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東洋6段戦。わたしの白番。勝てば昇段という1局。
白番ということもあって、ゆっくりした布石を選びました。
左下黒15の受けは堅実な手。
ここで白の打つ手はA〜Dなど迷うところです。
プロの対局では、白Bの2間ビラキがよく打たれています。
が、わたしはどう打っても1局だと思います。
実戦は、白16のツメを選びました。
1番積極的な手です。
黒17と受けてくれたので、この交換は利かしとみて満足。
さらに白18と下辺のヒラキ。
白が打ちたかった上辺と下辺を両方とも打て、不満のない進行です。
実戦進行図。
黒31とノビたところ。
白の次の1手は?
断点を守る白1のコスミツケが普通の手に見えますが、黒2のノビと代わり、この場合は筋の悪い手になります。
白3と打っても黒4とハネられて、白の苦しい形です。
白1とコスんでも、黒2のケイマと代わり、白の形があまりよくありません。
なので、実戦は白38のワタリを選択しました。
黒37は強手。厳しい手です。この手は読んでいませんでした。
白38と単に下ツケた手が筋のいい手です。
黒39とハネだされましたが、白40のアテコミが用意していた手で、白は連絡しています。
わたしは黒1を想定していました。
白2とケイマに打ち、ゆっくりした布石なので白の作戦勝ちだと思います。
実戦進行図。
白50まで、攻めあいは白がだいぶ余裕のある形です。
早くも大優勢になりました。
実戦50と打った手で白1と打てば無条件で取れていますが、黒2から6という手が残るのを嫌いました。
しかし、白から7と動き出す狙いが残り、この図もありえない図ではないです。
実戦との比較は難しいところでした。
実戦進行図。
白の次の1手は?
白54と継いだのですが、1手パスにちかいひどい手でした。
まず、白の形が愚形なのと、白のダメがつまりやすくなっているので、相当ぽんこつな手です。
黒の断点ができて、厳しい手かと思ったのですが、全然そんなことありませんでした。
むしろ、自分の石のダメ詰めて、自分の石を弱くしています。
下辺の白石は厚みなので、ここは白1といっぱいまでツメたいところです。
下辺は一段落しているので、右辺が大きいところです。
実戦進行図。
コウの形にされ、白から54と継いだ6子は助けにくくなりました。
部分的には、白の有利な3手ヨセコウですが、白54からの6子を助けようとすると、本コウになってしまうので、6
子は捨てるよりありません。
白54が相当ひどい手だったことがわかります。
しかし、形勢自体はだいぶいいので、白62のアテを利かし、コウを取りました。
が、ここはやはり白68の点が大きいところでした。
下辺のコウは3手ヨセコウなので、そこまで大きくありません。
実戦進行図。
下辺のコウが大きくないことにはすぐ気がついたので、黒に打たせました。
白は右上と右下で得しています。
黒が得たものは、下辺を2手打って、『1手ヨセコウにした』だけです。
こうなってみると、白が地をだいぶ得していることがわかります。
黒が下辺を取るにはあと2手も必要なので、白は仮に取られても、地合いは白がいいのです。
形勢がだいぶいいので、堅く打つなら白1が本手です。
実戦は、白石は大丈夫とみて、コウを抜いて頑張りました。
俗な手で気づきにくいですが、黒1とコスミツケから3と切る手は有力でした。
切られた石を取ることができないので、この図は白がまずいです。
なのですぐには押さえず、いっかい緩めてから押さえます。
黒7まで、部分的にはかなりの得ですが、白8とコウを解消し、黒9と最後の大場を打たれても、局面がわかりや
すくなっており、地合いも盤面勝負で、さらに白番なので、優位であることは変わりません。
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2014年10月31日
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