575日記

あけましておめでとうございます。

20代の俳句

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以前、俳句の雑誌に掲載された句を中心に挙げています。
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「俳壇抄」

  昨日、片付けをしていると、ある冊子が出てきました。

  「俳壇抄」という現代俳句協会・日本伝統俳句協会・俳人協会後援の全国俳誌のダイジェスト版の冊 
 子です。

 平成11年の俳壇抄、「獐」のページの最初に私の句を載せていただきました。

  『獐』の高島茂先生は、生前本当に可愛がっていただきました。「早く俳壇に出た方がいいとおっし

 ゃっていた。」と後で聞かされました。
    
     
     蜻蛉生れ長き尾固く張るを待つ (とんぼあれながきおかたくはるをまつ)

 
  突然送られてきた厚い冊子にまさか自分の名前があるとは・。とてもびっくりした思い出です。

冷蔵庫の氷

 
  これはつい先日の話です。

 私の家の冷蔵庫は水さえ備えておけば、氷を作り、バラバラと降らせて、1個1個に分けておいてくれ

 ます。(自慢じゃないですよ・。)

 私のような無精にはありがたいタイプのものなのですが・・。

  この前、雷が丁度家の真上辺りで鳴っているころのことです。

 少し前に水を仕掛けておいたはずなのに、氷が降って来ないことに気が付きました。

 いつもならできるとバラバラと音がするのです。

  「あれれ、もしやこの雷との関係が・・?」

 そんなはずはありません。

 冷蔵庫を覗いても何のことか、さっぱり・・。

  しかし次の日の朝にはちゃんと氷はできていました。不思議不思議。


      掌に淡く秋の氷の湿らざる (てにあわくあきのこおりのしめらざる)

 
  20代前半の句です。自分の句を最近忘れてしまっているのですが、

 この句は漫画家を目指している友達が気に入ってくれていたので、ふと思い出しました。

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10代の句?

 鎌倉に浄光明寺というお寺があります。紫陽花や萩の寺として耳にすることもあります。足利尊氏が、後醍醐天皇に反抗の意志無しということを示すために、このお寺に籠もったといういわれのあるお寺です。十六夜物語で有名な阿仏尼の実子、冷泉為相の墓もあるそうです。おそらく10代のころ、馬酔木の渡辺立男先生ご夫妻と私の父親とでここを訪れたことがあります。
 
 立男先生は私が最初についた先生で、馬酔木に所属していた当時、本当によくして頂きました。秋桜子の最後の弟子といわれるような方で、気骨ある立派な人物という感じのする方です。
 
 浄光明寺には、父が以前彫刻を教えて頂いていた、日本のゴーギャンこと土方久功先生のご親戚が嫁がれていました。父はその方とも若い時分に知り合い、ひさしぶりに訪ねてみようということになったのです。

 本尊は阿弥陀三尊像。樹齢750年といわれる槙の樹と夏椿ともよばれる沙羅の花が印象的でした。

    沙羅の花やさし 阿弥陀のみほとりに
 
 この句、当然ながら馬酔木に投句し、掲載されたのですが、かなりたった後で一通のお手紙を頂きました。小林客水という「谺」という雑誌(山本一歩先生の雑誌ではありません)の主宰者の方で、この句に感銘したというのです。ただ、まだ俳句を立男先生にたたき込まれ、模索していた当初、新たに投句をはじめることはできず、失礼してしまいました。素直な句には力が籠もることもあるのかもしれませんね。
 

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水木の花の句

 以前に作った水木の句を思い出しました。考えてみたら、それ以来全くと言っていいほど「水木の花」で作っていないことに気付きました。「今日の俳句」の方にひさしぶりの句が載せてありますが・。
   
   木の上に野のあるごとく水木咲く  「獐」掲載

 一句作った後というのは、その季語から、その後離れてしまいがちなところありませんか?一つ、ぼくの反省すべき点です。

20代の俳句

 水原春夫主宰の「馬酔木」と今は亡き高島茂主宰の「獐(のろ)」に以前投句しておりました。
そのころの句を二、三あげてみようと思います。
    
    荒星の粛然たるを響かせし(あらぼしのしゅくぜんたるをひびかせし)「獐」掲載

 荒星は冴えて、荒々しく瞬く星のこと。ぼく自身は冬の季語のつもりでつくりました。高島先生は、雑誌の中で無季の句として褒めてくださいました。

    鼬駈け一切のもの揺るがざる(いたちかけいっさいのものゆるがざる)「獐」掲載
 
 この時初めて鼬を見、それ以来見たことがありません。神奈川(といっても川崎市)の地元で見ました。まだ自然が残っていたんですね。

    碧落に眩む樹氷を仰ぎつつ(へきらくにくらむじゅひょうをあおぎつつ)「獐」掲載

 学生時代にスキーをするため、蔵王に行った際の句。碧落は空の青さ。山の木々はみな樹氷となっていました。

    月丸し上がる花火のゆがむほど  「馬酔木」掲載

 これも視線を見上げたような句です。滑稽味のある句も好きです。

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