時事随想抄

国家と国民のための政治を考える

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  今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。昨日、アンチ・キリストの組織の起源として、異教徒・異民族のヘロデ王によって変質してしまった‘ユダヤ教団’の問題を扱いました。今日は、「バビロニア(バグダット)・ユダヤ」と称されるヘロデ王の流れを汲む人々について扱う予定でしたが、予定を変更いたしまして、アンチ・キリストという思想の起源となった悪魔思想について扱います。ヘロデ王もこの悪魔思想の信奉者であった可能性があり、この思想の起源の問題を明らかとしておきませんと、「バビロニア(バグダット)・ユダヤ」の問題も明らかとはならないからです。
 
昨日、異教徒・異民族のヘロデ王の出現によりまして、ユダヤ教団の大分裂、すなわち、ユダヤ教団からキリスト教が分離したことについて述べましたが、ヘブライ史上、大分裂は過去にもありました。それは、ソロモン王Solomon(在位:B.C.965-932B.C.)の没後に、ヘブライ王国が、南ユダ王国(B.C.932-586B.C.)と北イスラエル王国(B.C.932-722B.C.)に分裂した事件です。
 
ソロモン王と言いましたら、賢者としてよく知られておりますが、『Conspiracy of theSix-Pointed Star: Eye-Opening Revelation and Forbidden Knowledge About Israel,the Jews, Zionism, and the Rothschilds (『ダビデの星の陰謀:イスラエル・ユダヤ人・シオニズム・ロスチャイルドをめぐる啓発的暴露と禁断の知識)』(Texe Marrs, River Crest Publishing, 2011年)によりますと、ソロモン王は秘かに異教を信じていたそうです。
 
その異教とは、「モロッコMoloch」という名のセミ族の神への信仰であり、中近東から北アフリカにかけて広がっていたこの宗教を秘かに信じるヘブライ人(イスラエル人)たちもあったそうなのです。そして、この宗教のシンボルが、ダビデの星、すなわち、六芒星であり、ソロモンも秘かにこの宗教を信奉していたようなのです。このモロッコ教の問題は、ユダヤ教やキリスト教では禁止している人身供養を要求することであり、『聖書』The Bibleにおきまして、悪魔、デビル、サタンとして認識されているのが、まさにモロッコ神なのです。
 
ソロモン王が、秘かにモロッコ神を信奉していたことによって、紀元前9世紀にもイエス・キリストの時代と同じような問題が発生していた可能性があります。その結果として南ユダ王国と北イスラエル王国とに分裂した可能性を指摘することができるのです。すなわち、反モロッコ派が南ユダ王国を形成し、親モロッコ派が北イスラエル王国を形成したようです。
 
紀元前722年にサルゴン王によって北イスラエル王国は滅亡し、その国民は離散して行方知れずとなります。中近東から北アフリカにかけて、もとよりモロッコ信仰が盛んであり、北イスラエル王国の人々が「ダビデの星」を奉じる親モロッコ派であったことは、イルミナティー問題を含む現在の‘ユダヤ人’問題の思想を考える上でも重要であると考えられるのです。

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(続く)

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