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僕の身近に何事にも自信がもてず悩んでいる女の子がいます。
その彼女は今年大学を卒業して国家資格を取り4月に就職したのですが1日で辞めてしまいました。 自分に自信がないと言うのです。 自分には価値がない。 自分は生きていても無駄だと言います。 死にたいと何度も僕に言ってきます。 そんな彼女を見て最初は彼女を責めていた親や親戚は諦めて何も言わなくなりました。 今では無視に近い状態です。 彼女の話を聞いていると、今までに何かを最後までやり遂げたことや、何かをして成功したこと、 褒められたことが一度もないと言うのです。 だから彼女は自分に自信がもてないのです。 彼女は自然に“自分は無力だ”と感じるようになってしまったのです。 しかし周囲の人から見るといつも一生懸命で努力している彼女は僕らよりもはるかに凄い存在です。 だから周りの友人が「大丈夫だよ」「自信もっていいよ」と言いますが、いくら言ってもその言葉を信じようとはしません。 励ましの言葉は彼女にとって「自分は人に気を遣わせている」とまた悩ませてしまうのです。 4月に仕事を辞めて7月まで家で何もせずに悩んでばかりでした。 でも彼女はいつまでも家の中にいて何もしないわけにはいかないと考えていました。 一人暮らしなので生活費である貯金も残り僅かです。 「実家には帰れないの?」と聞くと、「両親に迷惑かけたくない。私が仕事もしないで家にいたらお金がかかるだけで迷惑だ。それにせっかく大学を卒業して資格も取ったのに仕事を辞めたんだし惨めすぎる。」と言うのです。 そんな彼女を見て、僕は「一緒に仕事を探そう」と声をかけたのです。 最初は「自分に出来る仕事はない」と言って消極的な態度でしたが、1週間程経って「人とあまり関わらないで一人でできるバイトがいい」と僕に言ってきたので、僕たちは自分のペースで出来る仕事を見つけることにしました。 2週間かかりました。 やっとで見つけた彼女の出した条件に近いバイト。 工場でテレビの画面に不具合がないかをチェックする仕事です。 一人で黙々とできる仕事です。 彼女は不安を感じながらもすぐに働き出しました。 仕事もすぐに覚えて2〜3日で慣れてきたようです。 彼女にとって人と話をする必要がないことで、本当に気楽に仕事がやれたようです。 彼女は1週間もしないうちにベテランの人よりも仕事ができるようになりました。 もともと努力家だった彼女は家に帰ってからも毎日仕事を覚えるために一生懸命に勉強したからです。 そしてある日、休憩時間に工場の責任者に呼ばれ仕事のことを褒めてもらえたと言うのです。 そして褒められたことで周りの従業員が休憩中に彼女に話しかけてくるようになったと言うのです。 しだいに、あれだけ人と関わることを拒んでいた彼女が、工場で出来た友人と休日に遊びに出掛けるようにもなりました。もちろん今も彼女はその工場で働いています。一人でお金を稼ぎ生活をしています。 先日、彼女とメールのやりとりをしていました。 すると「私最近頑張ってると思う?私少しは変わったかな?自信もってもいいのかな?」という内容のメールが彼女から届いたのです。 僕はすぐにそのメールに対して返事をしました。 それから彼女は、自分の仕事の話をよくするようになりました。 自分の仕事をする能力を自慢するようになりました。 彼女は今、自信を付け始めているのだと思います。 僕はこの件で、いくら能力があっても、それを発揮するには人間関係を含めた“環境”というものが大切だと思いました。人それぞれに適した仕事(環境)があるのだと思います。 それは、“彼女にとってこの仕事場で成功を掴むことができましたが、僕がこの職場に行けば数日ももちません。彼女にとって人との交流が少ないことは利点でしたが、人との交流が少ないことは僕にとってマイナスポイントで耐えることができないから”です。 もちろん能力を発揮できないことを環境のせいだけにするのはよくないと思いますが、環境は大きく影響を及ぼすものであるのも確かだと思います。 また彼女のように自分に自信が持てず臆病になっているのであれば、誰かが傍にいてあげること、あるいは一緒になって根気強く探していくことが必要なのかもしれないと思いました。“自分のことを理解している人がいる”と思うことで心が強くなれるのではないでしょうか?
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