時事随想抄

国家と国民のための政治を考える

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今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。ナポレオンとロスチャイルド家・サスーン家・イエズス会を中心とした「黒いユダヤ人」の国際組織、すなわち、イルミナティー(フリーメイソン)との関連において、特に注目すべきは「ユダヤ人解放」と称されるゲットーの壁の撤去を挙げることができます。
 
‘ユダヤ人’のゲットー問題、すなわち、イスラム教徒やモンゴル系住民などの非キリスト教徒や盗賊団の巣窟となっていた‘無法・治外法権的区域’の問題につきましては、本ブログにて再三にわたり指摘しておりますが、こうしたヨーロッパ各地にあったゲットーの扉を打ち破り、次々に‘解放’していったのはナポレオン軍でした。
 
ナポレオンによる‘ユダヤ人解放’は、人権主義・人道主義の観点から評価される向きはありますが、どのような結果がヨーロッパ、否、世界に齎されたのであるのかにつきましては、冷静に考えてみる必要があるようです。ナポレオンによる‘ユダヤ人解放’以後のヨーロッパ社会において‘ユダヤ人問題’としてよく指摘されている点は、「人事権を‘ユダヤ人’が握ると、その組織全体がユダヤ人によって構成されるようになる」という問題です。‘ユダヤ人’が、一旦、人事権のある重要な地位に就きますと、その組織全体がユダヤ化してしまう問題は、‘ユダヤ教’、特にバビロニアン・タルムードの排他性にあります(‘ユダヤ教徒’以外の他宗教の教徒を人間として認識しない思想)。排他性の理不尽さを理由に、すなわち、ユダヤ人も一般市民と同じ権利を持ち、社会を構成する一員となるべきであるという人権思想から、‘ユダヤ人解放’が行われたものの、当の‘ユダヤ人’が、排他性を持っていたため、一度、ある組織(企業、教育機関、王室など)がユダヤ化してしまいますと、逆に、一般のキリスト教徒の市民がその組織から排除されてしまうという問題が発生したのです。この問題は深刻な社会問題となり、反セミティズムAnti-Semitism問題として議論を呼びました。
 
18・19世紀、知性や理性に基づく啓蒙思想や人権思想、そしてキリスト教精神に基づくヒューマニティーを基盤とした人類の理想社会として、市民社会、国民国家が想定されてくることになるのですが、その阻害要因となったのが、その理想の実現のために解放された‘ユダヤ人’であったという皮肉な結果が齎されていたのです。この問題は、現在におきましては、イスラム教徒の移民問題にも通じるものがあると言えるでしょう。

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(続く)

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