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カメラ修理屋の気まぐれ雑記帳
クラシックカメラ・鉄道・たまにバイクや登山&etc

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月夜野近くの温泉「真沢の森」に泊まった翌日は、
帰り掛けに「たくみの里」へ行ってみることにしました。

行く途中、車で山の中を走っていると、
何だか木に白い物が付いているのを見付けました。

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車を止めてよく見てみると、
なんと、モリアオガエルの卵でした。
自然番組でしか見たことがありません。

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地図を見てみると、
近くの沼に「モリアオガエル生息地」と書かれています。
地図に載るくらいなので、有名なのでしょうね。
そこで、その沼まで行ってみることにしました。
林道の終点に車を止めて、徒歩15分くらいでした。
しかし沼には殆ど水が無く、卵も数個だけでした。

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わざわざ行ってみたのにガッカリでしたが、
久しぶりに森の中を散策できて気持ち良かった。

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小鳥がたくさん鳴いていました。




「たくみの里」に着きましたが、雨が降りそうです。

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近くでサクランボ狩りが出来るというので、行ってみました。
入場料は、30分で1500円です。
15個くらい入ったサクランボが1200円で売っていたので、
20個以上食べないと元が取れそうにありません。
そんなに食べられるかなぁ・・・
と思ってビニールハウスの中に入ったのですが・・・

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あちらこちらに美味しそうなサクランボがたくさん!
しかも種類の違う木があるので、味比べが出来ます。
農家さんが、美味しいサクランボの見分け方を教えてくれました。

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20個以上はすぐに食べてしまいました。
本当に甘くて美味しかった。
30分というのもハウスの人が時間を計っているわけでは無く、
「もういいや、と思ったら終わりです」と言っていました。


サクランボでかなりお腹がいっぱいになったのですが、
お昼になったので、たくみの里の中のcafeで食事をしました。
店を出ると雨が結構降ってきましたが、
次の目的地は、
帰り掛けの渋川にある「小野池あじさい公園」です。
ちょうど紫陽花が満開で綺麗でした。
紫陽花は、雨が似合いますね。

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雨も本降りになってきたので、
渋川からは関越道に乗って一路我が家に向かい帰宅しました。


今回の旅行は、
撮り鉄あり、温泉あり、ホタルあり、モリアオガエルの卵あり、
サクランボあり、紫陽花ありと、
いろいろ楽しめて良い気分転換になりました。
さて、遊びに行った分、仕事が溜まっています。
また温泉に行けることを楽しみにして、
せっせと仕事に励むことにしましょう。


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昨日は、妻と月夜野の近くにある温泉に宿泊しました。
そのついで(?)に、またハンドル訓練の撮影もしてきました。



試9759レ

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試9760レ

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我が家は、夫婦共々温泉旅行が好きなのですが、
このところお互い仕事が忙しく、なかなか行けませんでした。
しかし金曜日に妻が有給休暇が取れたと言うので、
群馬の月夜野にある「真沢の森」という温泉に行くことにしました。
宿の近くに、ホタルを見る名所もあるからです。

22日の上越線沿線と言えば、またハンドル訓練がある日です。
しかし、今まで何度も妻を撮り鉄に付きあわせてしまっているので、
今回は、宿に向かう途中で復路だけ撮る予定にしました。
我が家をゆっくり朝9時半に出発。
12時過ぎに関越道の赤城SAに着きました。

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ここで昼食を食べる予定だったのですが、
空を見上げ、「いい天気だなぁ〜」と言うと、
どうも私の気持ちを妻に見透かされてしまったようで、
「ねえ、本当に往路は撮らなくていいの?」
「いいよ、撮りに行っても。付き合うよ」と言います。
そこまで言うなら甘えさせて戴きます。
いい妻だ。(^^)


今から往路を撮りに行くとなると、余り時間がありません。
また、せっかく良い天気なので、景色の良い場所で撮りたいものです。
そこで、棚下の鉄橋を撮る場所へ行ってみることにしました。
初めて行く撮影地だったのですが、現地に着いて驚きました。
撮影場所らしき国道脇の路肩はとても狭く、しかもカーブで、
頻繁に通る大型トラックが背中をかすめて行きます。
轢かれそう・・・
でも、すぐに列車が来てしまうので今さら動けません。
危なくて、撮影地とは言えないような場所でした。

Googlのストリートビューより

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復路の撮影は、また後閑の手前にある田園地帯に行きました。
ここは田園風景が広がり好きな場所です。
田植えが終わった田んぼには、オタマジャクシがいました。

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列車が来るまで、田んぼ脇の道に駐車した車内で昼食です。
赤城SAで買った「エダマメンチ」と「塩メロンパン」を食べる。
奥さん、すいませんね、こんな昼食で。
でも、両方ともなかなか美味しかった!

撮影後は棚下まで戻り、「棚下不動の滝」を見に行きました。
じつはここ、撮り鉄の撮影地にもなっていて、
滝に行く途中の道から棚下鉄橋が良く見えるのです。
ちょうど往路を撮影した反対側ですね。
妻も、この展望の良さには喜んでいました。

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しかし滝の入口に着くと、
なんと東日本大震災の時に滝まで行く道が崩壊していまい、
立ち入り禁止になってしまっていました。
これにはガッカリ・・・
また同じ道を後閑まで戻り、宿に行きました。

宿の部屋に入ると、窓から暮れて行く山や田んぼが見えます。

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露天風呂の温泉に浸かり夕食を食べた後は、
待望のホタル見学に出かけました。
明日は月夜野のホタル祭りがあるというので、
きっと今夜もたくさん出るだろうと期待して行ったのですが・・・
どうも気温が低かったらしく、少ししか出ませんでした。
がっかり。
懲りずに動画を撮ってみましたが、やはり上手く撮れません。
少し写りましたが、スマホでは小さくて分からないかもです。
PCで見ている方はyoutubeの画面に飛んで、
「全画面」にしてご覧下さい。



がっかりしつつ宿に帰り、
こちらは満足の露天風呂に入りなおしてから寝ました。
今日は帰ってきたばかりで疲れているので、
翌日の話はまた明日。

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M型ライカのマウント





たまに、
M型ライカにレンズを付けようなとした時に、
装着が硬いので直せないか、という依頼が来ます。

M型のマウントには裏にバネリングがあり、
レンズを取り付けると、裏側から押し付けます。

マウントの裏側にあるバネ

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レンズのこの間にマウントとバネが入ります。

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レンズを装着して裏側から見ると・・・

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意外にも、ライカのマウントには個体差があります。
もちろんフランジバックは合わせてありますが、
僅かに厚みが厚いマウントがあります。
レンズのマウント部の幅にも個体差があるので、
組み合わせによっては、
レンズをひねった時の装着が硬くなるのです。
そこでレンズの装着が堅めのボディーは、
分解して裏側のバネを少しだけ曲げて弱くします。

左がマウント、右がバネリングです。

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困るのは、カメラの方もレンズの方も、
マウントの直径が僅かに大きなものがあります。
ですから、
直径が大きめのレンズと直径が小さめのボディーが遭遇すると、
なかなかレンズがマウントに入らず、
入ったら今度は抜け辛い、ということになります。
これはもう、どうしようも無いですね。
一度だけ、どうしてもこの組み合わせで使いたいと言われ、
カメラのマウントの内側を少し削ったことがありますが、
メッキが剥がれてしまうので、あまりやりたくありません。


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働き方改革したい




渋谷のカメラフェアが終わってホッとしたのも束の間、
フェアの間に溜まった仕事を片付けているうちに、
またどんどん新たな修理が来てしまっています。
朝から晩まで誰とも話さず一人で黙々と仕事をしているので、
仕事に追われていると、
何だか気持ちが萎えてきたりしています。
このところ天気も悪いしね。


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この仕事、
カメラへの愛情が大切だと思っています。
仕事と割り切ってやればもう少し早く出来ますが、
それでは自分が納得できる仕事にならないんですよね。
「仕事なんて、納得して出来るものばかりじゃないよ」
と、お思いになる方も多いでしょうが、
この業界で私が頼られている理由のひとつは、
仕事に対するこの気持ちではないかと思っています。
酷い修理をする人は、きっとカメラへの愛情が少ないのだと・・・


仕事に追われてカメラが嫌いにならないよう、
マイペースで頑張ることにしたいと思います。


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タナック V3




第二次世界大戦後、
世界中で多くのバルナックライカ型のカメラが作られました。
特に、日本では多くのバルナック型のカメラが作られ、
「ライカに追い付き追い越せ」と頑張っていました。
ところが1954年にライカM3が発売になると、
せっかく追いつこうとしたバルナック型のライカが、
過去の古いタイプのカメラとなってしまいました。

そこで各社は、
とりあえず今のカメラを少しでもM3ぽくしようとしました。
ニコンS2が発売前に急遽、
巻き上げレバーと等倍ファインダーに改良したという話は有名です。
このタナックV3も、そのようなカメラのひとつです。


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(レンズはタナーが本当ですが、私のニッコールを付けています)



タナックは、田中光学が発売したカメラで、
最初はバルナックライカと同じデザインで発売されました。
ただ裏蓋が横に開き、ライカよりフィルムを入れるのが簡単でした。
1957年には、ニコンS2のようなタナックSDを発売しますが、
売れなかったのか、翌年にはこのV3を発売します。
しかし、やはり急いでモデルチェンジを繰り返していたので、
いたるところに設計の甘さが出てきてしまいました。

一番困るのは、巻き戻しクランクです。
クランクが180度開いてしまい、しかも下にしなるので、
巻き戻しの時に上カバーを擦って傷が付いてしまいます。
(後に改良されたようです)


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シャッターダイヤルの指標の位置も、少し変です。
ダイヤルの真横に指標が無いので、数字が少し下を向いてしまいます。

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また、このカメラは独自のバヨネットマウントになっています。
ライカMそっくりなマウントなのですが、
結局バヨネットマウントのレンズは発売されませんでした。
そのため、メーカーはマウントアダプターを付けています。
これがないとレンズが付けられないので、
中古でボディーだけ購入しようとする際には注意しましょう。

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今回の個体は、取り合えず動いてはいるのですが、
オーバーホールという事でお受けしました。
まず何よりシャッター幕が変です。
以前交換したようですが、これではまずいでしょう。

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これではいつ金具から幕が外れてしまうか分からないので、
交換し直します。

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分解しても、不思議なところがいろいろありました。
距離計の光路が、わざわざプリズムを入れてクランクしています。
ファインダーのプリズムが大き過ぎて、
反射面が手前に来てしまうからなのですが、
もしかしたら、
この後に発売されるVP型にはブライトフレームが入るので、
その用意のため場所を空けてあるのかもしれません。

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巻き上げレバーの下には大きな歯車があるのですが、
このギアは全く使われていません。
その代わり、
裏側に違うギアが付けられてスプロケットと連動しています。
何か上側では不都合があり、途中で設計変更したようです。

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作りとしては、国産機としてはまずまずなのですが、
やはり部品の材質に疑問な場所があります。
シャッターブレーキやシャッタードラム止めの板が、
バネ鋼でなく真鍮で出来ているので、
すぐフニャフニャになってしまい、使い物になりません。

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オーバーホールが終わり、
最後に距離計の上下調整をしようと思い、
距離計側の対物レンズを回してみたのですが、
ズレが大き過ぎて修正できません。
そこで反射プリズムの取り付け位置を動かそうとしたのですが、
プリズムを止めてあるネジの頭が既に酷いことに。
ああもう!

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いろいろ面倒なことがありましたが、
シャッター幕も綺麗になり、オーバーホールが終わりました。

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この時代のレンジファンダーカメラは、
いかにM3に近づけようかと頑張った感じがしますが、
やはり無理が祟ったカメラが多かったようです。
タナックも、
この翌年にはブライトフレームを入れたMFを試作しますが、
こう毎年モデルチェンジをしていたら投資が大変です。
結局MFとほぼ同じVPを発売する前に倒産してしまいました。
完成度の低いカメラを修理するのは大変ですが、
一生懸命ライカに近付こうとした軌跡を見るのは、
修理していても大変面白いものです。


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