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前回からの続き。僕の黒番。下辺の死活が勝負どころ。
黒137と押さえればはっきり生きの形。
しかし、白がしつこく138とハネてきた。
ほんとにしつこい・・・。しつこい男は嫌われるよ!
黒1とグズめば堅い。白6までとなったあと、黒はこのまま手抜いて生き。
白がしつこく取りにくると、黒3とふくらむ手があり、黒13まで白がツブレ。
つまり、下辺は部分的に生きれなくても、中央との関係で利き筋が多く、見た目以上に、全然死なない石だった。
実戦は何も考えずに押さえてしまった。少しでも読みを入れればよかったのに、この手は軽率だった。 実戦、白140と切る手があり、コウのような形になるのだが、この石は元々死ぬ石ではないので、生きる手はあるのだが、難しくなってしまった。
黒143は敗着に近い、致命的なミス。
黒143は上からアテたほうがまだ難しい。
黒が無条件で生きるかどうかが問題なのだが、
黒1ふくらむ粘りがあり、白2と受けると黒3と継いで、ぴったり生きている。
なので、白1が最強手なのだが、白3がはぶけず、黒4と継いでこれも生き。
白の追求には、
オイオトシで取れており、
抜いた形はコウにもならず、しゃれた生き。
検討すれば、こんなのは簡単に読めるのに、実戦だと、全然読めない不思議。
実戦はどうなったかというと、黒143に引き続き、黒145が意味不明の悪手。
続く、白の146に黒147はもはや解説不能の手。
この手は、はっきり1手パスで意味のない手。
結局、黒先で無条件で生きられるところが、黒先で無条件で死んだのだからひどい話。
当然、こんな悪手を連発しているようでは、形勢は白大優勢。
その後白は、順調に打ち進め、黒は形勢が悪い焦りから、損に損を重ねる始末。
しかし、黒235に白236が大失着で、この碁は黒が逆転。
これだから、囲碁というゲームはほんとうに最後までわからない。
つい先日も、逆の立場で99%勝ちの碁が、半コウを譲って、普通にダメを詰めた手が、ダメヅマリで手にされて逆転負けということがあったので、自分がどれだけ優勢であっても、勝負が終わるまでは、絶対に気を抜いたり、勝ったと思ったりしてはいけないんだといういい教訓になりました。
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