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唐津の陶片に凝ってた20年ぐらい前
最初に陶片を持って帰った時の嫁サンの態度が忘れられません。
「どんな物でも、形のある物を買うなら分かるよ。
カケラを買うゥ?
金額の問題やないわ。
破片よ、破片!!
理解出来へんわぁ・・・・・・・・・・・」
イヤ、まあ、そうなんですけどね。
骨董ファンの中でも、賛否の分かれるジャンルでもありますしねえ。。。
でもなあ、、、、
オモロいと思うもんは、しゃあないがな。。。
何ちゅうても、陶片ちゅうヤツ、 何遍も言うようですが!!
1枚として、同じ物が無い!!
すべてが違う!!
そこがヨロシいやんかいさあ。。。。
って、まあ、 “陶片” ちゅう括りなら、すべて一緒なんですけどね。
それは問わない。
“都合の悪い事は問わない主義”
造形もそうですが、ラフな絵付けも千差万別
で
集めに集めた 百数十枚
今や、当時の陶片は1枚もおませんわ。
ここ数年に買った陶片はあるんですけどね。
どうしたんか、ちゅいますと、、、、、
足が早いんですよ、、、、陶片 ちゅうヤツ
「夜中に逃げ出しますか?」
そんなベタな事は言わない。
「あんなもん、腐りますか?」
元の言葉に注釈の要るようなボケはしない〜〜〜〜〜〜!!
(注釈 : 足が早い = 腐りやすい)
売れ易いんですよねえ。。。。
イエね
当時、奈良で店を開いてた女性骨董商に、よう出入りしてたんですよ。
仮に、この女性を “奈良姫” ちゅう事にしましょうか。
この “奈良姫”
東京の骨董屋さんとのパイプが太かったんです。
でね
当時、 唐津の陶片 は、大阪よりも、東京の方が人気があったんですよ。
大阪の1.5倍から2倍でしたかなあ。。。。。
あたし自身、東京では、1枚も、絵唐津の陶片を買うた記憶がありません。
それぐらい、割高なイメージですわ。
お金に困りますでしょ。
まあ、いつもいつもいっつもい〜〜〜っつも困ってるんですけどね。
困りっぱなし!!
その “困り具合” がピークに達しますと、 奈良姫 に、陶片を5枚、10枚って渡すんですよ。
んじゃあ、2万円、3万円になって戻って来る、と。
不思議なもんで、ほとんど、損をせんのですよねえ。。。。
“売りが強い” ちゅうのは、この事なんですかねえ。。。。
当然、奈良姫は、自分の 分 ( 『ぶ』・・・・利益の事ね。 分引き・分損 なんかの “分” ですわ。)
も取ってますんで、あたしの買値よりも、奈良姫の売値の方が、遥かに高かったハズですわ。
東京では、そんな仕入れ値でも、陶片が売れた訳ですよ。
今も昔も、東京強し!!
んな訳で
20年ぐらい前に集めた陶片は、ほとんど無い、と。
すべて、次のジャンルの原資と化しました。
まあ、ここ近年も、 格安やったり、 大振りやったり、 お付き合いやったり、 の絵唐津の陶片を何枚かは買いましたが、そう積極的に買うた訳ではありません。
『行き掛けの駄賃』
ちゅう感じかな。
次の原資に回した事が最大の原因ではあるんですが、
もう一つ “陶片蒐集” を止めた、大きな理由があるんですよ。
ある時、テレビで唐津の特集をやってたんです。
そん時
確か、 中里 (太郎衛門) の工房でしたかなあ・・・・・・・作陶の資料としての陶片が、何千枚・・・・イヤ〜〜〜〜、、、何万枚のレベルやったかも知れません。
その、計り知れん膨大な数の陶片を見まして
「こら、アカンわ。」
って一気に陶片熱が下がったんですよ。
あの膨大な数
別にどなたと勝負するつもりで骨董品を買う訳ではありませんが、いやはや、全く話にならんぐらいの大量の陶片ですもんなあ、、、、、、、、、、、
あの “莫大な物量” の前で、一気に集める気が失せたんですわ。
そんな “かつての陶片マニア” の志維求堂が、 “新たな陶片” に注目してるんですよ。
薄々お分かりやと思うんですが
常滑の陶片
なんですよねえ。。。。
コイツは唐津の陶片とは違い、 “塊ってナンボ” ちゅうタイプですわ。
山茶碗が何枚も引っ付いてたり、
壺がヘチャゲて固まってたり、
訳の分からん塊が妙に絡まってたり、
そんな “団体さんで一纏まり” みたいな造形なんですよね。
これが、また、オモロい!!
骨董業界最大の ユーティリティワード の “オブジェ” ですわ。
当然
その塊具合によって、様々な表情を見せるんでしょうねえ。。。
んで、また
今の所、唐津の陶片よりもお安いんですよねえ。。。
かと言うて
既に、一部の人には支持されてるかして、持つ骨董屋によって値段の幅も大きいんですよ。
そんな売価にフレのある物こそ、貧コレの出番ですわ。
意外に、 『絶対量が少ない』 のが難点ではありますが、丹念に探したら、作意を越えたオモロい造形に出合えるんやないですかねえ。。。
一つ、また、露店回りの楽しみが増えましたかねえ。。。。
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こんばんは。
確かに、この固まりは、オブジェですね。。
2013/7/17(水) 午後 8:47
なんで、こんな事になっちまったのか??!!
ちゅう感じですね。
2013/7/17(水) 午後 9:01
あ〜〜〜っ!
分かります分かります♪(ちゃんと数回深く頷いてます)
まいふぇばれいと陶片&残欠…宜しければトラバご許可くだされ!
2013/7/17(水) 午後 11:35
わー。やっぱりこの大きな塊いいですね。3キロくらいありそう・・裏の一部の釉薬の色が変った色ですね。青(瑠璃釉)?・・
2013/7/18(木) 午前 1:30 [ tsu*ura*raf*k ]
志維さん
東京の方が「1.5から2倍」とは、かなり割高ですね。
ビックリです。
この「オブジェ」としての陶片はとても面白い。
飾り方によっても違う表情をみせるでしょうね。
さすが志維さん、目のつけどころがいいですね〜。
2013/7/18(木) 午前 3:39
元単さん
おはようございます。
元単さんのも、見事な引っ付き具合ですねえ。。。。
引っ付き具合によって、様々な表情が出てきますね。
これからが楽しみな分野ですね。
2013/7/18(木) 午前 5:37
2村君
おはようございます。
重さは量ってないんで分からないんですが、確かに重たい物ですわ。
裏側の青っポイ窯変は、常滑の古い物に、たまに見かけるみたいですね。
ボックス益さんとこに、エエ窯変の窯道具があるんですよ。
お高いんですけどねえ。。。
あんなんも欲しいとこですね。
2013/7/18(木) 午前 5:39
OJ倶楽部さん
おはようございます。
高かったですねえ。。。
我々が3〜4000円で買ってた物が、5〜6000円でした。
あれじゃあ、買えませんわ。
1度、私が売った唐津の陶片が、倍の値段で出てた事もありました。
2013/7/18(木) 午前 5:41
日々、ケッタイな物はないか、安くてオモロい物はないか、そんな事の連続ですんでねえ。。。
あんまり人様が目を付けない物を探したいもんですわ。
その方がお安く買えますんでね。
2013/7/18(木) 午前 5:43
お久しぶりです。
色々引っ付いた陶片って面白そうですね。
天の声の破片扱いも笑ってしまいました。
それにしても陶片売って利益をだすとは、さすがですね。
2013/7/23(火) 午後 9:51 [ おいちょ株 ]
89さん
御無沙汰しております。
まあ、唐津と初期伊万里の陶片は人気がありますんでねえ。。。
かつて、20万円の陶片、ちゅうのも観た事がありますわ。
あそこまで行くとなあ・・・・・・・・・
って言うてる人間が7〜8万円で陶片を買ったんですからねえ。。。
妙な世界ですわ。
イヤ、ホンマ。
2013/7/24(水) 午前 5:55