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今日は時間の余裕があったので、
以前DVDを購入したまま未だ観ていなかった「チェ」を鑑賞しました。
映画は第1部の「28歳の革命(The Argentine)」、第2部の「39歳 別れの手紙(Guerrila)」に分かれており、第1部がメキシコでのフィデル・カストロとの出会い(1955年7月)から、バティスタ政権を倒し最終目的地であるハバナへ進軍(1959年1月)するまで、第2部はキューバを去り(1965年4月)、ボリビアでの11ヶ月にも及ぶゲリラ活動で最後政府軍に捕らえられ処刑される(1967年10月)までが描かれており、計4時間半の大作なので、観るのもなかなか気合いが要ります。
この映画は基本的にチェ・ゲバラの歩んだ歴史と人柄をある程度鑑賞前に分かっていないと、突然観ても理解しにくい部分が多いかと思います。 4時間半と言っても、メキシコに渡るまでの少年・青年期について(これは別の映画がありますが)、キューバ革命を成し遂げ、新生キューバの立ち上げに尽くす時期、そしてコンゴでのゲリラ戦などは含まれておらず、チェの生涯全てが語られているわけではありませんが、革命戦士チェを知るために重要な2つの戦いにテーマを絞って描かれています。
ゲバラを愛し、彼の生涯を知っている人にとっては、第1部は楽しめるのですが、第2部は観るのがなかなか辛く、特に後半は胸が詰まりそうになります。 しかし最後まで観て感じるのは、本当によく史実を忠実に再現した素晴らしい映画だと思いました。 もちろんもっと盛り込んで欲しかった場面もたくさんありましたが。
ところで、この映画では描かれなかった革命達成後のキューバ国内でのチェの活躍についてですが、1959年11月には国立銀行総裁に就任しており、彼の在任中に発行された紙幣に彼のサインが書かれています。
1960年発行 20ペソ紙幣 (P-80c)
左下の PRESIDENTE DEL BANCO の部分に書かれたシンプルなサインが、チェによるものです。
チェのサインの入った紙幣は全部で10種類ありますが、中には現在では入手がとても難しいものもあります。
一方キューバでは、チェのボリビアでの死から現在まで、チェを描いた3種類の3ペソ紙幣を発行しています。
現在も流通している2004年発行の3ペソ紙幣(P-127)
1980年代(P-107)、1990年代(P-113)にもチェの絵柄の紙幣が発行されていますが、絵はどれも基本的に同じ(表が大きな肖像画、裏がサトウキビを刈り取るチェの姿)ですが、デザインや色合いなどに違いがあります。
現代まで紙幣に肖像が描かれているということで、チェがいかにキューバの人に愛され慕われているか分かるような気がしますね。
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