ガス、別館

放射能の土、送りつけたろか!。。。でも、もう、いいかげんうんざり。。。

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リゼンプール?

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さてさて、、、、、こんな素適な物語が、、、、、^^




↓この文章は深海様からの頂き物ですが、おもしろいよ^^




※こちらの作品は、「鋼の錬金術師(通称:ハガレン)」の2次創作パラレル小説です。
 しかも管理人が主役です(え!?)ご了承の上お読みください。(←管理人=深海親分)



「ああもう!なんだってこんな時に限って!!!」



アタシは正直苛立っていた。
明日はセントラルで重要な学会があるっていうのに!



『乗客の皆様にお知らせします。・・・・先ほどこの先の崖で
 がけ崩れが発生いたしました。復旧の見込みはたっておりません』



「えーーーーー!嘘でしょ!?」
アタシは思わず奇声を上げた。



『これより、一番近くの村に臨時停車いたします。何卒ご了承ください。』



辿り着いた駅は、いかにも田舎といった感じの小さな駅だった。



『パラレルワールド』

その小さな駅には小さなホームが一つあるだけで、列車の乗客が一斉にホームに降り立つと、もうあふれ返るほどだった。
列車の窓枠に肘をついてその様子を眺めながら、思わずアタシは呟いた。



「あ〜あ・・・・今夜はセントラルホテルを予約してたのに・・・・」
虚しい独り言が宙を舞う。



「お客様、今夜はもう復旧しそうにありません。申し訳ありませんが一旦降車願います。村人に協力してもらって、これからココに毛布を運びこんで臨時の列車ホテルを作らせていただきますから。また、夜になったらお戻りくださいませ。」
「・・・・・・ハイハイ、わかったわ。」



車掌に罪が無いことは良く解っている。
でも、せっかく楽しみにしていたセントラル滞在がおじゃんになって、アタシはかなり不機嫌だった。
しかもこんな硬い椅子のベッドだなんて・・・・・冗談じゃないわ!



元々ギリギリのスケジュールをやりくりしてきたのだ。
明日復旧したからといって、このままではトンボ帰りだ。
セントラル観光なんて、夢のまた夢。
不機嫌にならないはずがない。



列車を追い出されたアタシは、小さなボストンバックをもって、その駅に降り立った。



リゼンブール。
それがこの駅の名前だ。
周りにも何もない。



「夜までに戻れって・・・・スタバもないのに夜までどこで何してろっていうのよ!」



アタシは正直途方にくれてしまった。
その時、不意に後ろから話掛けられた。



「おい、アンタあの列車の乗客か?」
「え・・・・う、うん、そうだけど。」
「だったらこっちこっち!」



金髪金瞳の少年。
どうやら、この村の子供のようだ。
その少年は、有無を言わさずアタシの手から荷物を奪い取ると、ズンズンと歩きだした。



「ね、ちょっと待て!どこ行くの!?」
「村の公民館。村長が乗客の皆さんを丁重にお迎えしろってさ。今、歓迎会の準備しているよ。まあ、ただ単にお祭り騒ぎが好きなだけだけどな。」
「それで、ボクは・・・・・案内係をやってくれてるの?」
「・・・・・・だぁれが、ボクだよ!」
「え?」
「オレは、もうすぐ16だ!ガキ扱いすんじゃねー!」
「えっ・・・・てっきり、12,3歳ぐらいかと・・・・だって、あんまりちっさ・・・・・・」
「あ!?」



立ち止まって、こちらを睨む少年の鋭い眼差しに、思わずたじろいでしまった。
こっちはいい大人だっていうのに、何ビビってんだか!



「それ以上は、口にしない方がいいぜ、オバサン」。
「なっ・・・・・だれがオバサンよ!」



ハハハ!と高笑いをした少年は、仕返ししてやったぜといわんばかりの顔をしている。
どうやらこの少年、歳の割には相当聡明なようだ。



「じゃあ、オネエサン、名前は?」
「えっ・・・・・」
「オレは、エドワード。エドでいいよ。アンタは?」
「・・・・・深海。」
「じゃあ深海姉さん、とっとと行こうぜ!」



いつの間にか、エドと名乗ったその少年のペースだ。
アタシは黙って、エドの後をついていくしかなかった。



しばらく歩くと、小さな公民館が見えてきた。
既に列車の乗客とこの村の住民達が集まっていて、この静かな村の中でそこだけがやけに
賑やかだった。



「もうすぐパーティが始まるから、そこで待っててくれよな!荷物ここに置いとくぜ。」



そう言ってエドはアタシの元を後にした。
パーティの準備で大わらわの小さな公民館の片隅で、アタシはポツンと一人残された。



(はぁ・・・・・・なんか、変なことになってきたわ・・・・・・)
アタシは、急に現実に戻って、自分の置かれている状況を整理し始めた。



(このままだとアタシは学会には間に合わない・・・・でも、この論文は明日の学会で
 絶対発表しなきゃいけないのに・・・・・どうする? こうなったら、一足先にセント

ラル入りしてる共同発表者のマークに発表を頼むしかないか・・・・・)


パカッツ。



アタシはボストンバックの中のノートPCを取りだして立ち上げた。
そして、マークに最終プレゼン資料をメールしようとした。
ところが・・・・



「うっそ・・・・・・」
バリが立っていない。携帯が圏外!?
全くこれだから、ド田舎は嫌なのよ!



キョロ。



アタシは、懸命に辺りを見回した。
有った!
アタシは公民館の公衆電話に駆け寄った。



「まさか、こんな所でまたこれを使うとはね・・・・・」
鞄の奥底からやっとこ探し出したモデムケーブルをセットする。



「よし!」
久々のモデム接続で多少手間取ってしまったが、何とか繋げた。
でも流石に容量の大きなプレゼンファイルは送るのに時間が掛かる。



「ああもう・・・・おっそいわね!」
アタシのイライラは、頂点に達していた。
その時だった。



「おい深海!なに仕事なんかしてんだよ!」







そこには、正装に着替えたエドと、可愛い女の子が立っていた。



「おい、村長の蔵からオマエの名前の酒見つけたぜ、一緒に飲もうぜ!」
「初めまして!アタシ、エドの幼馴染でウインリィっていいます。ねえ深海さん、アタシの焼いたアップルパイ食べませんか!」



「えっ・・・・」



あまりに可愛いカップルの出現に、アタシの一瞬呆気に取られながら、なぜだか、吹き出してしまった。



「プッ!ははは!」
「なっ、なんだよ!」
「エドが正装なんかしてるからじゃない!?まるで蝶ネクタイが歩いてるみたいだって!」
「あ!?」
「ハハハ!ゴメンゴメン、あんまり可愛いから・・・・・・」



さっきまでのイライラは一瞬にして消え、心から笑っている自分に気が付いた。
この二人には、人を癒す力があるみたいだ。



『送信しました』
その時、PCの画面にやっと送信完了のサインがでる。



「あ、何送ってんだ?」
「明日のセントラルでのプレゼン資料よ。アタシは間に合いそうもないから、同僚に送ったの。」
「明日って、何時だ?」
「11時よ。とても復旧しそうにないんでしょ。」
「ああ、あのがけ崩れ・・・・・さっき、ちょちょっと直して来たけど?」
「へ?」
「さっき車掌が朝一に出発すれば、9時にはセントラルに着けるって言ってたぜ。
 まあ、今夜はパーティも始まっちまったし、出発する気はないみたいだけどな。」



「なんで・・・・・・?」
「エドは、国家錬金術師なのよ。」
「あの程度の崖を修復するくらい、朝飯前だぜ!」
「国家錬金術師・・・・・・・」



噂には聞いたことはある。
錬成陣も使わずに、一瞬であらゆるものを錬成してしまう。
鋼の義手を持つ金髪金瞳の天才錬金術師。



「鋼の錬金術師、エドワード・エルリック・・・」
「お、なんだ、オレのこと知ってんじゃん♪」



まさに、目の前にいるこの少年のことだ。



「エド、アナタが・・・・そう・・・・・」
「ま、そんなことはどうでもいいじゃねーか!折角、この村に来たんだから、楽しんでいってくれよ、早くしないと、オレが全部飲んじゃうぜ、深海姉さん!」
「飲んじゃう・・・・・・って、エドあんた、未成年じゃない!!!」
「酒は強いぜ。」
「そういう問題じゃないでしょ!」
「ハハッ、かったいこと言うなよ!」



ポン!



私の静止も聞かずにさっさとお酒の瓶を開けたエドは、ワイングラスに酒を注いだ。
なんかこのお酒・・・・こうやって飲むもんじゃない気がするけど・・・・・・



「おめでとう、深海!」
「おめでとう、深海さん!」



「え・・・・と、何におめでとう?」
「オレ達の出逢いに。」



乾杯!



きっと、ココ(リゼンブール)は私が迷い込んだパラレルワールド。
明日には現実がやってくる。



けれど、それでもいいと思った。



「・・・・・こうなったら、とことん付き合ってもらうわよ!」
「おう、望むところだ!」
「まかせといて!」



さあ、真剣勝負の始まりだ。



Fin.



Illustration by ガス子師匠
Words by 深海



深海親分の妄想は果てしないのだぁ〜〜〜〜^^

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はは、もうアプされてる・・・・(はええ!)
しかも、新たなリゼンブールエドウィン付きだぁ!
あ、師匠、3行目の「今日はセントラルで重要な・・・・」は、「明日はセントラルで・・・・」に直しておいてください(汗)お持ち帰えりありがとうございます!トラバしていきますね〜♪

2008/10/14(火) 午後 7:24 深海

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なおしておいたよぉ〜〜^^
トラバありがとね^^

2008/10/14(火) 午後 10:53 gasu

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