トホホ日記

ちょっと忙しくなってきました。

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今回は「住宅ローン借換」をお送りします。
私が銀行員だった頃は、金利がドンドンと下落する頃でした。
だってもう10年以上昔のお話。
(でも、あの頃と今、短プラが同率なのは不可解だなぁ。)
住宅金融公庫の引き落としのあるお客様をピックアップして、訪問。
アポ取った後、提案書攻撃しました。
提案書を基に訪問しても、会えるのは奥様だけ。
普通に考えれば、高額マンションをカナリの額のローンを組んで購入できる方。
忙しくない訳が無い。
必然的に、日曜日の午前中に来て欲しいと要望が出ました。
モチロン、契約書は白紙なので持ち出しに関して、問題は無い。
住宅ローンの契約書に特約書。
抵当権の解除委任状に設定の委任状。
団信に火災保険。
ついでにカードローンと積立まで。
一体何枚名前を書くのかと言われました。
順を追って書類の説明しながら、記入していただきました。
ご主人も、わざわざ日曜日に来てもらっているので、ナンにでも協力的です。
順調に署名捺印してもらって、1時間後に撤収。
ただ、権利書を預かるのが気持ち悪かった。


ええ、サービス残業でした。
私は、ご主人さんと世間話をしながら、お仕事の様子を聞くのが面白かった。
ちょこっと残業代を貰うより、仕事の一線で活躍する課長さんや部長さんの話の方が価値ありました。
昔からお金よりもネタを優先する気質なもので。
普段では絶対聞けないお話や体験などに、異常に興味をそそられるのです。

そんなこんなで、住宅ローン借換は趣味と実益を兼ねたお仕事でした。
しかし、そんなバラ色も初期の頃だけ・・・

ある日、支店長が渉外会議でとんでもないことを言い始めた。
「最近、住宅ローンの借換が好調で、支店エリアで3位になった。」
私は内心、そりゃそうだよ。小さい支店で元の数字が小さい所で実績ヤリ上げてるんだからと思った。
てっきり感謝の言葉でも切り出すのかと思いきや。
「ここで、エリアトップを目指すぞ!今の倍やれ。」
おいおい、期の半分でやっと達成したのに、なぜ目標をゼロに戻すようなことを言うかなぁ〜!と心の中で叫ぶ。
課長も調子こいて、「そうですね。倍やりましょう。」
会議終了後、ヒラ渉外員、サボり喫茶に集合。
早速、私が先輩に向って「課長!1件も住宅ローン借換取ってないだろが!!なにが倍やりましょうだ。ぼけ!」
先輩は私をなだめにかかる。
「まあ、やるだけやってみようじゃないか。」
「私、もうそんなにネタないですよ。」
先輩も「俺も1〜2件しかない。」
後輩W「俺、全く無い。」
「げ〜!どうする?」

やがて、担保ワレ物件までもターゲットにし始めると状況が一変する。
既に毎週住宅情報を自費で買っては、対象物件の売り情報をチェックしていた。

あるお客様と私の会話
お客様
 「住宅ローン借換と同時に2百万円を打ち入れしようかと思うんです。」
私「そうですね。残高を減らすとお支払が楽になりますし、良い事ですよね。」
(良かった〜。実は2百万円担保割れだったんだよね。お断りしないといけないところだった。)
お客様
 「まだまだ、住まないといけないからねぇ。」
私「そうですよ。マンションは財産ですから。」
(もう、当初価格より5割ダウンなんだけど、この人知らないんだろうな。)

もう、這いずり回って実績を積み上げました。
後輩のWは、借換メリットが50万円無いのに無理矢理借換させるしムチャクチャです。
そして何とかエリア1位を獲得。

しかし、次の期に高〜い目標が来ました。
担保割れでも借換できる住宅ローンも出来ましたが、一度断ったお客さんに借換提案できないでしょ。やっぱり。

住宅ローン借換は散々な実績に終わりました。
銀行はやりすぎたら、必ずしっぺ返しが待ってます。

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