時事随想抄

国家と国民のための政治を考える

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  今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。イルミナティーは、1776年にバイエルン王室のヴィッテルスバッハ家Wittelsbachsのお膝元、現在のバイエルン州インゴルシュタットIngolstadtにて、ロスチャイルド家の要請を受けて、イエズス会士のヴァイスハウプトによって結成され、光を意味する「イルミナティーIlluminate」と命名されております。
 
ちょうどその頃、英国におきましても、‘光’を意味する団体が結成されております。それは、「ルナー・ソサエティThe Lunar Society(日本語で月光協会と訳されることもある)」と命名された団体で、バーミンガムを中心としたミッドランド地方において有力な学識者、自然哲学者、事業経営者、発明家、化学者、作家らが組織した非公式の交流団体です。当初はルナー・サークルと呼ばれていましたが、1775年に正式にルナー・ソサエティとなったそうです。
 
すなわち1775年に英国で「ルナー・ソサエティThe Lunar Society月光協会」 、1776年にドイツのバイエルンで「イルミナティーIlluminate」が結成されており、同じ時期に、‘光’を意味する2つの団体が英独両国に設立されていたことになります。
 
ルナー・ソサエティは、あまり知られておりませんが、医師・詩人・自然哲学者であって、チャールズ・ダーウィンの祖父であるエラズマス・ダーウィンErasmus Darwin17311212日 – 1802418日)(「進化evolution」という用語は、エタズマスによって初めて用いられた)、蒸気機関の発明で有名なジェームズ・ワットJames Watt1736119日―1819825日)、その共同経営者で、貨幣の製造の技術革新をもたらし、通貨供給量を増大させ、ルナ・ソサエティの重鎮でもあったマシュー・ボールトンMatthew Boulton (172893 - 1809818)、アメリカ合衆国建国の父の一人として讃えられているベンジャミン・フランクリンBenjamin Franklin,(グレゴリオ暦1706117日<ユリウス暦170516日)など、政治、経済、産業、科学分野において時代をリードしていた人々が入会していたのです。
 
‘光’を意味する2つの団体は、近現代という時代の幕開けに関連しているとともに、その複雑な展開とも関連しているような気がいたします。

 
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(続く)

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ベートーヴェンのピアノソナタ第14番が月光と呼ばれるようになった時期が、1832年であり、フランクフルト在住の音楽評論家ルートヴィヒ・レルシュタープという人物によって月光と名付けられたとの情報がWikipediaにあります。
彼らが、月光を合言葉にして活動本格化させていて、そのイメージの共有化のために月光という副題を多方面に求めた可能性(小説、詩、演劇など)があるのかもしれないと思うのですが、いかがでしょうか? 削除

2018/8/8(水) 午後 6:46 [ masurawo ] 返信する

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