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ヨロブン、アンニョンハセヨ?
8月15日の今日は日本では終戦記念日でしたね。
韓国では光復節といいます。
第2次世界大戦に敗戦国となって、日本国民にとっては悲しみの日であったのですが、
1910年から45年まで36年間、大日本帝国の殖民地支配を受けていた韓半島では、
文字通り「光を復帰した」光復の記念日です。
国と国が争い、人と人が争い、いったい何のための戦争だったのか、それによって
どのぐらいの人が犠牲になったのか・・・。
未だに少なからずその傷を背負っている人がたくさん生きている中で、
戦後はまだまだ整理されずにいることが多くあります。
国のために、愛する人のために、「生き続けたい・・・」という心を持ちながらも散っていった
沢山の命を思うときに、胸が熱くなってきます。
その方たちの分も、私たちは一度しかないこの人生を、意味のあるものにして
いかなければならないでしょう。
写真の花は「無窮花(ムグンファ)」という韓国の国花です。
無窮とは朽ちることがない・・という意味ですが、韓国人の性質を現していると思います。
韓国という国は、歴史の中でも外国から何度も侵略されて来ましたが、
自分からはたった一度も侵略したことがない国です。
やられてもやられても立ち上がって来た、そういう恨の歴史です。
無窮という文字通りの民族の歴史です。
逆に日本の国花になっている「さくら」は散る時の美しさは絶品ですね。
散る時の美学です。
どちらがいい悪いではなくて、とても国民性を表していると感じます。
ムグンファは厳しい夏の暑さにも負けずとても美しく咲いて、
私たちの心を爽やかに涼しくしてくれます。
ピンク・濃いピンク・白の花がありますが、私はこの色が一番好きです。
韓国に長く住みながら、韓国と日本の関係の喜怒哀楽を少なからず肌で感じてきました。
情の通った、地に足のついた交流をしていきたいと、心から願ってやみません。
下の写真はご存知韓国の国旗、太極旗(テグッキ)です。
今日のような国民の休日には、大通りは太極旗並木?になります。
それでなくても最初は至る所に国旗が掲揚されていることに驚きました。
小さいものから大きいものまで、この国旗に人々は頭を下げ、
民族の誇りとプライドを感じて生きています。
赤の部分は陽を、青の部分は陰を表し、全てのものが主体と対象になっていることを
象徴しているように感じます。
サッカーで韓国が赤、日本が青のユニフォームを着て試合をするとき、「この二つの国が
お互いにうまく陰陽の役割を果たしていけば、きっと全てがうまくいくに違いない・・・。」
っと試合の興奮の中でもこんなことを感じたりします。
韓国と日本。まだまだ「近くて遠い国」ですが、いつの日かこの8.15の日が、
同じ心の痛みを共感しながら、共に幸せになっていける道をみつけていけることを
心から願います。
っと、いささか、今日は少し厳粛な気分に終始しました。
渡韓10回目の光復節。私の心にもわずかに本物の光が回復し始めているところです。
全てはこれからですね。
外はまた雨が降ってきました。
静かにまた明日に出会うであろう嬉しい出来事を期待しながら、
休みたいと思います。
カムサハムニダ〜〜。
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