天売島、なんて読むのですか?
そう聞かれます。
てうりとう、です。
(13日、14日はお休みですが、15日木曜日〜17日土曜日まで展示をしております。)
私もカメラマンの小林三枝子さんも、天売は知りませんでした。
ましてや、読み方も知らなかった。
偶然、同じ天売のねこ問題のセミナーを受講していて、
知りました。
離島のねこ問題、
うっすら知っていてもよくわかっていませんでしたが、
天売の事を知ってから、特に注意して調べるようになりました。
小林三枝子さんと知り合ってから、偶然それこそ偶然天売の話になり、
私が天売の展示をしてみたいけれど、行ってみないと出来ない、
小林さんも行ってみたい、と。
さーて、カメラマン調達出来た!(笑)
本当に行けるとは思っていなかったけれど、行けることになり、
役所や島や環境省やNPOや、そういう天売に関係のあるところの方のお話を聞くことが出来、そしてご協力をあおぎ、又今回は天売猫を家族に迎えた里親さんたちの御協力での取材も出来、今回のパート3を迎えることが出来ました。
(レイアウトしてあるパネルは小林三枝子さん、
展示の上段が斉藤暢さんの写真です。)
1度目2度目は、赤レンガねこ写真展での場所提供と、
Pawpadでの、「天売のねこ問題」についての解説と経過、
島での取材した写真の展示と天売島自体のご案内とで
解説紹介と発信が目的。
3度目の今回は、じゃ、現在の天売のねこ問題はどうなっているのか?
島の人たちは、役所の人たちは、皆さんどう努力されているのか?
天売猫の譲渡や、島に残されている猫たちの現在は?
そこを昨年の7月の取材で進行していきました。
展示までの間も、現地の情報などはいただいて、補完にも努めました。
Pawpadの一部のコーナーは、またまた天売の観光案内出張所化、しております。
そして、何より天売は猫島ではありません。
天売は海鳥の島です。
そして、古くから、漁業が盛んで、島民と海鳥が共生しています。
そこへ猫も参戦し、今はねこも共生しています。
天売島在住で、天売の事に尽力されている、NPOおらが島の代表もされている斉藤さんの御提供での、海鳥の素晴らしい写真も展示させていただきました。
そしてそして、嬉しいのは、前回の天売の展示をご覧になり、
興味を持たれ、実際に天売に行かれて、その成果を切り絵として作品を制作してくださった、切り絵作家の斎部洋子さんが、切り絵の作品の展示でご参加くださいました!
素晴らしい作品なのです。
又、今回ご縁があり、天売と同じような状況でねこ問題が発生し、また経過をたどっている、小笠原のねこ問題を担当されている、
小笠原ネコプロジェクトさまのご提供での、
小笠原のねこ問題についてのパネル展示、資料配布もさせていただいています。
そんな盛りだくさんの展示、いよいよ今週末までとなってしまいましたが
見にいらしてくだされば、と思います。
この展示は皆様の御協力があっての展示でした。
又、パート1から、相談役になってくださったアドバイザーが
いらっしゃらなかったら、天売にも行けなかったかもしれません。
皆様に感謝いたします。
パート4に繋げることが出来るように、尽力したいと思います。
(小田急線のダイヤ改正により、3月17日から色々変わるようですので、ご注意ください。なんと各駅停車と区間準急だけしか停まらなかった祖師ヶ谷大蔵ですが、
どうも準急が停まるようです。但し、千代田線乗り入れのものだけのようなので、
新宿からは直通ではなさそうです。
どうぞご確認くださいましておいでくださいね。
尚、改札出てから、左に真っすぐです。左です。
尚、次回の展示は、これまたシリーズ化しています(笑)
さくらねこ写真展。
今回は写真ではない作品もございます。
そして、前回までは「さくらねこを知っていますか?」だったのを、
今回は「さくらねこを見たことがありますか?」にしております。
少しづつ、次の段階に行ければ、という思いです。
ご期待ください。