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今回は久しぶりに、最新布石研究について。
黒1、3、5の構え。
いわゆるスモール中国流という構えですが、最初は中国で打たれた布石のようです。
日本で打たれ始めたのが2007年なのでおよそ7年前ぐらいからある布石です。
中国では2004年の棋譜がありました。
この構えに対し、白2連星の構えを今回は研究したいと思います。
まず、この局面からの黒の勝率について。
過去100局の勝率を調べたところ、驚くことに黒の勝率は44%と低いことがわかりました。
このあたりの勝率の低さが、この布石があまり打たれない理由なのかもしれません。
白の次の候補手についてですが、図の通り、白からの作戦の幅は広いです。
白Aが1番多いですが、B〜Dもよく打たれており、どう打っても1局のようです。
白Aと打った場合、白10までが必然のようです。
この後の黒の手が難しく、A〜Cなどが考えられますが、白がやれる戦いみたいです。
実際、この形は白の勝率がかなりいいです。
わたしのおすすめは1図の白Bと外側からのカカリです。
仮に、黒6までとなるとして、白7の打ち込みが厳しいです。
黒10とツケての戦いですが、白がやれない戦いではないでしょう。
この図が不満であれば、下辺からカカリやシマリを打つ手もあるし、結論としては、この布石は白の作戦選択の
幅が広く、打ちやすいということになりました。
ただ、あまり打たれないというだけで、これで黒がはっきり悪いわけでもないと思います。
が、自分で打ってみた感触としては、黒の5手目のQ-8の位置が半端な位置にあるので、打ち方が難しいと感じ
ました。 |
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