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今日は昨日の実戦の続き。1日頭の中で整理して、新しく気付いたことがあったので書こうと思います。
黒71の手が白の2間の薄みをついた手。ここでBのぶつかりを打てば堅いが、打ちにくい手なので白72のコスミで働いてうけた。
黒77に白Aの封鎖が白の無理手で、ここではやはり白Bと戻っていなければいけなかった。
実戦は反撃にあい、白が負けコースに入ってしまった。
白の中央のサバキの場面。ハサミツケに黒が反発したらどうなるのかという図。
これはあくまで、一例だが、黒11が手筋で白が困っているようにみえるが、白12に戻られると、黒の大石も危険で、黒のほうが苦しいと思われる。が、実際の所は結構難しい。
なので、この進行も黒は考えられた。
下辺116とハサミツケた場面。昨日はこの手が筋といったが、実際は筋ではなかった(後に説明します)。黒Aが正着に見えるが、この場合は悪手で、Bとコスんで眼形を確保するよりなかった。
実戦はAと受けたので下辺が全滅し、白116がいい手になってしまった。
実戦は下辺を取れたが、左辺の打ち込みが厳しかったので、白が左辺に先着するのもあった。
この進行は、細かくなるが白が少し形勢がいい。
最善の図を目指すなら、前図でコスミツケ1本で手を抜き、下辺の取りかけだろう。
この図だと、K−4のハサミツケが俗な手であることは容易にわかるので、白1などから眼を奪いにいく。
白には他にも眼を奪いにいく手があり、白1のオキが筋。黒はさえぎるしかないが、白3のハサミツケが後続手で、黒に生きる手は見えない。
黒1とぶるかるほうが難しくなるが、やはり黒の生きは見えない形。
周りの白が厚いので、結局黒は左辺どこかで手を抜くよりないが、そうなれば地合いで大差。
このコースが簡明に白が勝てる道だった。
左辺黒の打ち込みには、この場合白1の下ツケがよく、はっきり生きて、地合いは大差。
下辺で手がない限りは、白の勝ちだろう。
この図で下辺を取る自信がないなら、オク手でコスミから眼系を奪いにいけばよく、仮に取れなかったとしても地合いで逃げ切れるので、結局K−4のハサミツケは俗手だった。このように状況によって、筋というのは変わってくるので、やはり、正しい筋を発見するには、正しい感覚と読みの裏付けが不可欠なのである。本で覚えた手筋をそのまま使うと、こういう間違いがよくおこるので、注意が必要です。
※後で気が付いたのですが、この図はB−14に黒に打たれると、カケメにされるので、白7ではアテを決めないといけない。しかし、そうなると白の生き形も辛い形なので、下辺を殺しに行く前に左上安定が本線のように思います。
やはり、時間を置くと、同じ図でもまったく違う手が見えてくるものですね。 |
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2013年12月22日
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前回の続き。黒が左辺打ち込んできての、僕の白番。ここでは色々な応手が考えられるだけに難しいところ。
形勢は大差なので、手堅くBやCでも勝ちコースなのだが、こういう簡明なぬるい手を打っていると、すぐ細かくなってしまうので、実戦は緩まず最強の手を選択した。
1番簡明に33と打っても、白は勝てるが、かなり細かくなる(盤面で少し悪い程度か?)。秒読みで形勢判断がはっきり出せなかったこともあるが、左辺は簡単には死なないと思い、実戦は全部頑張りにいった。
実戦Aと1子を担ぎ出したのが、自分でもびっくりするぐらいすごい手(悪い意味でw)、実はこの手は下にへばりついてる黒の3子を取れると勘違いした大錯覚で黒1と打たれていたら白は33に入るぐらいのサバキしか残っておらず、かなり困る形だった。
実戦黒は、隅を守り、全取りにきたのは、前図でも黒が自信がないとみての判断だろう。
しかし、この形は152とつけて簡単に死なない形なので白も安心した(白は前図のほうが嫌だった)。
黒153のノビには白154がこの場合の筋。分断と3子取る手をみている。
黒が守った時に、白156が後続手で華麗な手筋。中央に利きがたくさんあるのでここまでいけると判断した。 黒157のハネにはキリを打ち、黒が159と抱えたときに白160のアテが絶好のタイミング。利き筋はぎりぎりまで決めないのがよく、これで白は完全にシノギきった。
なんとかシノギ、これで勝ちかと思ったが、出来上がった図を見てみると、左辺、隅すべてを頑張られ、しかも黒の先手。手どまりの中央抜きに回られ、しかもこれがまた先手(手抜きは下辺の黒が復活すると勘違いしていたのとまだ優勢だと錯覚していた)。しかし、実際は手がなく、H−16の肩からケイマを打つなどしなければいけなかった
大差だった形勢は黒がだいぶ挽回し、もはや形勢不明の半目勝負に。
やはり左辺のシノギが問題で、1子かつぎ出した手が大失着だった。
白198が起死回生を狙った勝負手。しかし、実際は無理手だった。
前図、黒Bと素直に出ていれば、中央2子との振り替わりだが、白の持ち込みがひどく、こう打っていれば黒の半目勝ちのコースだった。なので、白6でH−17にアテ、実戦と同じ形にするよりない。
しかし、黒は199と受けたので、ここでまた逆転。白勝ちのコースになった。
ここで、選択に悩むが、白Bと素直に打っていれば勝ちコースだった。しかし、形勢判断が秒読みで、正確にできずに、最強手のAを選択。この手でまた形勢不明になってしまった。
黒が下から受けてくれれば、だいぶ利かしなのだが、黒205と切ってきたのが、最強の頑張り。
このコウが最後の勝負どころ。
花見コウかと錯覚してしまいそうな形だが、実際には、白も絶対に負けられないコウ。しかし、コウ材は黒が多く、白苦戦に思えた。
黒219に本来は受けていないといけないのだが、ここでコウを解消したのが、好判断だった(白はコウ材が足りないので解消するしかない)。
この進行が予想され、下辺の黒は復活するが、上辺との振り替わりなので部分的には白の得した形。
こうなればはっきり勝ちだった。
しかし、白224と取りにいった手が大悪手。黒に生きがあるのは、白が172と手入れした時から読めていたのだが、秒に追われたのと、難解な変化の読みに追われ、取りにはいけないとわかっていたのに、ミスしてしまった。この図は前図と比べ、白が7目損した形。
しかし、実際には、上辺の振り替わりでだいぶ得をしていたので逆転には至らず。
上辺231の継ぎが油断のならない手で、白232のカケツギが正着。
この手で欲張ってしまうと、
例えば白1と這ったりなんかすると黒2のコスミから簡単に生きられ、逆転。
しかし、流石にここは冷静に黒を取りきった。
結局、白がコウを解消した手が勝着で、白232で黒をとりきり、はっきり勝ちにした。
この後は難しいところもなく、結果は白の10目半勝ち。
白が負ける図も何回もあったが、運よく難しい1局を勝ちきり、これで3連勝。
7段にまた一歩近づいた。 ・3時間以上検討してわかったこと。。。
白は198の局面でもっとわかりやすく勝つ手があった。白1と平凡にトンで白勝ちだった。しかし、これはいろんな図を検討したからこそいえるのであって、実戦心理としては、こういう手を打つのはなかなか難しい。だからこそ、形勢判断能力をもっとつけなきゃいけないと思う。
平凡な手すぎて、逆に気付きにくい好手だった。 |
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6段戦。僕の白番。今日の相手はなかなか強く、かなり難しい碁になったので2回にわけて紹介します。この記事を書いてる途中、実は10日前にも1局打っていたことが判明。そのときは僕の負けでした。棋譜を見たら、相手はまったく同じ布石でした。しかし僕が覚えてなかったので、途中から全然違う碁に(前回は左上を逆側からかかっていた)。僕は最近は、決め打ちをしないで気分で打つので、同じ相手でも同じ碁にはならないです。
さて、黒は17と下辺をヒライた局面。ここでBやCが第一感の普通の手ですが、実戦はAと構えました。
実戦でBやCを選ぶと、このような進行が予想されるのですが、黒2のトビが左下の白に対し、ほぼ絶対の利きなので黒4と右辺に先に回られ、地合いで遅れる展開になり不満でした。
こうなってみると白1のツメが働きに乏しく、あまり黒に対し攻めが利かないので、実戦は中国流に構え、右辺の要所に先着しました。
その後、黒は右上カカリからすぐ33と、世界中で流行している手から乱戦に。
白が78と封鎖したとき、黒79が当然ながら厳しい手でした。
白はこの手があることはわかってましたが、なんとかなるだろうと安易に考えていました。
さて、このピンチをどう切り抜けるか。
黒87は黒89に打っているほうがよく、この手なら白は困っていました。白88と当てたとき、黒89と素直に繋いだ手も緩着だったように思います。ハネツギが右上に対し利いているので、こうなっては白が安心しました。
当てたときに、下がって分断していく手が最強手なのですが、白も2と出て攻め合いの形。
お互いに手数が長いので非常に難解ですが、僕の検討によるとセキになりそうです。
セキなら満足ですが、変化も多く、打ちぶりから見るにやはりこの展開は両者怖かったみたいです。
コウ材に自信があれば、黒はこのような手も考えられ、お互いに非常に難解な形です。
白が渡ったことで形勢は少し良くなったかなと思ったのですが、黒もただでは生きずに、出切りから黒101と動き出す最強の頑張り。ここのサバキは腕の見せ所。白Bと押すようでは重くてダメです。
前図Aとハサミツケた手がいい手で、白の楽サバキ。黒が中央の白2子を取りに来た時に、下辺に116とハサミツケた手が打ちたかった手。
ただし、この手筋はいつでも使えるというわけではないので注意が必要。
実戦、中央のアタリを決めずにオキが後続手で(この場合アタリはほぼ絶対の利きなのですが、別に今打つ必要もない)、部分的に下辺の生きが難しい形。
ここらへんでは、白の筋に入っています。
白が下辺の黒を危なげなく殺したところで、形勢は30目以上有利な体制に。ここで勝利!というほど囲碁は甘くなく、当然ながら黒が149と打ち込み、これが油断ならない左辺全殺しを目論む渾身の勝負手。白は左辺を凌げるのか?!この左辺のシノギについては次回! |
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