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前回の記事の修正点。
前回の記事を修正してもよかったのだが、あえて自分の間違いを残して、改めて記事にするのもありかなと。
前回の記事では、サガル手があると思ったが、よくよく考えてみたら黒に素朴に逃げられてこの黒は取れない。
実は、相手の長考がずっと気になっていて、もしかしたら自分が間違っているかもと思い、ずっと頭の中で考えていたら、やはり僕が間違っていた。
僕の読み筋では、黒10と白11のアタリを打つものと思っていたが、これは筋の悪い手。
アタリを打たずに単に逃げ出すのがよく、黒3子は助かるので白がつぶれてしまう。
なので、相手はここまで読んだ上で、実戦の進行を選んだ。
この錯覚は、僕が相手をなめていたのが原因で僕が思っている以上に、ここまで読んでいたのだから相手は結構強かった。
そうなると、前回の記事では悪手と思って紹介しなかったが、ノータイムで打った黒91が、シノギの好手だったことになる。
自分では悪い手だと思っていただけに、この手がいい手だと気付かされて意外な気分。
相手の打ち方から学ぶこともあるのだなと改めて思った。
囲碁は手談といわれるように、こうやって棋譜から相手の気持ちや考えていたことを、考えてみるのも検討する上ではとても大事なことである。
普段は相手のことなんてあまり考えないのだけど、この1局に関しては、相手が何を考えていたのか少しわかった気がする。 |
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2013年12月30日
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前回からの続き。僕の黒番。下辺の死活が勝負どころ。
黒137と押さえればはっきり生きの形。
しかし、白がしつこく138とハネてきた。
ほんとにしつこい・・・。しつこい男は嫌われるよ!
黒1とグズめば堅い。白6までとなったあと、黒はこのまま手抜いて生き。
白がしつこく取りにくると、黒3とふくらむ手があり、黒13まで白がツブレ。
つまり、下辺は部分的に生きれなくても、中央との関係で利き筋が多く、見た目以上に、全然死なない石だった。
実戦は何も考えずに押さえてしまった。少しでも読みを入れればよかったのに、この手は軽率だった。 実戦、白140と切る手があり、コウのような形になるのだが、この石は元々死ぬ石ではないので、生きる手はあるのだが、難しくなってしまった。
黒143は敗着に近い、致命的なミス。
黒143は上からアテたほうがまだ難しい。
黒が無条件で生きるかどうかが問題なのだが、
黒1ふくらむ粘りがあり、白2と受けると黒3と継いで、ぴったり生きている。
なので、白1が最強手なのだが、白3がはぶけず、黒4と継いでこれも生き。
白の追求には、
オイオトシで取れており、
抜いた形はコウにもならず、しゃれた生き。
検討すれば、こんなのは簡単に読めるのに、実戦だと、全然読めない不思議。
実戦はどうなったかというと、黒143に引き続き、黒145が意味不明の悪手。
続く、白の146に黒147はもはや解説不能の手。
この手は、はっきり1手パスで意味のない手。
結局、黒先で無条件で生きられるところが、黒先で無条件で死んだのだからひどい話。
当然、こんな悪手を連発しているようでは、形勢は白大優勢。
その後白は、順調に打ち進め、黒は形勢が悪い焦りから、損に損を重ねる始末。
しかし、黒235に白236が大失着で、この碁は黒が逆転。
これだから、囲碁というゲームはほんとうに最後までわからない。
つい先日も、逆の立場で99%勝ちの碁が、半コウを譲って、普通にダメを詰めた手が、ダメヅマリで手にされて逆転負けということがあったので、自分がどれだけ優勢であっても、勝負が終わるまでは、絶対に気を抜いたり、勝ったと思ったりしてはいけないんだといういい教訓になりました。
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前回の続き。僕の黒番。
実戦、相手は長考の末、Aの継ぎを選択。
『あの長考はなんだったのか』(心の声)
そうなると黒は楽シノギ。
左辺に半眼確保で安心した。
白98の手がしつこい手。
ここは手抜いて、大場に回るところだった。
白が長考している間、黒の部分的な生きは、だいぶ読んでいた。
黒105のツケが読み筋で好手。
黒は3子を捨石に先手で1眼確保。
左辺と真ん中の半眼が見合いなので右辺に先着できる。
ここで黒は大優勢になり、地合いは大差になった。 右下123のトビが反省しなきゃいけない手。
下辺は生きているのだが、少し不安が残ってしまった。
ここでは、ハネツギを打っておくべきだった。
白に断点が残るし、下辺も何も心配しなくていい形なので、このほうがわかりやすい。
実戦、白にハネ継がれ、生きているのだが、生き方に迷うことになってしまった。
白4子が強くなって攻めが利かなくなった点も黒のマイナス。
第1感は黒1のコスミ。これで生きているのだが、白2のツケがあるかもと長考してしまう。
実際は、普通に受けて、ぴったり2眼生き。
しかし、時間があまりないのもあって、こんな簡単な死活もはっきり読み切れなかった。
俺って弱い。。。
実戦、深い読みも入れずに、黒133。 白134と急所に打たれ、どう考えてもやばい。
黒は1と押さえるのが絶対の1手。
ここでA〜Cなど色々考えられる。
部分的に生きは怪しいのだが、周辺の関係もあって、どう打たれても黒が際どく生きていたようだ。
黒135がもうわけのわからない手。
ここが利いてくれれば、はっきり生き。
しかしこんな手が利くわけない。
『あれ!?なんか利いた。やったー!これで生きだわー。』(心の声)
次回に続く!! |
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僕の黒番。白が小さいとこを連打している間に右辺を連打して、黒優勢な布石。
さて、ここで黒は上辺をどう進出するのがいいかという局面。
A〜Cが候補だが結構悩ましい。
黒1のツケは普通の手だが、この場合は白にどんどん押される調子を与えるだけなのでよくない。
黒1のケイマも普通の手。白にケイマされても黒3と進出できる。
これが本線なのだが、もっといい手はないだろうかと実戦は長考した。
黒57が苦心の1手。▲のトビと×のツケで整形する手を見合いにしてうまいかと思ったのだが、
白58のカタが黒の悪手を咎めた好手。実戦66まで、黒の大石がかなり危険になってしまった。
なので、黒はケイマで進出しているのが正解だった。
実戦、結局白が攻めそこないなんとかなるのだが、黒の次の1手はどこがいいか?
前図Aが急所で黒はそこに打っていなければいけなかった。
実戦は逆に白に急所に打たれ、またまた危険な状態に。
2度の失着で黒の苦しいシノギは続く。
白の次の1手は?
実は前図Bとサガル手があった(※後に修正するが実際にはサガル手はない)。白9まで黒取られ(これは僕のまちがい)。
相手が長考していたので、当然この手を読んでいたと思う。
僕は打ってから、『あれ、サガル手あるかも。やべぇ。』(心の声)
だったら、打つ前に読めよという話なのだが、最近は全然読むということができてない。
形だけでなんとなく打つ悪い癖が出てしまっている。
自分がノータイムで打てば相手も早く打ってくれるという変な期待と、自分が長考すると、その間に相手がいい手を見つけてしまうんじゃないかという変な不安感があったのかもしれない。
しかし、碁はミスしたほうが負けるようにできているので、少しでもミスを減らすために、ノータイムで打たずにゆっくり丁寧に打つことを心がけたい。
次回に続く! |
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