ゲーマーの囲碁日記

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勝ちきる力

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前回からの続き。僕の白番。
現在の形勢は微細だが、白がいい。
はっきり勝ちなら、左上にもう1手手入れしたいところなのだが、そこまでの余裕はない。
黒177は勝負手。白も嫌なところで、ここが最後の勝負どころ。
白が正しく打てるかどうか。
 
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白178は絶対。
ここは読みの力が問われるところで、当然ながらここの死活は、手を抜くと決める前から、ずっと読んでいた。
俺の読みでは、かなり味悪いので正直よくわからなかった。
が、手無しと判断した。
実際黒177を打つ前の形で、コンピューターにこの死活を読んでもらったが、手無しという判断だったので、ここには手はなかった。
 
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実戦進行図。
黒179から黒183は当然ながら読んでいた変化だったので、この後の変化も読み切れていた。
 
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黒185とアテられて、コウと錯覚しやすい形だが、白186とアテるのがいい手。
 
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黒187の抜きに、白188の継ぎで、ここの眼形は潰されるのだが、AとBが見合いで白の無条件生き。
ここで、はっきり勝ちを確信した。
 
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しかし、ここで終わりかというとそうではなく、相手の粘りが続く。
黒199はホウリコんでコウにしようというマギレを求めた手だが、白はもう緩まない。
白200と切ってコウを迎え撃つ態度。
白は受けてても勝ちなのだが、コウは無理とみて、最強の手を選択した。
半目勝ちではなく、圧倒的な大差で勝とうとしている。
 
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形勢の悪い黒は当然201とコウを仕掛けてくる。
コウになることで、局面は難しくなるのだが、白は最善の手を追求する。
 
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黒251は両アタリを解消した手だが、左辺の白はこの状態で生きている。
白はたとえコウに負けても、部分的に生きれるのでもうマギレる余地はない。
途中かなりまぎれたが、最後はなんとか白勝ちになった。
これで7段昇段。これからは8段目指して頑張りたい。
 
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試される実力

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前回の続き。僕の白番。次の1手は?
 
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中央の白石が何も問題なければ上辺を白1と受けていたい。
しかし、黒2が石の急所。
白3とつけて取られる石ではないが、中央の部分は、他にも読み切れない変化が多く、この図は採用しなかった。
 
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実戦は中央の補強を急いだ。
と同時に、黒に対する反撃を狙っている。
 
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黒のハネには強く2段にハネる。
ここで主導権を奪回し、先に黒の大石を攻めてしまおうという構想。
 
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白56までとなったとき、黒57はなかなかの手。
これで上辺を渡る手を消している。
白の次の1手は?
 
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実戦は白58と渡れてないところをあえてツケていった。
この手はこの場合実戦的な手で、白64にキリ1本が入ったのが大きく、左上も先手で安定している。
白は先手を取って、打ちたい手があった。
白の狙いとは?
 
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実戦▲と置いた手が鋭い手。
この手を白はずっと前から狙っていた。
 
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実戦進行図。
白76までとなったとき、黒に弱い石が2つできて、黒のほうがまずいでしょ?という主張。
ここまでを白58とつける前から読んでいた。
なので、筋の悪い白58のツケを決行した。
 
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黒77から79は働いた受け方。
左上をハネついだりしてくれたらありがたかったのだが、やはりこの人はなかなか強い。
種石なのでAと白石を助けるのが普通なのだが、僕の感覚ではなんとなく、この石を助けにくい。
状況によっては、左上を白からハネついで、黒に抜かせたほうが、地としては得だからだ。
白80に黒81も無駄のない利かし。
この手は打ちづらいかと思ったのだが、細かいところも神経が通っている。
 
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コスミツケを打った以上、黒87と手が戻ることになる。
黒は始めから種石を抜く構想だったのだろう。
白88と打ったところで形勢判断をするといい勝負。
やはり、上辺白地だったところが、突き抜かれたのが大きく、白が少しまずったかもしれない。
左上の白も味が悪く、無条件で生きているのかどうかもよくわからなかったが、1手入れてるわけにもいかず、白88と頑張った。
 
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実戦進行図。
黒93のツケは当然の手だが、黒95のヒキは堅い手。
続く、黒97から形を決めにきたとき、黒101が緩着。
白102と三三に入るのが大きく、ここで白が優勢になった。
 
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実戦進行図。
白110は中央を攻めながら下辺を盛り上げた手だが、この手は後悔した1手だった。
黒119の肩ツキが絶好の消しで、中央の黒石はあまり攻めが利かないので空振り気味。
 
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実戦進行図。
白Aと受けてれば堅いが、実戦は形勢が楽観できないとみて、白132の勝負手。
この手はある狙いを秘めている。
 
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白134が狙いの1手で、黒Aと辛い連絡を強要してから白Bと手を戻そうという読み。
秒読みの中で、白132から白134といい手を見つけることができた。
 
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実戦黒135が敗着でAとBが見合い。
ここではっきり勝ちになった。
 
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形勢は大差で、あとはもう手堅く打つだけなのだが、ここで事件。
白162が中央の利きをうっかりした失着でAと継いでおくのが正しかった。
黒163が失着を咎めにきた手で当然ながら厳しい。
黒もこのチャンスは見逃さない。
 
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白もここは決断の時で、実戦は迷いに迷った挙句、白164のカカエ。
黒165で白4子は持ち込みになるが、それでもまだ白が形勢がいいと、冷静に対処した。
自分がミスをしてしまったときは、ミスをはっきり認めて、被害を最小限に抑えるのがとても大事です。
 
勝勢の局面から白のポカで形勢は急接近!勝負はどうなるのか?
次回に続く!
 
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7段昇段を懸けた対局

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東洋6段に降段してから早3か月。
自信を喪失しかけたこともあったが、1年間かけてきた棋風改造に成功し、(一時期迷走して地に辛く打っていたが、結局厚み重視に戻った)7段まであと1勝というところまできた。
手番は白番。左下での黒の形が辛く、白やや優勢な局面。
白の次の1手は?
 
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実戦は右上カカリ。
ここは手広い局面なので、どこが最善かは難しい。
ただ、もし次が黒番なら白26のところが好転に見えたのでカカリを選択した。
左辺を開いてる手や、右上を逆側からカカる手も考えられた。
黒は素直に受けたので、相手は地に辛い棋風だと思われる。
 
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黒29は鋭い手。白30と変わるだけでも利かしている。
この手を打てる人は相当強い。
 
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実戦黒31と堂々と動いてきたのは意外だった。
僕の発想にはない手。
白32は打っていいか微妙だが、一応利かしと見た。
白の次の1手は?
 
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1番やっていけないのは白1のオシ。
たまに東洋5段くらいの人でもこう打つ人がいるんだが、これは左辺が黒地になり簡単に負ける。
しかも、白の大石はまだ攻められる余地があり、厚みともいえない。
つまり、打っただけ悪い手になる。
 
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実戦の打ち込みは当然の1手。
ここはノータイムで石がいくところ。
 
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黒のマガリも当然の1手。
白の次の1手は?
 
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何も考えなければ白1と受けたいところなのだが、黒2とコスまれても白1子が不自由。黒Aの点をほぼ利きと見てるので、この戦いは辛いとみた。
 
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実戦は長考の末に、トビを選択した。
 
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黒1とハネるのが第1感だが、白は左下を軽く見て白2のトビマガリが好転。
黒3から生きるよりなく、白6とトンで1局打とうという構想。
左下の白は状況によっては捨てて打つ方針。
黒の実利が多いが、これでも白打てると判断した。
 
 
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なので、黒39とトブことになるのだが、これなら白40とトンで、先ほどの図より白が楽な戦い。
黒41のツケに白42はこの1手。ハネたりするのは左辺の白が危なくなり、よくない。
 
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実戦進行図。
黒45のボウシは厳しい手。白46に黒47も雰囲気の出た手。
白50に黒51は利かしにきた手。
白の次の1手は?
続きは次回で!!
 
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