だからPA屋なんですってば

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PA豆知識

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少しでもPAをいぢったことがある人なら 「ファンタム電源」 をご存知かと思います。
ミキサーに装備されている 「+48V」 と書かれたスイッチのことでありやんす。

ミキサーからコンデンサマイクやアクティブ式ダイレクトボックス (DI) に、
バランス型マイクケーブルとXLR型コネクタを使用して48V電源を供給する、
という仕組みであることは、たいていの方が知っていることと思います。

かくゆうオイラも、そこまでは承知しております。
加えて言うなら、電源不要のダイナミックマイクやパッシブ型DIにファンタム電源を供給しても
特に問題とはならない。少なくともマイクとDIが壊れることはない。
ただ、音質的に好ましいとは言えない、程度の知識はありますた。

しかし、その理由についてはまったくもって無知でありまして、
とにかく、電源供給側 (ミキサー) から見て、両端がXLR端子のマイクケーブルを使えば、
たとえコンデンサマイクとダイナミックマイクを混在したまま、まとめてファンタム電源を送っても
特に問題はない、という最低限の知識のみでこれまで数々の現場をこなしてまいりました。

またその証拠、とは言い難いですが、安価なコンパクトミキサーのほぼ100%が、
チャンネル毎にファンタム電源のオン・オフが切り替えられない仕様であり、
「コンデンサマイクとダイナミックマイクの併用時に一括ファンタム電源オンにしてもいいよ〜」
と、暗にメーカー側が言っていると、受け取っておりますた。

しかしながら、先日、とあるベテランPAさんと会話していたとき、
「ファンタム電源不要のマイク、DIにファンタム電源を送るなんて・・・シロウトか!」
といったツッコミを受け、その理由 (感電トラブル発生のリスク等) を解説いただきますた。

電気回路に詳しくないオイラでは上手く説明できませぬが、要約いたしますと、
ITTキャノン製のXLR端子の場合、本来、浮いているべき1番の線が半田付け不良等により、
ごくまれに2番・3番に触れてしまうことによりショートを起こし、そこに48Vを送ると、
そのダイナミックマイクに 「ギターを弾きながら」 唇が触れたときに感電してしまうとのこと。
実際に感電して唇が火傷跡のようになってしまった方がいらっしゃるとか。

ちなみにノイトリック製のXLR端子の場合やギターを弾かずに歌だけ歌う方の場合は問題ないらしいです。

参考までにこちらのサイトにはダイナミックマイクにファンタム電源を送っても問題なしと書かれております。
http://wikiwiki.jp/staf1/?%B5%BB%BD%D1%2F%A5%DE%A5%A4%A5%AF%A1%A6%A5%CF%A5%A6%A5%EA%A5%F3%A5%B0#pea7bc2d

んで、オイラ的結論としては、オイラが使用しているマイクケーブルはすべてノイトリック製だし、
今まで一度たりともダイナミックマイクにファンタム電源を送ってトラブったこともないし、
ま、従来どおりの使用方法のままでいこう、と思っております。
少なくとも自分の機材持込の現場の場合は。

もちろんハコに「乗込み」で現地機材を利用してPAオペする場合は、
事前に管理者に確認するよう務めることといたしますけどね。

もし、当ブログをご覧の方で、ファンタム電源関連のトラブル経験された方、
ファンタム電源に一家言おありの方がいらっしゃいましたら、ぜひコメントをお願いしますっ。









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  ▼ 9月定例やまぼうしライブ
   日時 : 9月14日(金) 19時30分〜21時00分
   会場 : コーヒー&ギャラリー やまぼうし
   料金 : @500円 (ワンドリンク付き)
   内容 : 19時30分〜 ノーザン☆スター (セクシャルヒーリング)
        20時15分〜 クロキユウタ (フォークなブルース)
  https://2iqvfa.sn2.livefilestore.com/y1pCqhzacRcJN1J8cuGEsv0g13cjoYTl95AbuhwSnjvA6NE3gGpLxHpAGIRR-jmip52gEJFJXFqdtzwKhoczcgIlyVWdtFCf9Oe/20120914yamaboushilive_flyer.jpg?psid=1

  ▼ 森下よしひさフィルムコンサート #03 / かぐや姫メドレー
  ※[YouTube]ロゴをクリックすると大きな画面 (別ウインドウが開きます) で観られます
  

  ▼ 北街道の唄プロジェクト
  http://www.kitakaidounouta-project.net/
  ※故・森下よしひささんの名曲をCD化するというプロジェクト。
   森下さんへのメッセージを掲示板にお書きください。
   CDをお買い求めいただければなおうれしス

  ▼ Recording Studio GARAGE MIHO (本館) はこちら
   http://www.geocities.jp/garage_miho

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ライブPAの際に必須のエフェクターの筆頭に挙げられるのが 空間系エフェクト
その代名詞とも言えるのが、リバーブディレイ のツートップ。
オイラも音楽ライブの際には必ずこの二つを併用しております。

さて、そこで本日のお題だが、演奏中はもちろん、これら空間系エフェクトを使用するワケだが、
演奏が終わったMCのときはどーしているか、と言うことについて述べてみたい。

最近はカフェライブ等において出演者が自前の簡易PAキットを持ち込み、
演奏時もMC時も関係なくリバーブを入れたまま、と言う場面も珍しくなくなってきたが、
やはりアマチュアであってもPAに携わる者としては、これは決して許容できない行為である。

演奏のときにはエフェクトをONにして、演奏が終わったらOFFにする、
それはライブの 「演出」 を担うPAオペレーターにとって 「当然の義務」 であると考える。

ここまでは大半のライブ関係者は同意いただけるものと解するが、
さて、オイラが関係者の方にお尋ねしたいのは、この 「ON/OFFのやり方」 について。

通常、PAにおいてリバーブやディレイをセンド・リターンするときは、
センドのルーティングはミキサーの 「AUXセンド」 を使うが、
リターンは 「AUXリターン」 ではなく 、他の楽器同様、「チャンネル」 に入力する のがセオリー。

その理由は、
第一に 「チャンネルフェーダーの方が操作しやすいこと」
第二に 「他のAUXセンドにリバーブやディレイを付加できること」
が挙げられる。

特に演歌系歌手などはステージモニターにもリバーブを入れるケースがほとんどなので、
リバーブリターンをチャンネルフェーダーに入力しておけば、
ステージモニター用AUXバスにリバーブを加えることも容易となる。

それはさておき、本題の 「空間系エフェクトのON/OFF」 の方法についてだが、
チャンネルフェーダーにエフェクトリターンが立ち上がっているワケだから、その方法は
A そのチャンネル全体をON/OFFする
B そのチャンネルフェーダーを上げ下げする
の二者択一になる。

さて、当のオイラはどーしているかと言えば、
ディレイのリターンは 「A」 で、リバーブのリターンは 「B」 である。

なぜかと言うと、MC時であってもオイラはほんの少しだけリバーブを付加しているからだ。
具体的にはアップテンポの曲のときのリバーブリターンの3分の1程度のレベル。

PA経験のある方なら同意していただけると思うが、
演奏時にリバーブをONにして、MC時にOFFにする、と言う行為は、
ライブを進行する中でメリハリを付けることができる有効な演出手段であると同時に、
一方では、あまりにメリハリが付きすぎてしまう、と言うリスクを含んでいるとオイラは考える。

たとえば、ステージ上の歌手がドラマチックなバラードを歌い上げるとき、
PA担当のオイラは、リバーブタイムの長いリバーブと4分音符のテンポディレイを付加して、
その曲の更なるドラマチック度 (?) の向上を図るワケだが、
他のアップテンポの曲よりも少し多めのリバーブレベルを加えているため、
そのバラード曲が終わった後のMC時に、完全にリバーブレベルをOFFにしてしまうと、
観客席が 「あれ?さっきまでの感動はどこに行ったの?」 的な空気に包まれてしまうと言うか、
「夢から現実に引き戻された」 カンジを抱いてしまった経験が何度もありますた。

このような 「過剰なメリハリが付いてしまう」 事態を少しでも緩和させるため、
オイラは常に観客にわからない程度の 「MC用リバーブ」 を加えており、
前述のような感動を呼ぶバラードを歌い上げた後などは、
観客にもわかるくらいまでリターンレベルを上げるようにしておりまふ。

さすがにディレイまで付加するとMCが聴き取りにくいので、ディレイは完全OFFにしますがね。

と、ここまでさんざん 「エフェクトリターンはチャンネルに戻す」 と書いてきますたが、
現在オイラがメインで使用しているミキサーはデジ卓の 「YAMAHA O1V96」 なので、
実際のところは、エフェクトリターンは 「ステレオリターン」 ツマミを使用しております。(汗)
まあ、AUXバスにもセンドできるんで、使い勝手はともかく、
機能的にはチャンネルリターンと大差ない、と言うことでご容赦くださいまへ。

さて、PA関係のみなさまにおかれては、
MC時のリバーブリターンはどのように対処されていますでしょーか?
参考までにお聞かせいただければ幸いどす。

よすなに。







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  ▼ 8月定例やまぼうしライブ
   日時 : 8月12日(金)19時30分〜21時00分
   会場 : コーヒー&ギャラリー やまぼうし
   料金 : @500円 (ワンドリンク付き)
   出演 : 19時30分 Megumi
        20時15分 オータムパパ
  http://garagemiho.com/picture_library/20110812yamaboushilive_flyer.jpg

  ▼ 2011.07.20 シャーク団ライブ in UHU
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PA屋さんの多くはハードウェアミキサーの使用方法にはお手のものでも、
オーディオインターフェースに同梱される
ソフトウェアミキサー の使用には馴れていない方が少なくないのではなかろうか?

まあ、決して大きくは無いパソコンのディスプレイを使い、
いくつものレイヤー画面を切り替える操作体系は決してわかりやすいとは言えないし、
そもそもオーディオインターフェースのソフトウェアミキサーってのは、
DAW等の 「橋渡し役」 であり、それほど熟知していなくても致命傷にはなりませぬが。

しかし、16ch以上の入出力を有しているオーディオインターフェースであれば、
それ自体を簡易なヴァーチャル・ミキサーとして利用することが可能。
つまり、カフェライブ等の小規模現場であれば
ハードウェアミキサーを持ち込まずともコレ一台だけで事足りてしまうのであーる。

たとえば現在オイラが愛用している MOTU896mk3 であれば、
オーディオインターフェース本体内のチップにリバーブ、コンプレッサー、EQを内蔵しているので、
パソコンと接続してもパソコン側のCPUに負荷をかけることなく、
896のインプットに入力された信号にエフェクトを施し、任意のミックスバランスを、
任意のアウトプットから出力することができるのだあああ。

イメージ 1

イメージ 2

もっともハードウェアミキサーと違い、操作子はいちいちマウス等で動かさなければならないので、
ヒジョーに使いづらいことこの上ありませんが、逆を言えばその点に妥協(熟練?)すれば、
これほどコンパクトで、マルチトラックのライブレコーディングに役立てられて、
なおかつPAミキサーとして機能出来てしまう、と、なかなかの便利ギアなんであります。

それでは実際にソフトウェアミキサーを使うにはどーしたらいいのか?

1 パソコンにドライバー類をインストールする。
2 パソコンとオーディオインターフェースを接続 (USB or FireWire) する。
3 画面の指示に従って必要なソフトをインストールする。
4 ソフトウェアミキサーを立ち上げる。

・・・とまあ、一般的なパソコン関連機器の接続とほとんど変わらない。

肝心なのは、アタリマエながらソフトウェアミキサーの使い方、
つーかバーチャルであるが故のハードウェアとは一風違った 「概念」 の把握だと思います。

と言うワケで、ユーチューブを見てたら前述の MOTU896mk3
をコントロールするソフトウェアミキサー 「CueMix」 の解説動画がありますたんで、
これから他チャンネル入出力装備のオーディオインターフェースをゲットしようと目論んでいる方は、
ぜひともご覧あれ。



なお、実際にオーディオインターフェース搭載ソフトウェアミキサーだけで
DAWによるマルチトラックレコーディングと並行してPAオペを行おうと思ったら、
DAWソフト側のI/Oやミキサーの環境設定も必要になるかもしれませぬ。

参考までに。




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マトリックス

「マトリックス」 と聞けば、恐らく100人中98人はキアヌ・リーブス主演の映画を連想すると思うが、
残り2人のうち1人は、かつてオーバーハイム社が生産していたシンセサイザーを、
そしてもう1人は、業務用コンソールに装備されたアウトプットセクションのことを連想すると思う。
(注:あくまで 「思う」 だけの話で統計的な裏付けはまったくありませぬ。)

▼オーバーハイム MATRIX−12
イメージ 1


▼ヤマハPM1800に装備されたマトリックス
イメージ 2


▼ヤマハM3000に装備されたマトリックス
イメージ 3

イメージ 4


さて、この業務用ミキサー・・・つーかコンソールに装備された 「マトリックス」 とは何ぞや?

アマチュアPA屋を自称しているオイラである故、正直なところ、
今まで実際に大型業務用コンソールを使った経験は数えるほどだし、
ましてやマトリックスを駆使したPAシステムを構築した現場など恐らく20回もない。
・・・ので、あまり知ったかぶりして書くとボロが出ると言うリスクに震えながら、
本日はこの 「マトリックス」 についてブログってみよーかと思いまする。

アナログミキサーの場合、この 「マトリックス」 が装備されている機種はまず間違いなく 「業務用」 であり、
入力チャンネル数は最低で16ch、ほとんどの場合は48chで活用されると推察される。
オイラの記憶が正しければ、低価格の民生用ミキサーでマトリックスが装備された機種は、
ヤマハのGAシリーズ程度しか思い出せない。

マトリックスとは、簡単に説明すれば 「グループバスの後段に装備されたサブグループ」 のようなもの。

▼ヤマハM3000のマニュアルより抜粋 (※M1〜16はGRP1〜16と同義語です)
イメージ 5


たとえば、ホールで行われるライブのPAを行い、メインスピーカーとFBスピーカーを鳴らし、
さらにホールに常設されたロビーの天井スピーカーにもその音を送り、
加えてそのライブ映像を収録しているケーブルテレビ用にもライブ音声を送る、
と言った現場がある場合、どのようなアウトプットを組んだらよいだろうか?

まず、ミキサーのインプットを次のようなグループにルーティングしてみる。
1〜16chの楽器インプットをグループバス1〜2にまとめる。
17〜24chのボーカル・コーラス系インプットをグループバス3〜4にまとめる。
25〜26chの会場の拍手等を収録するためのアンビエンス用マイクをグループバス5〜6にまとめる。
27〜32chのBGMや影アナ等「その他」のインプットをグループバス7〜8にまとめる。

そしてグループバスから次のようにメインフェーダー(=つまりメインスピーカーへの送り)をルーティングする。
グループバス1〜2からメインフェーダーへの送りを 「ON」 にして 「8」 のレベルに上げる。
グループバス3〜4からメインフェーダーへの送りを 「ON」 にして 「10」 のレベルに上げる。
グループバス5〜6からメインフェーダーへの送りを 「OFF」 にして 「10」 のレベルに上げる。
グループバス7〜8からメインフェーダーへの送りを 「ON」 にして 「10」 のレベルに上げる。

するとメインフェーダー (メインスピーカー) からは、
楽器群が8、ボーカル群が10、その他群が10のバランスで出力される。
なぜ楽器群を 「8」 にするのかと言えば、観客は楽器アンプから出力されるダイレクト音と、
PAスピーカーから出力される音の両方を聴くことになるので、
PAスピーカー側のレベルを少し下げて出力する、と言うカラクリ。

では、ホール常設のロビー天井スピーカーにはどうやって送るのか?
そこでマトリックスの出番となる。
天井スピーカーにいる来場者にはホール内の観客とは違い、楽器アンプのダイレクト音が聴こえないので、
メインミックスよりも楽器群のレベルを上げてバランスを取る必要があり、
なおかつ観客席の様子を伝えるためにアンビエンスマイク収録音も付け加えなければならない。
そこで 「MATRIX OUT 1」 をロビースピーカー送りにルーティングする。
通常、マトリックスの操作素子としては、出力端子ごとにグループバス1〜8のセンドつまみが装備されている。
なので、ロビースピーカーには、「MATRIX OUT 1」の
GRP1と2のツマミを3時、GRP3と4を2時、GRP5と6を1時、GRP7と8を2時、くらいにセットする。

上記はモノラル送りの場合だが、これをステレオ送りにしようと思ったら、
「MATRIX OUT 1」 と 「MATRIX OUT 2」 をL/Rに見立て、
前述の奇数GRPのツマミを 「MATRIX OUT 1」 に、
偶数GRPのツマミを 「MATRIX OUT 2」 にルーティングすることになる。

そしてケーブルテレビ用の音声を送るために
「MATRIX OUT 3」 と 「MATRIX OUT 4」 をL/Rに見立ててルーティングする。
概要はロビースピーカー送りと同じだが、ケーブルテレビにはBGMと影アナは不要なので、
GRP7と8のツマミはゼロとする。

以上のようなセッティングをすることにより、1台のコンソールで何種類ものミックスバランスを作り、
目的に応じて最適な出力端子にルーティングすることができるワケざんす。

もっともこれは物理的に制限のあるアナログ卓ゆえの 「苦肉の策」 と言えなくもない。
もしこれが、チャンネルストリップのAUXの数が無制限のデジタルミキサーだったとしたら、
わざわざグループを組んだり、さらにマトリックスを再構築する必要はなくなると思われる。

そこで昨日ブログったベリンガーのキューボックスシステムであるが、
この場合は、いわば送り手であるデジ卓X32で16chのグループを組み、
受け手であるP16でその16chのバランスを再構築することになるので、
「遠隔操作方式のマトリックス」 システムと解釈できなくもない。

グルーピングの例:
GRP1+2 ドラムセット
GRP3+4 パーカッションセット
GRP5 ベース
GRP6 ギター1
GRP7 ギター2
GRP8 ギター3
GRP9+10 キーボードセット
GRP11 ボーカル1
GRP12 ボーカル2
GRP13 ボーカル3
GRP14 ボーカル4
GRP15 ボーカル5
GRP16 ボーカル6

X32で上記のようなグループを組み、それをデジタルオーディオ伝送システムでステージに返し、
演奏者 (歌手) は自分の手元にあるキューボックスで自分の演奏しやすいバランスを取る。

たとえばギタリストAは自分の音 (ギター1) とドラムとベースさえ聴こえればいい、
のであればGRP1+2+5+6のツマミを好きなレベルに上げればヨイ。

コーラス担当のボーカリストBは、全体の音を薄く、コーラス全体を少し大きく、自分の声を大きくしたい、
のであればGRP1〜9を12時に、GRP11〜15を1時に、GRP16 (自分の声) を2時に、
上げればヨイ、と言うことになるワケだ。


いかがでせう。 おわかりいただけましたかな?
現物を前にして、実際に周辺機器を接続して、実際に音を出してみないとよくわからないと思いますんで、
果たして文字の羅列だけでどれだけお伝えすることができたかは甚だ疑問でありますが。

もっとも 「よくわからなかったから、もう少しわかりやすく説明してくれ」 と言われても無理ですけど。

と言うワケで今日はこの辺で。
おあとがよろしいようで。
テケテンテンテン・・・




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よくPAのオファーを請けるときに次のような質問をいただく。
「搬入・搬出にはどれくらいの時間がかかりますか?」

オイラの模範回答は、
「搬入する機材の量、搬入口から会場までの距離、経路によって変わってきますが、3時間は見て欲しいです。」

オイラの経験則で言えば、特にホテル、結婚式場、複合施設、等、
エレベーター (もしくは階段!) を使って搬入しなければならない会場は特に時間と手間がかかる。

それでは具体的に某ホテルの場合を例にとって説明していこう。

00分経過:会場の駐車場に到着〜会場に入り責任者を探し搬入口を確認する

15分経過:機材車を搬入口につけ、まず機材を搬入する導線を確認する(実際に経路を辿ってみる)

25分経過:機材を積み下ろし、台車を使って効率よく機材を運び込む。(5〜10往復程度)

90分経過:会場への機材搬入完了〜機材車を所定の駐車場に移動し会場に戻る

100分経過:機材設営開始

180分経過:設営完了〜ハウリングチェック

210分経過:リハーサル開始

ちょっち余裕を入れながら書いてみたが、決してこれは大げさではなく、
実際にオイラが一人で、某ホテルの大広間まで、エレベーターを使い台車で10往復以上して、
搬入したときの実体験に基づく時間経過である。

当初は搬入から設営完了まで3時間もあれば余裕だと思っていたが、
予想を遥かに超える搬入経路の複雑さから大幅に時間オーバーしてしまった次第。
まだ搬入経路に段差がなかっただけマシであったが、もし途中に 「手運び」 が必要だったとしたら・・・
うー、想像しただけでガクガクブルブル・・・

と言うワケで、ライブやイベントを企画主催する方々におかれては、
「搬入からPA設営まで1時間もあればダイジョーブでしょう?」
などとお気楽なことは言わんといて下さい。

PA屋の都合からすれば、搬入からPA設営完了までは 「3時間」 を目安と考えて欲しいですっ!

よしなに。




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  ▼ JAM JAM JAM のライブに出演します
   日時 : 4月17日(土)18時00分開場 18時30分開演
   会場 : 清水 JAM JAM JAM
   料金 : 前売1500円 当日2000円 (ドリンク代別途500円かかります)
   出演 : Ja-boo (東京)、マラソンマン、路地裏午前2時、Soul Survivors、ROCK-GO-JUICY

  ▼ シミフェスNO.9
   日時 : 4月25日(日)10時00分〜15時30分
   会場 : JR清水駅東口多目的広場
   料金 : 無料
   出演 : 10時00分〜 清水商業吹奏楽部 (ブラスバンド)
        10時40分〜 Classic Story (ポップス)
        11時20分〜 Sharp (ポップス)
        12時00分〜 Chic Fellows (ソウル)
        12時40分〜 練 (neri) (ポップス)
        13時20分〜 Island Tops (フォークロック)
        14時00分〜 misato & shin (ストリートソウル)
        14時40分〜 VALKYLIE (ファンク)
       ※オイラがPA担当いたしまっす!

  ▼ 5月定例やまぼうしライブ
   日時 : 5月7日(金)19時30分〜21時00分
   会場 : コーヒー&ギャラリー やまぼうし
   料金 : @500円(ワンドリンク付き)
   出演 : 19時30分 Floating Jam (浮いたり沈んだり)
        20時15分  (調整中)

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