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東洋6段戦。わたしの白番です。
白14のコゲイマガカリに黒15のオオゲイマ受けは見たことない手。
対局が終わってから定石書で調べましたが、載ってなかったので新手でしょうか。
白16と上辺からカカリ白18のヒラキがぴったりかと思いましたが、4間は流石にヒラキすぎでした。
一路控えて3間のほうがよかった。
黒のオオゲイマ受けは見ない手ですが、咎めるとなると、ぱっと見わからないので、案外有力かもしれません。
研究の余地がありそうです。
黒37から39のトビは感心しました。
形勢は白が苦しそうです。
右上をツケていきましたが、黒47から49にも感心。
いい手でした。
打ち込みたくなりますが、黒55のケイマが気づきにくい好手で白困りました。
思わず、『やるやん』と思いました。
白は何か守るくらいなのですが、黒2と打ち込まれては簡単に負けです。
無理を承知で白56から必死の勝負手。
黒の応手も最強で、白に弱い石が4つもできて、収集がつかない状態です。
地合いも苦しいので、全部頑張るよりないですが、黒71と封鎖され流石に取られ。
必敗の碁形になりました。
実戦進行図。
中央の白4子は取られていますが、まだ味があります。
が、今すぐには手がないので死んだふり。
白82と打ち込みまぎれを求めます。
実戦進行図。
下辺は生きれそうですが、黒99がいい手で隅を荒らされては、白が得していません。
白がここから勝つには、下辺と中央を両方シノギ、さらに死んでいる白の4子が復活するという、神懸かり的な
奇跡を起こすよりならなくなりました。
かなり苦しい局面なので時間をかけて考えました。
最善手を打つというよりは、相手をどういう筋でハメるかという局面です。
なので、白も悪手をかなり打っていますが、局面はかなり複雑化しています。
白128が狙いを秘めた勝負手。
黒が普通に継いだので、左下の形を決めてから、白138と動き出しました。
石が下に行ったり、上に行ったりするのも、ひとつのテクニックです。
すぐ動くのではなく、色々なところに手をつけ、手筋の複合技でハメようという意図です。
黒141に白142のコスミ。
これに受けると攻めあいになります。
黒は攻めあいがまずいとみて自重してくれました。
しかし、白144と復活しては勝負形になりました。
実は攻めあいは、黒が正しく打てば勝っていたのですが、難しい変化もあるので、それで負けたらしょうがないと
思っていました。
気持ちとしては、手がないところが手になったので、白が望外の利益を得ました。
しかし、形勢はまだまだ白が苦しく、中央の大石は1眼もありません。
黒は147のツケで大石が取れると判断して、攻めあいを妥協したのだと思います。
白の次の1手は?
ツケられた瞬間に、白148のノゾキが神経の行き届いた細かい手順です。
黒149となれば利かしで、それから白150と戻ります。
黒153のコスミが黒の敗着でした。
正しく打てば、白の大石は取れたのですが。
この手は隅に利いていると判断したんでしょうが、全然利いていません。
右下の白が手抜きで生きているということは、死活の勉強をやっていれば瞬間的にわかります。
白158まで、黒1子取れるとは思っていなかったのですが、相手の悪手が重なり逆に黒のほうが危ない。
はっきり勝ちになりました。
黒173と生きたとき、白174が大変な失着。
受けてくれはずもなく、再び白の大石が危険になりました。
白は1と打って生きてれば、地合いが大差で勝ちでした。
中央の眼を潰され、眼らしい眼がどこにもありません。
相手をどうだますかですが、
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