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サウンド&レコーディングマガジン6月号に気になる記事を見っけますた。
去る4月22日と233日、Billboard Tokyoにおいて細野晴臣のバンド The World Shyness のライブが行われ、
そのライブテイク音源がわずか数週間後に iTunes Store で配信されたと言うのだ。
みなさんご承知のとおり、一般に音楽の ライブテイク と言うモノは、
アルバム (レコード・CD) 収録するのであれば早くても半年以上の制作期間が必要で、
テレビ放映するにしても編集・ミックスにやはり半年以上の編集期間が必要とされている (と思う)。
よく めざましテレビ などで前日開催の著名ミュージシャンのライブ映像を速報的に放映することがあるが、
当然ながら 「音」 はテレビカメラ据付のマイクで集音したサウンドであり、
そのクオリティはラインでマルチレコーディングされた音質に遠く及ばない。
山下達郎 がサンデーソングブックで自身のライブ音源をオンエアする場合も、
放送に耐えうる 「ラフミックス」 を制作するために約半年の期間を要している。
つまり、ちゃんとした (?) ライブテイク音源を制作するには、
どうしたって半年以上の制作期間が必要、と言うのがこれまでの常識だったワケだ。
しかし、近年のPA機器のデジタル化の波は凄まじく、
あっという間にプロのPAコンソールは9割方がデジタルミキサーに代わり、
ライブレコーディング用の機器もMTRからプロツールスへと変わってきた。
さらに、今まではPA用のコンソールとライブレコーディング用コンソールは別個に用意されていたが、
今回の細野晴臣のライブにおいては、PAとレコーディングを一台のミキサーでまかなわれているのだ!
従来、プロのライブレコーディングと言えば、前述のとおりコンソールが2台必要だったり、
その他周辺機器を山のように持ち込んだり、録音機材車をチャーターしたり、
レコーディング専属スタッフを手配したり、と、
そらーもう、えれー騒ぎで準備を行っていた (らしい)。
それが現在では、コンソールは一台で事が足り、
山のような周辺機器もデジミキやパソコンの中に収納され、
専属スタッフの数も極端に少なくて済むようになってきた。
加えて、レコーディングされた録音媒体は、従来は 「テープ」 であったため
それを巻き戻して、聴き直して、ミキシングエンジニアに運搬する手間がかかったが、
現在はインターネットを使って録音データを転送することで済んでしまう!
10年前とは、ライブレコーディングに係る人的負担も物量的負担も比較にならないほど軽減されているのだ。
つまり、今日、ちゃんとしたライブテイクの制作に半年もの期間は必要でなくなったワケだ。
それを如実に実証してみせたのが今回のトライアルなのだ。
だが、これはそれほど特殊なことではない。
「プロ」 の現場では画期的なことかもしれないが、
「アマチュア」 の場合なら別に特筆すべきことでも何でもない。
実際、ライブPAをオペしながらのDAWレコーディング などオイラは4年前からやってることだし。
(もちろんスケールも規模もプロの百分の一程度ではあるが・・・)
つーか、オイラの知る限り、アマチュアミュージシャンの9割以上が、
「ちゃんとしたライブテイクの制作」 に興味をお持ちでないように見受けられるので、
オイラのやっていること (PAをやりながらDAWでマルチレコーディング)
の意義をご理解いただいていないと感じている。(涙)
ライブのPAを行いながら、各チャンネルの信号をDAWで別々に (マルチで) レコーディングし、
翌日、その中からベストテイク数曲を選んでミックスを行い、
その日のうちに当該ミュージシャンのブログやYouTube等にアップロードし、iTunes で配信する、
なんていうプロモーションは、これからのアマチュアミュージシャンにとって、
無限の可能性を秘めている、と、オイラは感じるんですがねえ。
オイラも含め、大半のアマチュアミュージシャンは 「流行に乗る」 ことを 「ダサい」 と感じていると思う。
そう、流行とは追いかけるものではなく、最先端を走ってこそ意味がある。
第三者がノウハウをまとめてハウツー本を出してから流行を追うのでは遅すぎるのだ。
だから、アマチュアミュージシャンのみなさんには、
オイラのような (!?) 、DAWライブレコーディングに対応できるPA屋を選んで、
今後のライブ活動を行ってはいかがでしょう?
・・・と言うオチでどーよ。
え? 結局テメーの自慢話かよ!ですと?
ええ、結局オイラの自慢話ですが、なにか?
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