時事随想抄

国家と国民のための政治を考える

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 今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。西郷の被支配地の住民の福利厚生や生活水準の問題に全く関心を払わず、あたかも‘家畜’のように扱う悪代官構想は、イルミナティーによる植民地支配にも共通している点、そして、イルミナティーは、‘忠誠心’の極めて強いという西郷隆盛の性格に目を付けていた点は、本年6月6日付本ブログで述べました。
 
このような近視眼的な西郷の‘忠誠心’の問題は、昨日の産経新聞の「本郷和人の日本史ナナメ読み」の記事に西郷隆盛が、外交・財政において有能であった大隈重信を評価せず、嫌った理由として、西郷が「大熊には血のニオイがしない。こういう人間はいざとなったら、腹をくくれない、覚悟がない。命を懸けられないヤツは信用できない」という趣旨の意見を述べていることを紹介している点においても見て取ることができます。「血判同盟」という用語がありますように、このような西郷の言葉に、西郷が何らかの組織への忠誠心に極めて強い拘りを持つとともに、その忠誠心の有無が、人物評価のすべてであっことがわかります。
 
能力よりも忠誠心が何よりも大事という西郷の考えは、現代社会の会社などの組織が抱えている問題とも似通っていると言えるかもしれません。有能であるのか否かではなく、会社に忠誠を誓っているか否かを基準に人事を行った結果、会社の業績は悪化することになります。さらに、会社に行きすぎた忠誠を誓っているがゆえに、適切な批判精神と判断能力を持ち得ない社員は、しばしば粉飾決済や不祥事の隠匿などの不正行為を行う傾向にあるため、逆に会社のイメージダウンがもたらされることにもなります。
 

このような会社組織などに見られるパターンは、忠誠心のみで人事を行うことの欠点をよく示していると言えるでしょう。そして、このような‘忠誠心’問題は、しばしば独裁国家において見られるのではないでしょうか。


 

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(続く)

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