ダルウィンのなんでも飼育栽培記

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世界の紙幣

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エリトリアの紙幣

世界の紙幣紹介、本日は紅海に面した比較的新しい国、エリトリアの紙幣です。

エリトリアがエチオピアから独立したのは1990年代に入ってから(1991年独立宣言、1993年独立承認)で、独立後数年間はエチオピアの通貨であるブル(Birr)を使っていたものの、1997年になって待望の自国通貨ナクファを発行するに至りました。 

エリトリアで流通しているナクファは、以下の6種です。

1) 1ナクファ
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2) 5ナクファ
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3) 10ナクファ
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4) 20ナクファ
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5) 50ナクファ
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6) 100ナクファ
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どの紙幣も表面にはエリトリア領内に住む様々な民族(少年・少女3人)、裏面にはエリトリアの特徴的な光景が描かれています。

1997年に発行された50&100ナクファは上に添付した2004年版と同じデザインですが、色は1〜20ナクファと同じく全体的に白っぽいです。 ちなみにこららの紙幣は1852年創立の老舗、ドイツ Giesecke & Devrient 社の印刷によるものです。 

今回添付した6種に1997年版50&100ナクファを加えた8種が、エリトリア銀行から発行された全紙幣になるので、これはコンプリートがかなり容易なシリーズと言えると思います (^^)

ハンガリーの紙幣

世界の紙幣紹介、今回は昔のハンガリーの紙幣です。

現在ハンガリーではフォリントという通貨単位が使用されていますが、今回ご紹介する4種類はその前に使用されていたペンゴ(またはペンゲー)の時代のものです。

1) 1930年 : 100 pengo
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表面には15世紀の King Matthis (Matyas Kiraly) の肖像画、裏面にはブタペストの王宮が描かれています。

2) 1936年 : 10 pengo
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表面 : 左側  "Patrona Hungariae" 
裏面 : Equestrian statue of St. Stephen (セイント・ステファンの乗馬像)

3) 1945年 : 1000 pengo
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表面に切手のようなものが貼られていて、なにかのいたずらかな?と思ったのですが、紙幣本を読むと、ハンガリーではこの時期のいくつかの紙幣にはこのように切手が貼られていたようです(と言っても、同じ紙幣で貼られていないものもあるのでややこしいです)。

4) 1945年 : 100000 pengo
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このペンゴという通貨単位は1927〜1946年の期間に使用されたものですが、第2次世界大戦後のハンガリーはハイパーインフレに見舞われ、物価の急上昇に合わせて単位もペンゴからミルペンゴ(milpengengo)、そしてBペンゴ(b.-gengo)に変更。 しかしインフレは止まること亡く進み、最終的には1億Bペンゴ=1垓ペンゴ(10の20乗ペンゴ=100000000000000000000ペンゴ)が発行されました。  実際はその上の10億Bペンゴ(=10垓ペンゴ)も準備されていたようですが、こちらは流通しませんでした。
現在通貨のフォリントはペンゴに代わり1946年8月1日に導入されたのですが、その際の交換レートは、1フォリント=40穣ペンゴ(10の29乗ペンゴ)でした。

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フォリント切り替え後、廃棄されるペンゲー紙幣(1946年) - Wikipediaより -

ペンゴ時代の紙幣にはこの4種以外にも趣のあるデザインのものがたくさんあり、こうやってゴミのように大量廃棄されているのを見ると、かなり勿体ないような気がします。

先々週、それまで使っていたPCの具合がおかしくなってきたので、新しいPCを買って早速日本語バージョンへの変換を日本人のいるPC関連の会社で行ってもらったのですが、その後使用中に不具合が見つかり、先週再度セッティングしなおしてもらっていました。 というわけで、随分間が開きましたが、セーシェルの紙幣第3弾です。

ところで、新しいPCを購入する際、同時に購入したのがコレ↓

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今まで自宅でスキャナーを持ってなかったのですが、今回試しに1台購入してみました。


では、セーシェルの紙幣、このシリーズの最後、500ルピーです。


☆ 500ルピー ☆

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さすがスキャナーを使うと、クリアに撮れますね (^^)


2005年発行の50ルピー紙幣の表側

左下 : これもエンゼルフィッシュの一種っぽいですが、解説は見当たらず。
中央 : 「Coco-de-mer Palm(オオミヤシ Lodoicea maldivica)」
           5ルピーにも描かれていたオオミヤシですが、こちらは実のアップです。


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そして100ルピー札と同様、右上で金色に輝くバショウカジキはここでも健在です。



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同裏面

左側 : 「Central Bank of Seychelles building in Victoria」
中央 : fisherman with his catch 
左側 : 「Seychelles scops-owl (セーシェルコノハズク  Otus insularis)」

現在のセーシェル最高額紙幣の裏面は、コノハズクを除くとあまりパッとしないデザインですが、コノハズクはセーシェル固有種のようで、これはなかなかいいですよね (^^)


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紫外線灯下で浮かび上がる羽ばたく鳥がこの500ルピーでは左右計2カ所に現れます。
右上のバショウカジキも100ルピー同様、青紫色に輝いています。


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裏面は、コノハズクの顔面を一刀両断の位置で、白い縦ライン一本入っています。


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透かしは5種共通のウミガメ模様です。



さて、これで5種全ての紹介が終わりましたので、恒例(?)のサイズ比較を。


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現在セーシェルで流通している紙幣は、諭吉先生と比べると、このように若干小さいサイズです。

10ルピーから500ルピーまで寸法が同じというのは、アルバムに入れるには便利ですが、単純に言っても500ルピーの価値は10ルピーの50倍であることから、出来れば絵柄やセキュリティー対策の豪華さだけでなく、寸法も高額紙幣になるにつれて大きくなっている方が、迫力もあって私としては好みです。

ここまでご紹介した5種は1998年から採用され現在まで使用されている絵柄であり、今年に入って新たに発行された50・100・500ルピーも、偽造防止の最新技術が採用されていながら、デザインは従来のものと同じです。
ですので、次回のセーシェル紙幣記事は、1998年以前に発行された別デザインの紙幣をご紹介出来ればと思っています。

(完)
動植物の絵柄満載のセーシェル紙幣、今回は50ルピーと100ルピーの2種です。



☆ 50ルピー ☆


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2005年発行の50ルピー紙幣の表側

左下 : Angel Fish
     エンゼルフィッシュと言えば、あの長い尻びれがひらひらの淡水魚を思い出しますが、
     こちらはキンチャクダイ科の熱帯魚で海水系だと思います。 魚の方は全く詳しく
     ないので、これだけ特徴的なラインが入っていても種類名は分かりません (;^_^A
中央 : Angranthes "Paille en Queue"
     "Paille en Queue"というランの交配種のようですが、調べて見るとこの種は
     Angraecum sesquipedale と Aeranthes arachnitesを交配させたものとのことです。


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右上には、銀色に輝くバショウカジキの絵柄が加えられています。

今回ご紹介している絵柄のシリーズは1998年に発行が開始されていますが、当初発行された10・25・50・100ルピー4種のお札にはこのカジキは描かれていませんでした(この時点で500ルピー札は未発行)。 第2弾として2001年以降に発行された50・100・500ルピー札から、この輝くカジキマークが採用されています。


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同裏面

左側 : 「Little Big Ben clock tower in Victoria」
中央 : 「Yellow Fin Tuna(キハダマグロ Thunnus albacares)」
左側 : 「"Tiomitio" white throated rail(ノドジロクイナ Canirallus cuvieri aldabranus)」
     現地ではティオミティオと呼ばれるクイナで、英語の文献で flightless と書かれている
     とおり、飛翔力は極めて弱い鳥のようです。


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紫外線灯下では、左側からまず地図+太い縦ラインが緑色で、羽ばたく鳥と縦の途切れラインが白色で浮かび上がり、一方右上のバショウカジキは青紫色に輝いています。


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裏面で光っているのは、右側に白い縦ライン一本だけです。



☆ 100ルピー ☆


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2001年発行、100ルピーの表面

左下 : 「"Vielle" Babone Cecile fish」
     記載のあったこの名前で調べてみましたが、全然分かりませんでした...
中央 : 「Nepenthes pervillei(ネペンテス・パルビレイ = セーシェル・ウツボカズラ)」
     英語表記は単に「pitcher plant」でしたが、セーシェルということならこの種類で
     間違いないと思います。


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右上にはバショウカジキ。

50ルピーでは輝きがシルバーでしたが、こちらはゴールドです。


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同裏面

左下 : どこかの海岸のようですが、解説が見つからず。
中央 : 「bridles tern (マミジロアジサシ Stema anaethetus)」
右側 : 「Aldabra large land tortoise(アルダブラゾウガメ Dipsochelys dussumieri)」
     ここでアルダブラ登場! アルダブラ環礁はセーシェル諸島からはかなり離れていますが
     セーシェル領ですから、この巨大なゾウガメが動物大好きセーシェルの紙幣に使われない
     訳はないですよね。
     同じくセーシェルでは、絶滅種と見なされていたセーシェルセマルゾウガメと
     セーシェルヒラセゾウガメも近年再発見されているので、彼らを見るためだけでも
     行ってみたいところです (^^)


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紫外線灯下の表面

白い縦ラインを除くと、ほぼ50ルピーと同じ構成です。


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ここでもカジキは青く光っています。

実は肉眼で見るともっとクリアに光っているのですが、紫外線灯と同じ青系統の色なので、デジカメの感度を最大に上げてもこのようにあまりはっきりとは写ってくれません。


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表面と同じく、裏面にも白い縦ラインなし。

白く輝く縦ラインは2005年以降に発行された紙幣に採用されているうようで、その点ではこの2001年版100ルピーの偽造防止策は、まだ1998年版10・25ルピーと同じと言えます。


(続く)
最近多い紙幣紹介記事ですが、今回はセーシェルの紙幣です。

インドネシア以外で一番興味があるのはアフリカの紙幣ですが、それは単に野生動物や植物の絵柄が多いからでして、その点からもセーシェルの紙幣はとても魅力的だと思います。

本日ご紹介するのは、1998年以降発行され現在も流通する紙幣5種のうち、10ルピーと25ルピーの2種となります。



☆ 10ルピー ☆


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1998年発行の10ルピー紙幣の表側。

中央に「Coco-de-mer Palm(オオミヤシ Lodoicea maldivica)」の木が描かれています。

左下の絵柄はセーシェル中央銀行HPの中の解説で「Black Spotted Trigger Fish」とありますが、調べても全く同じ名前の魚に行き当たらず。 Spotted Trigger Fishですから、モンガラカワハギ科の熱帯魚だと思うのですが...


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同裏面

左下 : オオミヤシの実
中央 : この2匹の鳥についても中央銀行の解説では「Fairy Tern(ヒメアジサシ Sterna nereis)」
     とありますが、棲息地などを確認すると「White Tern(シロアジサシ Gygis alba)」の方
  である可能性が高そうです。
右側 : ここでウミガメ登場! 「Hawksbill Turtle(タイマイ Eretmochelys imbricata)」

さすが海洋国家のセーシェル。 紙幣にカメや熱帯魚の絵がふんだんに使われており、よく見るとこの紙幣もタイマイの大きな絵以外に表面・裏面ともに可愛いウミガメのマークが入っています。


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白球灯を裏面から当てて透かしをチェックすると、ここにもウミガメが。


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これからご紹介する紙幣5種には、全てこれと同じウミガメの透かしが入っています。


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紫外線灯を当てた表面。

左側に浮かび上がった地図と縦ラインは普通の光りの下でも見えますが、右に浮かび上がった4角の中で羽ばたく鳥は、紫外線灯を当てて初めて浮かび上がる絵柄です。


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裏面はなぜか光りなしで寂しい感じです。



☆ 25ルピー ☆


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同じく1998年発行、25ルピーの表面

左下 :「Lionfish(ミノカサゴ Pterois lunulata)」
中央 :「Wrights Gardenia(ロスマニア・アンネ Rothmannia annae)」

ロスマニア・アンネはセーシェル原産のアカネ科植物ですが、原産地でこの植物が残っているのはセーシェル北部のアライド島のわずか0.7km2のエリアであり、現存わずか600〜700株のみの絶滅危惧種です。 現在同国の他の島々への移植を行っていますが、元の株数がここまで減っているものなので、このアクションも下手をすれば絶滅を加速させることになりかねず、非常にリスキーなようです。


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同裏面

左下 :「Bicentennial monument in Victoria」
中央 :「Coconut Crab(ヤシガニ Birgus latro)」
左側 :「Seychelles Blue Pigeon(セーシェルルリバト Alectroenas pulcherrima)」


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透かしは全く同じウミガメ模様なので省略し、紫外線の方です。

表面の隠し鳥マークは、10ルピーよりも上の位置に現われます。
裏面は10ルピーと同様、輝きはなしです。


(続く)

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