SF的ニュース探検

人類にはフロンティアが必要だ!

ニュースJun06

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Clipper開発に日本参加?

ロシアが提案している
次世代の有人輸送機(crew-transport vehicle)の開発で、
ロシアとESAが同機をデザインする
2年間のミッションに同意したというニュースを
【Space.com】で見つけました。

Clipperと呼ばれるCTVで、
ISSとの往復だけでなく、
月へのミッションにも活用することを想定しています。
イメージイラストなどでは、
ソユーズカプセルに小さな翼をつけた
スペースシャトルのチビQ版みたいな雰囲気です。
(ちょっとかわいらしい)

興味深かったのは、
このミッションに「多分、日本も参加する」と書かれていたことです。
「ESAが参加するなら、日本もそうする」ということを
JAXAが言ったと伝えています。

欧州各国は
アメリカのCEV(Crew Exploration Vehicle)開発に乗っかることも
検討したけれど、
米政府がアメリカ関係者以外はCEVに乗せない方針をとっているので、
別の方向に転じたと説明しています。

ミッション自体は、
試作機を作るとか、実際に飛ばすとかいうものでなく、
実際に作るかどうかを判断するためのデザイン段階らしいです。
モノになるかどうかは、数年待たなければならないでしょうが、
日本がこれに初期の段階から参画するとなると、
ISSや月関連のミッションは、
米よりも「ロシア=ESA」路線に転換されることになりますよね。

どうなるのかな…
個人的には「どっちを選ぶ」のではなく、
こと宇宙に関しては、
日本人的に「どっちにもいい顔して」
どんどんメリットを吸収してほしいと思います。

元気ですNewHorizons

秒速27キロという途方もないスピードで
一路冥王星を目指している探査機NewHorizonsのニュースを
【NewScientist電子版】で見かけました。

1月19日に打ち上げられて、
早くも小惑星帯に差し掛かったようです。
カメラのテストを兼ねて
「2002 JF56」という名前の小惑星(直径5キロ)を撮影しました。

記事によると、
6月11日に336万キロの距離で撮影、
翌日に134万キロでまた撮影したとのことです。
1日でこれほど近づくのはすごいことですね。
速度感が分かります。

これほどの速さで飛行する探査機が
宇宙の点にすぎない小惑星を
ロストせずに追尾できたというのが成果の1つらしいです。
現在、カラーイメージと赤外線スペクトルのデータを圧縮中で
来週には届くそうです。

来年2月には木星に接近する予定です。
そこでスイング・バイをして、さらに加速するのかな…
とにかく「俊足」の探査機ですが、
それでも冥王星到着は2015年。
宇宙は本当に広いですね。

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ホーキング博士

人類はなぜ宇宙に進出しなければならないのか、
S・ホーキング博士の発言が
【AP/Space.com】で紹介されていました。

ホーキング博士は
今後20年で月に、40年で火星に
コロニー(恒久的な基地)を築くことができると説明しました。
人類が今後100年に
自らを滅ぼさなければ、
地球からの支援なしにコロニーを運営できるようになる
との見通しも示しました。

なぜ、宇宙に基地を作る必要があるのか−。
ホーキング博士の説明はいささか気分を暗くさせます。
「突然の地球温暖化」「核戦争」
「遺伝子組み換えされたウイルス」
こうしたものによる災害で人類が死滅する危険性を挙げているからです。
だから「種の保存」のために、
地球外に、地球からのサポートなしに維持できる居留地を作る必要が
あるのだと説明しています。

う〜ん、大丈夫かな、地球。

南極に巨大クレーター

ちょっと古いニュース(変な日本語)になってしまいましたが、
すごく気になったニュースでした。
南極の氷の下に、直径500キロのクレーターがあったという話です。
巨大隕石の衝突跡だとか…
すごいですね。


<以下引用>
南極の氷床下に直径約500キロに及ぶ巨大クレーターが横たわっていることを、
米国とロシア、韓国の共同研究グループが突き止めたと発表した。

古生代と中生代の境目にあたる2億5000万年前に、
海洋生物の90%以上が絶滅したとされているが、
研究グループは「ここに落ちた隕石(いんせき)が原因ではないか」と推測している。

巨大クレーターを発見したのは、
米オハイオ州立大のR・フォンフリーズ教授を中心とするグループ。
上空からレーダーで測定した地形と、
衛星による重力データを重ね合わせた結果、
重力が周囲より強い区域が直径約300キロにわたって広がり、
それを同約500キロの円形の尾根が囲んでいることが分かったという。

グループは「直径約50キロの隕石が落下し、
衝撃で深部のマントル物質が上昇してきた跡」と判断している。

このクレーターは、
メキシコのユカタン半島にあるクレーター(直径約300キロ)より大きく、
隕石も、同半島に6500万年前に落ちて
恐竜を絶滅させた隕石(直径約10キロ)より巨大で、
研究グループは「ゴンドワナ大陸(太古の超大陸の一つ)
の分裂にもつながった可能性がある」と指摘している。

2億5000万年前の生物絶滅を巡っては、
その原因につながるとされる隕石落下の跡が
オーストラリア北西沖でも一昨年に報告されているが、定説にはなっていない。
<引用終わり>:
朗報です!
消息すら途絶えがちになっていた
探査機「はやぶさ」はまだしっかり生きていました。
地球に帰還するために不可欠のイオンエンジンの
起動試験に成功したようです。
【毎日新聞・5月31日】で報道されています。

<以下引用>
小惑星「イトカワ」の岩石採取を試みた探査機「はやぶさ」について、
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は31日、
イオンエンジンの起動試験に成功したと発表した。
加速は良好で、順調にいけば年明けにイオンエンジンを起動させ地球に向けて出発。
2010年6月の帰還を目指すという。

四つのイオンエンジンのうち二つのエンジンで試験を実施。
JAXAの川口淳一郎・宇宙科学研究本部教授は
「エンジンが2台あれば帰りの飛行は可能だ」と話している。
<引用終わり>:

何としぶとく、たくましい探査機でしょうか!
イトカワの岩石を持ち帰るか否かはもはや問題ではありません。
(成功していれば最高ですが)
この幾多のトラブルを乗り越える技術、経験を積めたことが
大きな財産になると思います。

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