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塾での子供たちの態度や勉強に対する取り組み方、クラスメートや先生の接し方などは、 お母さんが”我が子はこんな感じだろう”と想像する姿とはちょっと違うことも 多いです。 そして、事実とは異なることをお母さんに話していることも多いですね(笑) お母さんが家でがっちりと勉強に付き添うご家庭の場合、 塾でもしっかりやっているだろうなあと思いきや、 授業中は私語が絶えなかったり、やりなさいという指示に毎回毎回 ”え〜” なんていう リアクションをしたり。 うちの子いっこうに成績上がらなくて、、、と親御さんがやきもきするご家庭の場合でも、 やってこないときの言い訳がすごかったり、または、予防線をはるという意味で、 ”明日はこれこれこういう用事があるし、あさっても忙しいから、勉強する時間があんまり なくて、だからこの宿題はできないかも。。” と事前に言い訳をしたり。 体調不良でもないのに、授業中に行くトイレの滞在時間が妙に長かったり。 テストが出来なかった理由を自分の不勉強に求めず、何かと他の理由をくっつけて 言い訳する子もいます。 こういう子は、家でも言い訳が多いはずです。 本当は宿題が多いのに”先生がこのページはやらなくていいって言った”という嘘をついて やらずに済ませたり。 誰も何も言っていないのに、”先生やクラスメートがこんなことを言ったからやる気が 出ない”なんていう言い訳をしたり。 いろいろな言い訳や態度を見ていると、 要するにこの子は勉強したくないんだなあ、って思うこと、よくあります。 そりゃそうですよね。子供ですから。 心の底から勉強をしたいと渇望して勉強にいそしむ子なんてほとんどいないと思います。 頑張っている子でも、ほんとは勉強ばっかりやるのは好きじゃないんだけど いい中学に行きたいからがんばる、とか、ママがこわいからがんばる(笑)とか、 なんだかわからないけれど塾のペースにうまく乗ってしまっているからこのままがんばる。 そんな感じだと思います。 やりたくはないけれど、塾で友達に会うのは楽しいし、やる必要があるからがんばっている。 それができていればいいのですが、 何かと言い訳ばかりして勉強をやらず、先延ばしにしてばかりいる子は やっぱり成績もそれなりの結果しか出せません。 なんとなくだらだらしていた子でも、 6年生になると取り組み方が変わる子と相変わらず言い訳ばかりの子に 分かれますね。 成績が上昇する子と下降してしまう子の差は こんなところにもあると思います。 ”この子変わったなあ”、と思えるのは、 つべこべと勉強をしない言い訳をしなくなったとき、です。 やらなくていい理由ややれなかった言い訳をあれこれと言って勉強をしないで 済ませようとしていた子が、 不器用な感じにせよとにかく勉強をしようという態度に変わったら、 そのときがチャンスだと思います。 |
受験中の子供の本音
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夏期講習で忙しく、なかなかブログを更新できないのですが、
今日は勉強のことではなく、
子供たちが楽しみにしていることについて。。
当たり前のことかもしれませんが、
子供たちは
お母さんが作るお食事を本当に楽しみにしています。
朝からの講習でランチタイムが近づくと
”おなかすいた〜。もうダメ〜”なんて言い出す子が出てきて、
いざお昼休みに入ると、猛ダッシュで机にお弁当を広げてうれしそうに食べ始めます。
そして、あっという間にお楽しみのお弁当を食べ終わり、
少しはわいわいおしゃべりするのかと思いきや、
どの子もおもむろに解き直しや宿題など自習を静かに始めます。立派です。
午後の講習や、普段の夕方の授業でも、
”あ〜おなかすいた〜”という声はよく聞かれ(笑)
みんなお夕飯が楽しみで仕方ない様子。
子供たちがお母さんの作るごはんを楽しみにするのは当たり前のことではありますが
受験生とくに6年生にもなって勉強勉強と追い立てられる毎日では
いろいろな遊びやスポーツなど楽しいことが入試後までお預けになっているため、
おいしいお食事がなによりも楽しみになっている子が多いです。
6年生後半になると、ちょっとふっくらしてくる子が多いのは
そのせいかもしれませんね(笑)
栄養のバランスなど、あまり深く考えるとお母さんも大変になってしまいますから、
そんなに細かく気にする必要はまったくないと思います。
子供たちがとっても楽しみにしているご飯の時間が
”おいしくてホッとできる”時間になるように、
心がけていただけたらなあと思います。
受験勉強をしていると、息抜きできる時間が少ないですから。
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中学受験生といっても、
受験生である前に小学生であるわけで、
”両立”という言葉はおかしいかもしれないのですが、
子供たちは今、体力面ではこの”両立”と闘っているように見えます。
受験をさせる場合でも、まずは学校第一、としていらっしゃるご家庭のほうが
多いと思います。私も、それに賛成です。
お子さんたちも、当たり前ですが、
毎日学校に通い、学校で出された宿題をこなし、行事の練習をし、
そして塾に通ってきて夜遅くまで塾の宿題とにらめっこしています。
それでもこれまでは、学校から出される課題は
それほど時間を要しないものが多かったようなのですが、
最近子供たちの口から
「学校の宿題が以前よりも急に増えてきて時間がかかっちゃう」
という言葉をよく耳にするようになってきました。
どんな内容か聞くと
各科目の宿題のほかに、毎日必ず本を30ページ読んで感想を書くとか、
毎日必ず1ページの日記を書く、など
きわめて小学生らしい、良い内容の宿題だと思えるのですが、
子供たちにとっては、”時間がかかって大変。 ますます勉強に拘束される。。塾にも
いかなきゃいけないし、塾の宿題もあるのに。。。。”
と、負担に感じている様子です。
小学校での学習内容も濃いものになり、
積極的に指導してくださるようになったことはとても良いことだと思いますし、
文章を書かせたり、意見を言えるようにすることも
本当に良いことだと思います。
単に“量”が増えて、子供たちはつらいと感じるようですが、
学校で教わることは今現在目の前にある中学受験にだって役に立つことが多いんです。
受験勉強では端折ってしまう部分を学校ではじっくり指導してくださっていますし。
単純に難しさで比べれば、学校での勉強は受験勉強に比べて簡単かもしれませんが、
難しくはなくてもとても大事なことを学ぶのが学校なのではないでしょうか。
時間を有効に使うことで、
小学校生活も充実させ、受験勉強にもしっかり取り組むことができるよう
お母さんも上手にサポートしてあげてくださいね。
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新しい単元を習ったり、
少しひねった問題を解くとき。
説明や解法を聞いても 「わからない」と素直に反応して
もう少し踏み込んだ解説を望む子もいれば、
実はわかっていないのに「わかったから大丈夫 」と言って
わかったふりをする子もいます。
どんな勉強にしても
聞いた段階で本当にわかったとしても、後で自分で咀嚼して、
自力で解けるようにならなければ意味がないので、
こういったときにすぐに”わかった”か”わからない”かは、
別に問題ではありません。ですから、わからないときにはわからないと
素直に答えてくれたほうがいいんです。
少し取り組み方を変えたほうがいいのが
”初めてだし、聞いたことないからわからない”
と決めつけてしまって、自主的に考えようとせず、一から十まで説明してくれることを
望んでいる子、や
プライドが高くて ”わからない”と言えず、なんでも人より早く”わかった”ふりをしてしまう子、
ですね。
前者のほうは、受け身の勉強から積極的な勉強に変えていかなければいけません。
なんでもかんでも”これ、習ってない”と主張して、自分のできる範囲でチャレンジしようという
姿勢に欠ける子は
一定のレベルから抜け出せないことになりかねません。
もったいないのは後者のタイプ。
こういう子の中でも、”わからない自分”は見せたくないからみんなの前ではわかったフリをしてお いて、
あとで家に帰ったらどうにか自分で理解しようと必死になって考える子もいて、
そんな場合は 少々時間のロスが気にはなりますが、自力で解こうという気概が今後の伸びにつ ながっていきますから、悪いことではありません。
困るのは、わかったフリだけして、そのままにしてしまう子です。
”わからない””できない”分野がどんどん積み重なってしまって、
大きなテストではどれを解こうとしてもいまひとつ解けない、、ということになりますし、
これでは、どれだけ長く塾に通っても、どれだけ小さいころから勉強を始めても
あまり身についていかないでしょう。
格好つけたくて ”わかりません”と言えない子とは別に、
恥ずかしかったり内気な性格で ”わからない”と言うタイミングを逃してしまう子、というのも
けっこういると思います。
こういう子に対しては、
先生のほうがもっと質問しやすい雰囲気を作ったり、先生のほうから察してあげたりすることが
必要なので、子供のせいというわけではありませんが、
できればお子さんには
わからないことは遠慮なく先生に聞いていいのよ、とお母さんからも
背中を押してあげてほしいと思います。
聞いてくれたほうが先生の側からしてもうれしいんです。
どんどん聞いてOKですよ。
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子供たちにもいろいろなタイプがいて、
わからないと全く手を動かさず、助け舟を待つだけの子。
間違ってもいいから自分でどうにか答えを出して、間違うとその理由をちゃんと
追及する子。
ある程度理解力があるだけにプライドが高く、×をつけられるのを極端に嫌がる子。
お子さんが家の外でどういうタイプの子か、
お母さんは意外にご存じないのではないでしょうか?
お母さんが想像する姿とは少し違っているかもしれませんね。
当然ながら
一番伸びるのは、どんどん自分で解いてみて、間違った箇所は潔く認め、
解説を聞いたり読んだりし、
自分がなぜ間違ったのか、本当はどう解くべきだったのかを考えて次に生かす子です。
でも、最初からそういう態度で勉強できる子は、そうそういません。
もったいないなと思うのは、
比較的出来る子で、得意な分野は意気揚々と解くのだけれど、苦手な分野では
×がつくのが嫌で、
わからないとこっそり答えを書き写して○にしてしまう子や、
間違いがわかったときに赤ペンで直さずに消しゴムでさっさと書き換えて鉛筆で正しい
答えを書き、何事もなかったかのように赤丸をつけてしまう子、です。
ずるいとか、そういうのではなくて、
×がつくのが嫌いまたは怖くて、すべて○をつけて家に帰りたいという気持ちからのことで、
そういう子は、少し完璧主義のようにも見えます。
そしてそれは、
その子本人の性格のせいもあれば、お母さんの反応を恐れてのこと、という面も
あるようですね。
ノートやプリントが○で埋め尽くされているとお母さんは喜んでくれるけれど
赤でたくさん書き直してあると、全然ダメなんだなと思われて怒られたりがっかりされたりする。。
そういうことから、
子供が間違った箇所を赤で直して次に生かす、という大切なプロセスを素直に行うことが
できなくなってしまう、、ということもあります。
お母さんがそんなことで叱ったりしないわ、と自分では思っていても
子供が勝手に” X は悪いこと。恥ずかしいこと。 ” と思い込んでいる場合もあり、
そういう子には
「できない問題や間違った問題があっても全然悪いことではないし、
むしろ、出来ない場所が今わかってよかった。
今度トライしたときにできるようになっていればいいし、
次がダメならまたその次に出来ればいい。」
と、話しています。
失敗を恐れる子、というのは意外にたくさんいます。
失敗しても、出来なくてもいいし、
解けなくても全然恥ずかしいことではない。これからがんばればいい。
そういうことを
お母さんからも話してあげるといいのではないかなあと思っています。
中学受験でもほかの受験でも、
はっきり言って、100点なんか取らなくてもいいんです。合格最低点というのは
案外低いものです。
大切なことは、自分で頭で考えるようになること、最後まであきらめないこと。
Xの数を数えるのではなく、○の数を数えてあげてくださいね。
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