時事随想抄

国家と国民のための政治を考える

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 都議会解散に訴えてでも知事の椅子を手放さないのではないか、と警戒されていながら、舛添氏は、急転直下、辞任を表明することになりました。あまりの急変ぶりに、その裏には、密約があったとする噂が流れています。

 密約の内容とは、辞任の条件として、自公側が舛添氏に対して、(1)告訴状が提出されているものの、検察による捜査はしない、(2)都議会での百条委員会設置を見送る、(3)20日に予定されている都議会での集中審議を中止する、(4)しかるべきポスト用意する、の4条件を認めた、というものです。しかしながら、この密約、無効ではないかと思うのです。少なくとも、(1)については、決してあってはならないことです。政治サイドが、検察に圧力をかけて捜査を止めさせるとしますと、これは、れっきとした司法に対する政治介入となります。違法性を問われる可能性もあるのですから、この約束は、たとえ存在していたとしても無効です。

 舛添氏は、今なお、知事を辞任することになったのは、政界における条件闘争の結果であると見なしているかもしれません。しかしながら、舛添氏を真に辞任させたのは密約ではなく、氏を東京知事として不適格であると認定した都民であり、国民世論です。辞任に追い込んだのが選任者でもある都民である以上、密約の存在は、無に等しいと思うのです。

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故ケネディ大統領は、「選挙民が自分が選んだ政治家について責任を負はないのは、民主主義の欠陥である」といふ趣旨のことを述べたことがありますが、今回の舛添引きずりおろしを見てゐると、東京都民は自分たちが選んだ知事に対して、責任を取ったやうですね。 削除

2016/6/22(水) 午後 7:52 [ koreyjp ] 返信する

> koreyjpさま
コメントをいただきまして、ありがとうございました。
そもそも舛添氏は、自分が都民から選出されたとする意識が欠如していたのではないかと憶測しております。自身の地位は、政界における政党や支持団体との取引や駆け引きに成功した結果であって都民ではない…と。こうした傲慢な態度が、最後は、辞職を余儀なくされた理由ではないかと思うのです。

2016/6/22(水) 午後 9:16 [ 倉西雅子 ] 返信する

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どんなウラがあろうとも、驚かない。現職のまま、追及すべきであった。民衆の阿呆加減にに驚くばかり。このクニビトを辞退したい。これ以上ワルクなりそうだから、それも辞退する。

2016/6/22(水) 午後 10:44 [ - ] 返信する

> peterpanさま
コメントをいただきまして、ありがとうございました。
おそらく、国民の大多数が、”どんなウラがあっても、驚かない”と考えているかもしれません。それは、国民の政治不信の現れではないかと思います。

2016/6/23(木) 午前 7:57 [ 倉西雅子 ] 返信する

> 内緒1さま
本記事へのご賛同をいただきまして、ありがとうございました。

2016/6/24(金) 午前 9:39 [ 倉西雅子 ] 返信する

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