する必要があるということになるでしょう。

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(続く)





 

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