時事随想抄

国家と国民のための政治を考える

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本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。昨日の参議院選挙の結果をめぐりましては、所謂“忖度発言問題”を引き起こした候補者の落選が、まずもって興味を惹きました。
 
当該候補者の忖度発言は、国土交通省の道路行政をめぐって発生したものであり、当該候補者は、国会議員時代に「阿倍首相の地元であることを忖度して、阿倍氏の地元地域に道路を建設した」とする旨の発言を後援会で行ったのです。
 
そもそも、当該候補者の発言は、国土交通省の道路行政が、有力国会議員などからの暗黙の要請を、道路行政担当議員や国土交通省の官僚が忖度することによって行われることを前提とした発言です。報道されております当該候補者の忖度発言は、忖度は当然であるかのような言い方であり、平気でこのような言い方ができることは、国土交通省の道路行政の体質自体に問題があることを示しているのです。
 
そこで、国土交通大臣が、長年にわたって公明党議員のポストとなっている点は、この問題と無縁ではないのではないか、と推測することができます。公明党は創価学会の政治団体ですので、池田カルト教団的な体質を持っており、すべてが、教団トップの要請を忖度することによって行われている可能性があるのです。なかば、公明党による独占状態にある国土交通省には、こうした創価学会・公明党の体質が移植されているかもしれません。
 
また、忖度体質は、社会・共産主義国などの独裁体制の特徴でもあります。すなわち、独裁国の政治は、独裁者が、はっきりとした命令や要請を行わず、部下が忖度することによって行われます。そういたしますと、問題が生じた場合、独裁者は責任逃れすることができるのです。その一方で、忖度は、後継を狙った部下によるトップの追い落としにも利用されることになります。社会・共産主義国の特徴が、どろどろとした権力闘争である点は、忖度政治にあるとも言えるのです。当該候補者の落選は、地元の有権者が、日本国が不透明な独裁体制化することに“No”と言ったことになるでしょう。
 

このように考えますと、当該候補者の落選をもって、この問題が解決したわけではありません。このような発言を、当然のことのように許すような国土交通省の体質を改善いたしませんと、姿を変え、形を替えて、忖度道路行政は行われ続けるのではないでしょうか(国土交通大臣のポストを、公明党以外の政党の議員から任命することも一案)。そして、忖度行政は、国土交通省に限らないのかもしれないのです。


 

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(続く)

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