アンティーク・テキスタイル アート Gallery Tulip

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酷暑の中、冬から楽しみにしていた「糸のみほとけ」展を見て来ました。
期待を裏切らない素晴らしい展示品の数々に圧倒されながら、目を凝らしてじっくり拝見できました!

先ずは天寿国繍帳がお出迎え。以前東博で見たときは横になっていた気がしますが(記憶違いでなければ)、この度は垂直に展示。飛鳥時代と鎌倉時代の刺繍を合わせた?墸帳とその他の小さな断片が詳しく技法がわかるように展示されていました。

幡足の美しさも際立っていましたし、鈴の付いた組紐も見事なものです。
それにしても、飛鳥時代の刺繍の美しさは驚くばかり。
織物かと思える程薄くて緻密なものもありました。技法が明記されていなければ、刺繍とは信じられないくらいです。

奈良国立博物館所蔵の大型の刺繍釈迦如来説法図とスタインが敦煌で発見した大英博物館所蔵のものが同じ部屋で見られるのは迫力がすごいです。
日本の刺繍にライオンと共にセムルーヴ(又はシームルグ)を発見し、ちょっと驚きました。イラン系の人が関わった可能性があるのでしょうか。

個人的に驚きの発見は、中国からもたらされた袈裟の刺繍に私の持つものと非常に類似しているものがあった事です。明代で見られなくなった技法で、アメリカなどの美術館で18世紀とされていたのに常々首を傾げていて、明だとは思っていましたが、その袈裟は宋の末期から元とされていました。無関普門という13世紀の人物が所用だった所以です。

帰り道、奈良公園の鹿を見ると、かなりバテバテのように感じました。
山で庭の花などを食べてしまう頑丈そうな日本鹿を見慣れているせいかもしれないですが、可哀想になりつい水分取りなさいね、と話しかけてしまいました。

展覧会は8月26日までなので、機会があればお薦めです。

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