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風のメロディ

1976年リリース。 チューリップ の11枚目のシングル曲 「風のメロディ」


オイラは1978〜80年頃に、高校の学園祭の際、
ステージで合唱部がこの歌を披露しているのを聴いて 「ああ、いい曲だな〜」
と感想を抱いたのが本曲との初遭遇でした。
そのときは、合唱部が採用するくらいだから、
コーラス関係の界隈の楽曲なのかな〜と思っていましたが、
後年、チューリップの作品としてビックリしたモンです。

いま聴き直してみても実によくできた作曲、編曲だと思います。
▼こちらにコード進行が紹介されているのでぜひご覧ください。

まずAメロですが、徐々にベースが下降するクリシェ進行ですが、
たとえば  「ハナミズキ」 のような正統派 (?) であれば、
ダイアトニック内の構成音でコードやベースラインが構築されるところを、
ディミニッシュやハーフディミニッシュ (注:この解釈にはちょっち疑問がありますが)
等のノンダイアトニックの構成音を含むコードを使ってるあたりが憎いですね。

それ以前にイントロ頭のコードがいきなりディミニッシュというのが
そもそもぶっ飛んでると言えます。

次にBメロですが、Aメロの調性がAマイナー(ロ短調)であったのに対し、
急にCメジャー(ハ長調)に転調しています。
まあ、ニューミュージックでは特に珍しいワザではありませんが、
Bメロの2つ目のコードにオーギュメントを使っている影響で、
その 「転調感」 がビミョーに強調されているように感じられます。
もし、このコードを採用した理由が前述のとおりの 「確信犯」 であるなら、
やはり財津和夫、姫野達也の作曲センスは尋常でないと思います。

さらにいえば、サブドミナント (F) → サブドミナントマイナー (Fm) という進行は
フォークソング界隈では定番中の定番のコード進行ですが、
他の楽曲が狙うメロディ進行上の効果とは明らかに違う効果を狙っています。
ジグソー「スカイ・ハイ」 のサビの3小節目→4小節目にも
同じような進行があったと記憶していますが、
「Ⅰ → Ⅵm」 のような効果を生み出している、と感じるのはオイラだけか?

そしてサビに入ると、せっかくBメロで 「Cメジャー」 に転調したのに、
Aメロで使われた 「Aマイナー」 の同主調である 「Aメジャー」 に転調・移調する、
という、意表を突いた見事な攻撃を見せてくれますっ。

しかも、次のパート、つまり2番のAメロに戻るために、
サビの最後のコードにはノンダイアトニックコードの 「F」 を使っていますが、
このアイディアも 「スカイ・ハイ」 に垣間見られたような気がします。

もしかしてインスパイアされているのか?
と思って 「スカイ・ハイ」 のリリースを確認したら1975年リリースとな。
これはもしかしたらもしかするかも?

音質の面の感想を述べさせていただくと、ベースの音がとても瑞々しいですね。
ピック弾きベースのアタック音が実にいいカンジを出しています。

ミックスバランス的には、ドラムの音が小さめなのが残念ですが、
フィルインのタム音の分離、パンニング感がとてもヨイ。
まるでノイズゲートのお手本のような使い方ではないでしょーか。
キックとスネアの音が小さいのがつくずくもったいないー。

ここでふと気がついたんですが、前述のタム回し (フィルイン) は、
右チャンネルから左チャンネルに向かって叩かれています。
つまり、ミキサーはオーディエンス目線からドラムを見て定位を決めているワケです。
しかーし、ハイハットが左チャンネルから聴こえではあーりませんかっ!
これはおかしい。
果たして単純にパンニングを誤ったのか?
それとも特殊効果を狙った遊び心溢れる確信犯だったのか?
宅録ヲタク的には実に興味深いツッコミどころです。

(追記)
↑改めて聴き直してみたら、右側に聴こえるのはフロアタムのようです。
ということは、プレイヤー目線から見た定位でミックスした、が正解と思われます。
失礼しました。

最後に本曲はやはりメロディ、主旋律が素晴らしいっ。
ある意味、ビートルズの 「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」 のように
実は別々に作ってあった3つの曲 (メロディ) を、
一曲の中で組曲のように強引にひとまとめにしてしまったかのように、
Aメロ、Bメロ、サビ、それぞれのメロディの主張というか、芸風が
とてもうまい具合に、いい意味で 「独立している」 ように感じます。

こーゆー 「一曲の中で多くのアイディアを一気に使い切ってしまう」 という、
作者にとっては効率が悪いというか、コストパフォーマンスが低い作品、
最近はあまり見られなくなっているように感じます
・・・が、みなさんのご感想やいかに?



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 3月定例やまぼうしライブ











日時 3月8日(金)19時30分〜21時00分
会場 コーヒー&ギャラリー やまぼうし
出演 19時30分〜 ノーザンスター (アコギ弾き語り)
    20時15分〜 Hiddy & Satty (大正JAZZ浪漫




▼関連リンク

2000年頃につくったオリジナル曲












※オイラ20代の頃に加入していたアマチュアバンド アーバンギア のデモ音源です

※オイラがファン倶楽部会長(本人未公認)を務めるアマチュアミュージシャン あやあね のブログです

※故・森下よしひささんの名曲をCD化するというプロジェクトです

※オリジナル曲や関係各位のライブ音源等をアップロードしてあります

※宅録作品や関係各位のライブ映像等をアップロードしてあります

※2004年に立ち上げたホムペですが2007年以降更新しておりません

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