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Last tango in paris
映画はガトー・バルビエリの曲で知りました
当時の自分はジャズばかり聴いてた時期で彼のサックスが
他のジャズミュージシャンと明らかに異質だったのでとても印象に残りました
さて映画ですが、これはガトー・バルビエリの後追いになってしまい
よく知らなかったのですが、興味を持ち見ました
エロティックな性描写ばかりが話題になっていましたが
映画自体はとても刹那的で寂しい男と女の物語
パリのアパートの空室で偶然に出会った中年男と若い娘がお互い名前も知らないまま
ただセックスだけで結ばれる
約束もない、この空間では全てが無意味
ただその部屋に来てはセックスをする
時間が流れてもお互いが誰か知らないまま
それでいい、ただ快楽に身を任せていれば。。。
そんな狂気じみた関係にも終わりは訪れる
彼女はダンスホールでタンゴを踊る
男との終わりを告げるラストダンス。。。
しかし時すでに遅し、彼女の愛は終わっていたが
男の愛は始まったばかりだった、気づいたときは彼女に心を奪われていた
あれだけ彼女の名前や過去に無関心で刹那的に生きてきた男が彼女に関心を持った瞬間
その愛する彼女に銃で撃たれ、殺される
そう、全ては終わっていたのだ。。。
全編に流れるガトー・バルビエリのサックスが物悲しい
ゴッドファーザーのドン・ビトー・コルレオーネのマーロン・ブランドの印象からはほど遠い
マリア・シュナイダーとセックスをする彼はどこか憂いを含んで人をひきつける
この作品は後にラストエンペラーを監督した巨匠ベルナルド・ベルトリッチによるものでした
なんとなく見た映画を簡単にまとめてみましたが、最初に見たときはフィルムの長回しに疲れ
途中で眠くなってしまった
長回しは映画の芸術性を高める上で効果を発揮するが、見るほうは相当気合を入れ、監督に感情移入していかなければならない
現代の映画は娯楽性重視のハリウッド型で次々に面白いシーンを入れていかなければ観客にそっぽを向かれ興行的にも成功はしない
そういった意味ではこういった作品はとても重要な位置づけにあると思う
3回くらい見てやっと理解できる、見る人に深い思考を求める
あらすじも何も分からない状態だったらちょっとキツイかもしれない
歴史に残る映画には違いないと思います
こういった破滅的な人生は賛否両論ありますが、引き付けられました。。。
http://www.youtube.com/watch?v=4YrGYpZEhQI&mode=related&search=
↑Last tango in paris
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