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黒の次の1手は?
僕の打った手は▲の大ゲイマ。
ここは、選択しがたくさんある局面で、感覚、センスが問われるところ。
左辺の黒を1手入れていれば手堅いが、実戦は右辺を広げながら、間接的に守った。
善悪は不明だが、こう打ちたいと僕は思う。
実戦進行図。
白104のノゾキは黒も嫌なところ。
実戦は、右下に黒105と反発したが、白106と下がられて、黒からたいした手がないことに気付く。はっきり石を持ち込んでしまったので、打たないほうがよかった。
ノゾキに対し、黒107のツケはこう打ちたいところ。
ツギは形が悪すぎて打てない。
実戦進行図。
白▲と押され、黒石がみるみる薄くなってきた局面。
さて、どう打つか?
実戦は、手に迷い、黒123のコスミツケで様子を見てから、黒125のオサエ。
黒123が利かしになっているかは微妙だが、一応利かしと見た。
黒125のオサエは絶対で、ここを突破されては地合いで勝てなくなる。
白は128と右下の味を解消した。
この手は大きい手で、これではっきり右下が持ち込みになった。
黒129は優勢を意識した勝ちましたという手。
形勢は黒有利と見ており、味の悪さを解消した。
ただ、地合いはかなり細かい。
白138に、黒139のノゾキは大切な手。
黒141も優勢を主張した手。
しかし、白も142のキリ取りと最大の手を打ち、地合いはかなり接近している。
実戦進行図。
左上のオサエが油断ならない手。
ここでうっかりハネたりすると、白2とホウリこまれて逆転。
黒3と取るよりなく、この図はコウではなく、白4からのオイオトシ。
なので、黒はハネではなくサガルのが正しい。
終局数手前。
細かいことはわかっているだけに、1手のミスも許されない慎重なヨセが続く。
白206に対し、黒207のアテから209と継いだ手は失着。
この手は右下Aと打つのが、逆ヨセ1目で正しかった。
白に209の点を切られて、白Bと打たれると黒Cに手入れだが、黒209のところは後手1目でしかなく、ここで黒が1目損をした。
そして、結果は・・・黒の半目勝ち。
薄氷の勝利だった。
正しく打っていれば1目半勝ちだっただけに、小ヨセといえども大事である。
また、秒読みだったとはいえ、こんな簡単なところも間違えるのも恥ずかしい限り。
黒に細かいミスが多かったが、形勢判断自体は間違ってなく、なんとか逃げ切れた1局だった。
この1局を負けていたら、7段がまた少し遠ざかってしまったので、勝てたことは素直に嬉しい。
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